アメリカでも食べ台湾!

アメリカのサンディエゴ駐在に伴い、「食べ台湾」から「アメリカで食べ台湾」にブログ名を変更しました。サンディエゴの日常やアメリカの美味しいグルメをご紹介いたします。


タグ:臭豆腐

最近は臭豆腐鍋が食べられるお店も日本に進出したということで、少しずつテレビでも露出がでてきている臭豆腐ですが、無性に臭豆腐が食べたくなる夜があります。泡菜たっぷり乗せた臭豆腐を口に入れ、台湾ビールで流し込む。最高ですね。今回は信義地区、101にもほど近い場所 ... 続きを読む
最近は臭豆腐鍋が食べられるお店も日本に進出したということで、少しずつテレビでも露出がでてきている臭豆腐ですが、無性に臭豆腐が食べたくなる夜があります。

泡菜たっぷり乗せた臭豆腐を口に入れ、台湾ビールで流し込む。
最高ですね。

今回は信義地区、101にもほど近い場所にある通化夜市(臨江街にある夜市なので、臨江街夜市とも呼ばれています)にある人気の臭豆腐屋台をご紹介致します。

位置的には夜市の中心である臨江街という道沿い、中心の交差点付近にあります。

一口金酥臭豆腐(イーコウジンスーチョウドウフ)
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黄色の看板が目印です。
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臭豆腐といえば、世界の奇妙な食べ物として取り上げられるほどの異臭を放つ食べ物ですが、私は大好きです。以前から、「臭豆腐の最高峰である生臭豆腐がある」と臭豆腐好きの同僚の台湾人から聞いていたものの、なかなかお店に足が向くことはありませんでした。しかし最近「 ... 続きを読む
臭豆腐といえば、世界の奇妙な食べ物として取り上げられるほどの異臭を放つ食べ物ですが、私は大好きです。

以前から、「臭豆腐の最高峰である生臭豆腐がある」と臭豆腐好きの同僚の台湾人から聞いていたものの、なかなかお店に足が向くことはありませんでした。

しかし最近「うぉぉぉ臭豆腐が無性に食べたい!!!」と禁断症状が出るくらい好きになったので行ってみました。

場所は松隆路と永吉路の交差点、南東側付近にあります。
MRTだと市政府駅から徒歩12分程歩きます。

戴記獨臭之家(ダイジードウチョウズージャー)
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黄色に赤字の看板と赤いネオンが目印です。
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外まで独特の香りがプンプンします。
早速中に入ってみましょう。

かなりアットホームなお店です。
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お店もこじんまりしており、10人も座ったらいっぱいになる程度。

店の奥にカウンターがあるので、そこで口頭注文です。
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色々ありますが、写真で表示してあるこの3種の臭豆腐がオススメのようです。

取り敢えずこの3種、行ってみました。

涼拌臭豆腐(リャンバンチョウドウフ)35元
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いきなりやって来ました。生臭豆腐。
作り方は日本のくさやのように、独特の発酵汁に漬け込むそうですが、こいつは強烈そうです。
しかもなんでしょう、このおどろおどろしい色は!!
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意を決してて一口・・・・・!!!
なんですかこれ、美味しいじゃないですか。しかも全然臭くない!
微かに臭豆腐独特のあの匂いはしますが、上にかかっているネギやら甘い醤油も相まって絶妙な美味しさが出てます。
例えると・・・チーズのような、豆腐のような。発酵した独特の口触りで、美味しいです。
取り敢えず、これを食べながらビールなんて最高ですね。
かなり癖になる味です。

招牌炸臭豆腐(ザオパイザーチョウドウフ)65元
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看板メニューの揚げ臭豆腐のようです。
正方形の豆腐を半分に割って揚げているようですね。箸で持つとカリッカリなのがわかります。
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取り敢えずガブッといくと、ジューシー感よりもカリカリ感が全面に出てきました。
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しかもとっても香ばしい!
先程の生臭豆腐のように、ただ臭いというわけではなく、奥深い発酵の味わいが口の広がります。
これもまた美味しい!
一緒に出てくる泡菜と食べれば、これまた至福の時間が訪れます。

