アメリカでも食べ台湾!

アメリカのサンディエゴ駐在に伴い、「食べ台湾」から「アメリカで食べ台湾」にブログ名を変更しました。サンディエゴの日常やアメリカの美味しいグルメをご紹介いたします。


タグ:芙蓉麺

(2016年7月24日から8月31日まで休業中です)個人的に台湾最強、ラーメン二郎を彷彿とさせる麺と言えば、老牌牛肉拉麺大王の炸醤麺ですが、今回ご紹介するのは、刻みニンニクを入れるとめちゃくちゃ美味しくなり、また食べたくなる、そんな麺をご紹介したいと思います。場所 ... 続きを読む
(2016年7月24日から8月31日まで休業中です)

個人的に台湾最強、ラーメン二郎を彷彿とさせる麺と言えば、老牌牛肉拉麺大王の炸醤麺ですが、今回ご紹介するのは、刻みニンニクを入れるとめちゃくちゃ美味しくなり、また食べたくなる、そんな麺をご紹介したいと思います。

場所はMRT西門町駅から徒歩5分ほど、衡陽路沿いのかなり狭い路地裏を抜けた所にあり、老牌牛肉拉麺大王と同じくらい分かりにくい場所です。
行き方は記事の最後に書きます。

龍記搶鍋麺(ロンジーチャングオミェン)
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店内は清潔感があります。

メニューはこちら二種類のみ。
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肉絲麺(ロースーミェン)は肉の細切りが入ったもの、芙蓉麺(フーロンミェン)は肉そぼろが入った麺です。
大小のサイズも選ぶことが出来、店員さんに口頭で注文しましょう。

小菜もお店の奥に幾つかあるので、こちらはセルフサービス。
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取り敢えず店員さんオススメの豚足を持ってきました。
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ガッツリと八角が効いている豚足です。
個人的にはかなり美味しかったです。

待つこと数分、やって来ました。

芙蓉麺(フーロンミェン)(小サイズ)90元
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肉そぼろが乗っており、あんかけラーメンのようになっています。
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具は、キャベツやトマトなどの野菜が中心。
かなりヘルシーであっさり感があるようなイメージですが、スープには野菜の旨みがいっぱい溶け出しており、一口スープを飲むと「美味しい!」と思うこと間違いなしです。
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麺はかん水なしの台湾によくある麺ですが、コシが強くとても美味しい。
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あっさり系と思いきや、肉そぼろを混ぜ込むと肉の旨みも広がり、塩気もバッチリで、かなり美味しいです。

さて卓上調味料を見てみましょう。
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右からニンニク、辣油、酢とあります。
しかもニンニクは刻みニンニク!!
「ニンニクいれますか?」なんて自問自答しそうです。

ということで、ニンニクをスプーン一杯を投入。
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ここで一気に麺全体の雰囲気が変わりました。
肉と野菜の旨みが溶け出したスープは、ニンニクのちからを借りて数段レベルアップ。
優しいイメージのスープが、荒々しさを出し、めちゃくちゃ美味しくなりました。
個人的にはもう三杯くらいニンニクを入れたかったのですが、この後予定があるので次の調味料へ。

辣油です。
取り敢えず辣油もスプーン一杯
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今度は辛さという武器を纏い、攻撃的な麺になってきました。
でも野菜の甘味が辣油のせいで、打ち消されてしまうような感じもあります。

では最後の調味料、酢を入れましょう。
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どのくらい入れるかわからないので、取り敢えず2プッシュくらい入れてみました。
するとまた一気に全体の雰囲気が変わりました。
お酢の酸っぱさであっさり感が増しすものの、辣油とニンニクが後追いで来て、複雑な味となります。
しかしお酢は後戻りが出来ない調味料なので、レンゲなどで味を確かめながら入れると良いかもですね。

肉絲麺(ロースーミェン)(小サイズ)90元
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こちらは肉そぼろではなく、細切り肉が入っています。
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肉の味付けはほぼ芙蓉麺(フーロンミェン)の肉そぼろと一緒ですが、そぼろとは違いスープにしみ出さないとので、個人的には芙蓉麺(フーロンミェン)の方がオススメです。

ということで、ニンニクを入れることで格段に美味しくなる麺のご紹介でした。
野菜と肉の旨みが溶け出したスープに、ニンニクの相性は抜群!
ニンニク、スプーン何杯が最高の比率なのか、研究してみたいと思います。
老牌牛肉拉麺大王の炸醤麺が麺キングであれば、龍記搶鍋麺の芙蓉麺は麺クイーンとも言えるくらい大好きです。

あ、ちなみに食べ台湾読者ならよくご存知かと思いますが、割り箸の袋はこのようにはさみましょう。
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では、龍記搶鍋麺の行き方です。

MRT西門町駅から行く場合は、4番出口を出てまっすぐ衡陽路を東方向に歩きます。

牛肉麺ストリートの桃源街を越えると、右側にこのような場所があります。
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龍記搶鍋麺の看板がありますが、かなり見落としやすいのでご注意。

路地は、ひと1人が通れるくらいの狭さです。
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路地の壁に看板があります。

ちなみにこの路地は84巷という番号です。
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路地の隣は衡陽路86號という番号なので、この数字を頼りに歩くと良いかもしれません。

路地を抜けると、左側に調理場、右側にお店という感じです。
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どうしても路地が見つけられない場合は、博愛路沿いを歩くと、博愛路160巷という路地があるので、そこから入っていくことも可能です。
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狭い路地から行く雰囲気がなかなか楽しいので、ぜひ路地から行くことをおすすめします。


龍記搶鍋麺

台北市衡陽路84巷5號
営業時間:10:30〜14:00 / 16:30〜20:00
定休日:日曜日
最寄り駅:西門駅
https://www.facebook.com/LongJiQiangGuoMian/