アメリカでも食べ台湾!

アメリカのサンディエゴ駐在に伴い、「食べ台湾」から「アメリカで食べ台湾」にブログ名を変更しました。サンディエゴの日常やアメリカの美味しいグルメをご紹介いたします。


タグ:武昌街

西門町(シーメンディン)は、昔から文化発信地として栄え、老舗のものから流行のものまで混合している面白い街でもあります。参照:Wikipedia 西門町そんな西門に古くからある老舗の滷味店、つまり煮物のお店にやってきました。煮物?日本の煮物のほうが美味しいよ!なんて ... 続きを読む
西門町(シーメンディン)は、昔から文化発信地として栄え、老舗のものから流行のものまで混合している面白い街でもあります。

参照:Wikipedia 西門町

そんな西門に古くからある老舗の滷味店、つまり煮物のお店にやってきました。

煮物?日本の煮物のほうが美味しいよ!なんて思いがちかもしれませんが、煮物といっても台湾風煮物、一度食べたら多分病みつきになります。

私もその内の一人。

場所は漢口街と武昌街の交差点を、少し西に行ったところにあります。

老天禄滷味(ラオティエンルールーウェイ)
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赤い看板で結構目立ちます。
時間帯では結構な行列があることも。

ショーケースには各種、煮た鴨や鶏が並んでいます。
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日本では見慣れない、足の先や頭も並んでます。
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 名物は鴨の舌です。
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買い方は列に並び、自分の番が来たら店員さんに好きなものを幾つ欲しいか言って、袋に入れてもらい、お会計っていう流れです。
基本指差しで注文はOKです。

各種購入して、自宅に持ち帰ってみました。
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独特の良い香りが袋から漂ってきます。

鴨胗(ヤージェン)40元
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鴨の砂肝です。
鶏の砂肝は食べたことありますが、鴨の砂肝って日本ではなかなか見かけませんよね。
サイズは鶏の2倍くらいでかなり巨大です。
コリコリ部分と肉々しい部分と2つの食感が楽しめました。

鴨翅(ヤーチー)27元
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鴨の手羽先の部分です。
肉よりもプリプリのコラーゲン部分が多い気がします。
歯で削ぎながら食べるので、少々食べ辛いですが、美味しいですねぇ。

鴨心(ヤーシン)40元
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鴨の心臓です。
鶏の心臓は結構好きなんですが、鴨のは大きいですね!
鶏の二回りくらい大きくて、食べ応えありました。

雞腿(ジートォイ)60元
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鶏の足も並んでいたので買ってみました。
いやー!テカテカしていて美味しそう!
ガブっと一口!
もう耐えられません!!!
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ということでビールを用意してみました。
今回は煮物の味が濃かったので、KIRIN Bar Beerをプシュッと開けてみました。
飲み慣れた日本のビールって感じで、チキン片手にビール!
最高です。

鴨舌(ヤーシャー)10個140元
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こちらのお店の名物、鴨の舌です。
食べるところが少ないのに、1個14元計算で結構高めです。
形にそって骨が入っているので、歯で肉をそぎ落として頂きます。
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歯ごたえはプルンプルン、そしてピリ辛!
思わずビールをグビッと飲んでしまいました。
これだけ別で調理してあるようで、ピリリと唐辛子の味がします。
珍味ですね。
美味しいです!

鴨頭(ヤートウ)40元
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苦手な人は絶対無理!見るのも無理!な鴨の首から上の部分です。
店員さんが食べやすい大きさに切ってくれました。
鶏肉もせせりといって、首の部分が美味しいように、鴨の首も脂がのって最高に美味しかったです。

もちろん頭部も頂きました。
舌もありますし、北京ダックでもお馴染みの脳ミソも白子のようでとても美味しかったです。


ということで、ビールのおつまみに最高な滷味のご紹介でした。
鴨や鶏以外にも牛や豆腐などもあるので、買い込んで酒盛りもいいですね!

ちなみにこちらのお店では、各種お菓子系のお土産が揃っていました。
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老天禄滷味

台北市萬華区武昌街二段55號
営業時間:9:30~22:00
http://www.lautianlu.com.tw/products.php

一度食べたら病みつきの麺と言えば、老牌牛肉拉麺大王の炸醤麺ですが、食べた後の満腹感とニンニク臭はピカイチ。日々美味しい麺を探しているものの、正直あのパンチを超える麺に中々出会えず・・・。今回はあの炸醤麺の荒々しさは超えないものの、ちょっとだけ上品にした麺 ... 続きを読む
一度食べたら病みつきの麺と言えば、老牌牛肉拉麺大王の炸醤麺ですが、食べた後の満腹感とニンニク臭はピカイチ。

日々美味しい麺を探しているものの、正直あのパンチを超える麺に中々出会えず・・・。

今回はあの炸醤麺の荒々しさは超えないものの、ちょっとだけ上品にした麺をご紹介したいと思います。

場所は若者の街、西門。
武昌街の路地を少し入った場所にあります。

元之寶拉麺(ユェンジーバオラーミェン)
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こんな感じの路地の奥にあります。
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お店があるって分からなければ、ちょっと入り辛そうですが、路地好きの私はかなりワクワクしました。
黄色の看板が目印です。

さて、店内はこんな感じです。
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壁にメニューが掛かっています。
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特にオーダーシートがないので、席に座ると注文を聞きにくるので、食べたいものを店員さんに告げます。

滷味(ルーウェイ)があったので頼んでみました。
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好きなモノを指さしするか、手前のトングでまな板に載せて切っていただきます。

滷味(ルーウェイ)
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左のはハチノス(牛の第二胃)、右は卵や厚揚げっぽいのを頂きました。

そのままでも味がついていますが、テーブルの上にある、甘いとろっとした醤油をかけて頂きます。
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さて来ました。
こちらのお店の名物麺です。
担炸麺(小)(ダンジャーミェン)60元
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かわいい器に入ってますね。

見た目は炸醤麺っぽいですが、下の方に担々麺ぽい汁が見えます。
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取り敢えずぐちゃぐちゃに混ぜ頂いてみました。

そして一口。
麺はうどんのように太く、予想通りシコシコでモチモチ!
この歯ごたえがいい感じです。
そしてこのタレは肉々しく、ピリリと辛いです。
日本の担々麺より少し芝麻醤が控えめですね。
一言で表現すると、汁の少ない肉の多い担々麺、って感じでしょうか。

どうしても老牌牛肉拉麺大王の炸醤麺と比べてしまうと、ニンニクのパンチが欲しいと思ってしまいましたが、これはこれで、とても美味しいと思います。


麻醤麺(小)(マージャンミェン)50元
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タレの上に麺が載っているので、マゼマゼしないといけません。
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こんな感じで麺にゴマだれが絡み合い、素敵な感じになります。
ゴマだれは結構濃厚で、良い意味で喉に引っかかる感じ。
麺は同様にモチモチで、かなり食べ応えがありました。


ということで、あの炸醤麺を彷彿とさせる麺のご紹介でした。
太くてコシの強い麺ではありますが、あちらに比べたらかなり全体的に上品な味で、ニンニクのパンチもないので、食べやすいかもしれません。
麺がとっても美味しかったので、是非牛肉麺も食べてみたいと思います。


元之寶拉麺

台北市萬華区漢口街二段34巷13號
営業時間:11:00~21:00
定休日:日曜日