そして最後はこちら。

清蒸臭豆腐(チンゼンチョウドウフ)60元
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小サイズを頼みました。土鍋に入ってグツグツと煮えてます。

中からゴロっと臭豆腐が出てきました。今までで一番臭豆腐らしい匂いが漂ってきます。
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箸で食べやすい大きさに切り分け、口の中に入れると、これまた美味しい!!!
醤油ベースのスープで煮込まれた臭豆腐、ネギやえのきも一緒に入っており、味付けがなんとなく日本風の懐かしい味でした。
もちろん臭豆腐独特の臭みがありますが、全然ありの味です。


ということで、色々な種類の臭豆腐が楽しめるお店のご紹介でした。
臭豆腐は食べ台湾でも何度かご紹介してますが、9割の人が多分食べず嫌いかと思います。
今までで何度も友人を台湾で案内しましたが、全員が「あ、意外と美味しいね。結構好きかも」という感じで、完全拒否の人はいませんでした。
何度も言いますが、食べす嫌いは人生損してると思うので、ぜひ興味を持たれたら臭豆腐、最初は揚げたやつを試してみてくださいね。
あ、ちなみにこの生臭豆腐をいきなり食べる、というのもありかもしれませんが、お店はあの独特な匂いで充満してるので、慣れてないと若干厳しいかもしれません。


戴記獨臭之家

台北市永吉路120巷3弄2號
営業時間:12:00〜22:00
定休日:火曜日
最寄り駅:市政府駅

臭豆腐3連続記事、今回で一旦終了です。以前ご紹介した阿泉麺線が初心者向きということであれば、今回の臭豆腐はある程度慣れている人の方が良いかもしれません。場所は雙連駅横の雙連朝市を北上し、錦西街を西へ行った承徳路の手前の場所にあります。宋上好脆皮臭豆腐(ソン ... 続きを読む
臭豆腐3連続記事、今回で一旦終了です。

以前ご紹介した阿泉麺線が初心者向きということであれば、今回の臭豆腐はある程度慣れている人の方が良いかもしれません。

場所は雙連駅横の雙連朝市を北上し、錦西街を西へ行った承徳路の手前の場所にあります。

宋上好脆皮臭豆腐(ソンシャンハオツイピーチョウドウフ)
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黄色い水煎包の看板の方が目立ちますね。
この距離でもあの匂いが漂ってきます。
近づいてみましょう。

お店の前にはテイクアウトの人が何人かいました。
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取り敢えずお店の前のテーブルを確保し、注文をしに行きましょう。
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メニューは大か小かの2種類。
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大の方がお得っぽいので大を選んでみました。

脆皮臭豆腐(ツイピーチョウドウフ)(大)90元
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ちなみに脆皮とはクリスピーの意味で、以前ご紹介したクリスピードーナツも脆皮でした。
ということで、今回はクリスピー臭豆腐ということになります。

こちらの臭豆腐は特に小さく切り分けておらず、四角のまま出てきます。
そして、真ん中に穴を空け、タレが中に入っています。
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噛むと肉汁ならぬ臭豆腐汁がジュッ!!っと溢れだしてきます。
しかもクリスピーなだけに、周りがパリッパリに揚げられており、揚げたてなので中から溢れる汁も熱い!
味はというと、タレがかなり独特で、ニンニクは勿論ウスターソース?のような風味があります。
臭豆腐の匂いも結構ありますが、泡菜とタレが程よく絡み合って素敵な味になりました。

さて、辣椒醤を入れようかなと思ったらこちらがありました。
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かかっているタレと見た目は変わりませんが、辛味が効いたタレです。
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これが結構あと引く辛さで、食べれば食べるほど口の中が辛くなっていきます。
よく見るとニンニクも結構大量に入っており、口の中が辛味と臭味とニンニクでいっぱいです。
熱い辛い美味しいの三拍子で、ヒィヒィフゥフゥ言いながらの完食です。


ということで、今回はパリッパリのクリスピー臭豆腐のご紹介でした。
パリパリの食感と噛むと溢れだす臭豆腐汁が特徴的でした。
個人的にはパリパリに揚げられているよりも、カリカリっと揚がった臭豆腐の方がボリューム感もあって好みです。
こちらの臭豆腐は臭味も結構強いので、お好きな方は是非!


宋上好脆皮臭豆腐

台北市大同區錦西街86號
営業時間:月~土 16:00~翌1:00 / 日 16:00~00:00
最寄り駅:雙連駅

(閉店致しました)前回ご紹介した阿泉麺線の臭豆腐に続いて、今回も臭豆腐のご紹介です。しかも阿泉麺線の隣のお店です。場所は同じく場所は台北駅の南側にある、三越の裏辺り、許昌街沿いにあります。站前美食棧(ジャンチェンメイシュージャン)塾が周りに多いので、いつ ... 続きを読む
(閉店致しました)

前回ご紹介した阿泉麺線の臭豆腐に続いて、今回も臭豆腐のご紹介です。

しかも阿泉麺線の隣のお店です。

場所は同じく場所は台北駅の南側にある、三越の裏辺り、許昌街沿いにあります。

站前美食棧(ジャンチェンメイシュージャン)
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塾が周りに多いので、いつも学生でこの辺りは賑わっています。
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お店の前には大量の揚がった臭い豆腐が。

さて、お店に入るとレジがあり、こちらで好きなモノを告げレシート(番号付き)をもらい、呼ばれたら商品と交換するというタイプのお店です。
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臭豆腐以外にも麺線や魯肉飯、オカズとセットになったものもあります。
臭豆腐、魯肉飯、スープのセット(100元)というメニューも。

店内は結構広く、席数もたくさんあります。
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今回は臭豆腐(大)55元と大腸麺線(大)55元がセットで100元になるメニューを頼んでみました。

臭豆腐(チョウドウフ)+大腸麺線(ダーチャンミェンシェン)100元
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大きめの豆腐が4つ、それぞれを4つに切ったものが発酵したキャベツのお漬物、泡菜(パオツァイ)と一緒に盛られています。

写真ではわかりにくいかもしれませんが、かなりカリカリです。
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割り箸で持つと、揚がった部分がシャリシャリと音を立てています。

もちろん食べる時は辣椒醤と一緒に頂きましょう。
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底に溜まっているタレも一緒に付けて頂きます。
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食べた瞬間、口の中は臭豆腐独特の匂いで充満しますが、すぐに泡菜と辣椒醤が打ち消し、口の中は最高の瞬間を迎えます。
しかも周りはカリカリで食感は最高!
豆腐一つ一つがボリュームがあり、個人的にはかなり好きな臭豆腐の一つです。

こちら大腸麺線です。
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左側に見える茶色の細かいのはニンニクです。
かなり多めに入っているので、食べる前に好みで少し別皿に移すことをオススメします。

味はもちろんカツオ出汁で、麺はトロットロ。
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ガツンとカツオ節が効いていないので、こちらも個人的には好きな味です。
大腸もまったく臭味を感じず、とても美味しかったです。
ニンニクも多分甘い醤油に漬けてあるようで、麺線の中でとてもよい味を出していました。


ということで2回連続で臭豆腐のご紹介でした。
隣の阿泉麺線とこちらのお店で臭豆腐と麺線の味比べをするのも面白いですね。
臭豆腐の意見では、臭味とカリカリ度はこちらの方に軍配があがりました。
そういう意味では、初心者向きの臭豆腐ではないかもしれません。


ちなみに席にあるこれは、写真のように取り出したお箸の袋を入れましょう。
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(閉店致しました)
站前美食棧

台北市中正區許昌街26-2號
営業時間:11:00~23:30 
 

臭豆腐(チョウドウフ)といえば、臭い食べ物で有名な食べ物ですが、私は大好きです。何が美味しいかというと、辣醤(辛いタレ)と泡菜(漬物のようなもの)とニンニクが効いたタレと一緒に、熱々カリカリの揚げられた豆腐を一緒に口に入れると、豆腐自体の若干臭さが他の食 ... 続きを読む
臭豆腐(チョウドウフ)といえば、臭い食べ物で有名な食べ物ですが、私は大好きです。

何が美味しいかというと、辣醤(辛いタレ)と泡菜(漬物のようなもの)とニンニクが効いたタレと一緒に、熱々カリカリの揚げられた豆腐を一緒に口に入れると、豆腐自体の若干臭さが他の食材とからみ合って鼻から抜け、なんとも言えないハーモニーを生み出すんです。

まだ食べたことがない人は是非、一度はトライして欲しいのですが、やっぱりあの臭いは苦手・・・。
そんな人に是非食べて頂きたいのが、今回のお店です。

場所は台北駅の南側にある、三越の裏辺り、許昌街沿いにあります。

阿泉麺線(アーチュァンミェンセン)
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黄色い看板が目印です。(二軒ほどよこに移転し、場所が変わっています。)
正直この周辺には独特のあの臭いが充満しています。

お店はかなり小さいです。
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中に入って注文しましょう。
メニューは臭豆腐と大腸麺線の2種類でそれぞれ大小あります。
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英語で臭豆腐は、発酵した豆腐ということでfermented tofuなんですね。
まぁ、smelly tofu じゃ売れなさそうです・・・。

注文をすると、その場でサクっと揚げて頂けます。
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先ず来たのはこちら。

大腸麺線(小)(ダーチャンミェンシェン)50元
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台湾のソウルフード、麺線です。
カツオ節がかなり効いており、大腸は臭味が全然なくとても美味しいです。
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スープのようにつるつると頂きましょう。
歯ごたえの少ない麺が喉をツルツルと入っていって、至福の時間が味わえます。

さて各テーブルには調味料があるので、それを入れてみましょう。
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一番右が麺線によく合う烏酢という、ちょっとウスターソースのような味がする黒酢です。
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お好みで入れると更に美味しくなります。
ちなみに真ん中にあるのは、麺線に入れる辣椒醤ですが、入れると相当辛くなるのでご注意を。

臭豆腐(大)(チョウドウフ)60元
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来ました来ました!
見るからにカリカリっと揚がっています。

もちろん臭豆腐にはこちらの赤い辣椒醬を入れましょう。
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底に大蒜がたっぷり入った甘みのある醤油ベースのタレが溜まっているので、ヒタヒタに漬けて全部一緒に頬張ります。
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臭豆腐がカラッと揚がったザクザク感と、泡菜のシャキシャキとした食感がそれぞれマッチングし、口の中で美味しい音を立てます。
そして臭豆腐の独特の味、泡菜の酸っぱい味、辣椒醬の辛味とニンニクダレがそれぞれ良い感じになり、一つ食べると、もう一つ、もう一つと箸が止まりません。

しかも今まで食べた臭豆腐の中でもかなり臭味が少ない方なので、初めて臭豆腐を食べる人にも良いかもしれません。

本記事を見て、「一回くらいなら食べてみようかな・・・!?」と思った方は、是非食べてみてください。
臭豆腐の美味しさの意味が見つけられるかもしれませんよ。


阿泉麺線

台北市許昌街26之3號
営業時間:11:30~23:30
最寄り駅:台北駅

夜市、豆腐と来たらアレです。豆腐デザートの豆花ではありませんよ。日本人の大半は匂いだけでやられてしまう臭豆腐です。何度か食べ台湾でも取り上げていますが、食べず嫌いは人生損をしていると思います。本記事を読まれて臭豆腐に興味を持って頂けたら、是非一度はご賞味 ... 続きを読む
夜市、豆腐と来たらアレです。

豆腐デザートの豆花ではありませんよ。

日本人の大半は匂いだけでやられてしまう臭豆腐です。

何度か食べ台湾でも取り上げていますが、食べず嫌いは人生損をしていると思います。
本記事を読まれて臭豆腐に興味を持って頂けたら、是非一度はご賞味下さい!

ということで、寧夏夜市にやってきました。

場所は夜市の北側、位置的に魯肉飯で有名な髭鬚張魯肉飯の前あたりにあります。

一品香豆腐(イーピンシャンドウフ)
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メニューはシンプルに臭豆腐と麺線だけ。
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油で揚げられている臭豆腐から、芳しい香りが漂ってきます。

取り敢えず屋台の裏側にまわり、空いてる席に座りましょう。
店員さんに口頭で注文です。

大腸麺線(ダーチャンミェンセン)40元
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西門で有名な麺線のお店、阿宗麺線と同じく鰹出汁が効いている味付けです。
大腸もプリンとしており、なかなか美味しかったです。
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味付けに物足りない場合は、テーブル調味料の辣椒を投入しましょう。
グッと味が引き締まって、美味しくなります。

臭豆腐(チョウドウフ)
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こちらのお店は大きめの豆腐を揚げたあとに4つに切っているようです。
高温の油で揚げているのか、まわりがカラッと揚がっています。

甘めの味とニンニクが絡まったタレで頂きましょう。
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まわりがカリッカリなのに、中がフワッとジューシーです。
臭豆腐特有の匂いはするものの、全然嫌な感じがしません。
キャベツの酸っぱいお漬物と一緒に食べると、これまた最高の組み合わせとなります。
お好みで辣椒といっしょに頂くと、味が引き締まってとっても美味しいです。

いやー美味しい!本当に美味しい!
このカリカリ感、わかりますでしょうか!?
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臭豆腐は色々頂きましたが、個人的に上位のお味です。
台湾のソウルフードの臭豆腐、是非一度は食べてみてください。
人生観変わる!とまではいきませんが、臭豆腐を食べに台湾に行きたくなるくらいハマるかもしれません。


一品香豆腐

台北市大同区寧夏夜市
店番号:022

私が初めて台湾の夜市に行き、「なんだこれは!!」と思ったのは、臭豆腐の匂いでした。当初は、正直苦手で「早く!早く!この場から立ち去りたい!」と思うほど。今では嗅ぎ慣れ、そして食べ慣れた今では、「お!この辺に臭豆腐あるなーと出処を確認するくらい。そんなこん ... 続きを読む
私が初めて台湾の夜市に行き、「なんだこれは!!」と思ったのは、臭豆腐の匂いでした。
当初は、正直苦手で「早く!早く!この場から立ち去りたい!」と思うほど。
今では嗅ぎ慣れ、そして食べ慣れた今では、「お!この辺に臭豆腐あるなーと出処を確認するくらい。

そんなこんなで久々に遼寧街夜市(リャオニンジェイエスー)に来てみました。

フト見ると、赤い看板でひときわ目立ち、そして香りが漂ってくるお店がありました。

金賢手工臭豆腐(ジンシャンショウゴンチョウドウフー)
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近づくにつれ、匂いも強くなってきます。
通り掛かった日本人は「うわー!臭豆腐だー!!!」と足早に去っていかれました・・・。

さてメニュー。
臭豆腐のオンパレードのメニューです。
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席に座って、おばちゃんに口頭で言うタイプのお店です。

今回はスタンダードにいってみました。

香炸手工臭豆腐(シャンザーショウゴンチョウドウフー)50元
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カラッと揚がってます。
酸っぱいキャベツとタレを絡めて頂きましょう。
お好みでニンニクや辣醤も一緒に。
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まわりカリカリ中じゅわ~で美味い!!!
そして、あまり臭くない!!
噛んだ瞬間にタレと油がジュワッと広がり、一緒に食べる酸っぱいキャベツの泡菜(バオツァイ)が、その油っぽさを中和し、良い感じに辣醤の辛さも一緒になります。
ウン!ここ気に入った!!

ということではあります、先に書いておきます。
今回、余りにも美味しかったので、後日、ちょうど日本から遊びに来てた臭豆腐はちょっと苦手気味の友人を連れて行きました。
一回目よりも若干揚がりが少なかったのか、匂いも少々きつかったです。
けど、友人は「これなら何とか完食できる」と言って、頑張って食べていました。
ということで、個体差あるかもですね。

麻辣臭豆腐+鴨血(マーラーチョウドウフー+ヤーシエ)60元
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揚げた臭豆腐よりももう少し匂いがキツイ煮た臭豆腐です。
鴨の血を固めた、鴨血と一緒に頂きます。
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豆腐に良い感じに素が入ってますね。
さて、匂いは・・・・ちょっとあるかな。
麻辣の辛さが臭みを飛ばしてるけど、結構辛かったです。
鴨血は、この食感がたまらなく私は好きです。
興味有る方は、是非一度は食べて頂きたいセットです。

余談ですが、割り箸の袋は、こうしてクリップに挟んでおきましょう。
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ということで、遼寧街夜市で見つけた臭豆腐のお店でした。
臭いから絶対イヤ!!という方も結構いらっしゃいますが、台湾に来られたら是非一度は食べてくださいね。
もしかしたら私みたいに、「美味い!」と思えるかもしれません。

食べず嫌いは損ですので・・・。

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金賢手工臭豆腐

台北市中山區遼寧街46之3號

久しぶりに寧夏夜市(ニンシャーイエスー)に来てみました。おお、屋根ができています。これなら雨が多い冬でも大丈夫ですね。(屋根は期間限定でした。現在は取り外されております)寧夏夜市では、多くの日本人を見かけましたが、皆さん鼻をつまみながら早足で立ち去る区域 ... 続きを読む
久しぶりに寧夏夜市(ニンシャーイエスー)に来てみました。
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おお、屋根ができています。これなら雨が多い冬でも大丈夫ですね。
(屋根は期間限定でした。現在は取り外されております)

寧夏夜市では、多くの日本人を見かけましたが、皆さん鼻をつまみながら早足で立ち去る区域がありました。

そう、臭豆腐(チョウドウフ)のお店近くです。
臭豆腐(Wikipedia)

私がはじめて臭豆腐を食べた時は、ガブっと一口食べただけでアウト。
味を文字で表現すると、大変失礼では御座いますが「1週間歯磨きをしていない口臭」という感じで、到底好きになれそうな味ではありませんでした。

しかし台湾で住んでいる以上、食文化も全て受け入れないとダメだ!と思い、何度も挑戦し、食べれるようになったきっかけをくれたお店が下記のお店です。

里長伯(リーチャンボー)
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夜市の中にも屋台があるのですが、夜市全体が混んでいたので、お店の方へやって来ました。
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牡蠣入りの麺線も美味しそうですね。

オーダー表です。
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総合麻辣腸旺(ゾンハーマーラーチャンワン)(小辣)90元
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臭豆腐、モツ、鴨血の3種類が入っている総合スープです。

食べる前から臭いです。臭豆腐が凄く臭います。

全体に臭豆腐の匂いが染み渡っており、独特の味わいがでています。
隣のカップルが大辣を頼んでおり、彼氏の方が大汗を掻きながら真っ赤なお椀の中身を 一生懸命食べていました。

鴨血(ヤーシエ)です。
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においの元、臭豆腐です。
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スープ、完食はしましたが、やっぱり臭いんですよね。
なんとか慣れましたけど。
多分、中辣以上は、辛さが臭みを消して美味しさだけが残るかもしれないので、次回は中辣を頼んでみようかと思います。


さて、お待ちかねの「臭くない臭豆腐」です。
油炸臭豆腐(ヨージャーチョウドウフ)
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揚げてあるので、臭みがかなり飛んでおり、何も匂いは気になりません。

横においてある辛味ソース、台湾のキャベツの漬物と一緒に頬張ります。
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揚げたてなので、サクサクッとしており、ソースの甘さと辛さ、キャベツの酸味が絡んでいい感じです!

臭豆腐を苦手としていたツレも「これなら食べられる!」とパクパク食べていました。


私が一番もったいないと思うのは、「食べず嫌い」です。

食べずして善し悪しは語れずということで、臭い!と思っただけで避けるのではなく、是非挑戦してみてください。
新しい美味しさに出会える可能性、揚げた臭豆腐にあると思います。

これからももっと美味しい臭豆腐を探す為、色々試して見たいと思います。


里長伯

台北市大同區寧夏路22號之9
営業時間:16時~24時
定休日:月曜日