アメリカでも食べ台湾!

アメリカのサンディエゴ駐在に伴い、「食べ台湾」から「アメリカで食べ台湾」にブログ名を変更しました。サンディエゴの日常やアメリカの美味しいグルメをご紹介いたします。


タグ:台湾商品レビュー

ということで、期間限定販売、「KALDI」の台湾食品レポートシリーズは今回が最後です。参考記事:【レビュー】KALDIの台湾シリーズその1「メンセン」(麺線)の実食レポート参考記事:【レビュー】KALDIの台湾シリーズその2「牛肉麺」(ニョウロウミェン)の実食レポート参考 ... 続きを読む
ということで、期間限定販売、「KALDI」の台湾食品レポートシリーズは今回が最後です。

参考記事:【レビュー】KALDIの台湾シリーズその3「タンツーメン」(担仔麺)の実食レポート
参考記事:【レビュー】KALDIの台湾シリーズその4「ルーローファン」(魯肉飯)の実食レポート

KALDIの台湾特集はこちらから:台湾アイテム

最後ということでデザート!

豆腐デザートである豆花(トーファー)のご紹介です。
(余談ですが、豆花はトーファーではなく、Dòuhuāと書くので、「ドゥファ」と発音するのが近いです。)

豆花といえば気軽に食べられる台湾デザートの代名詞でもあり、多分10年くらい前にも日本で豆腐デザートが流行ったのですが、食べてがっかりした記憶があります。しかし本場台湾でホンモノの豆腐デザートである豆花を食べ、以来その魅力の虜になったという大好きな一品。
そんな思い出の記事といえばこちらでしょうか。

参考記事:豆花荘 豆腐スイーツの豆花にハマったキッカケのお店

当時の記事には「日本の豆腐デザートは、黒蜜をかけるだけのもので、正直言って美味しくなく・・・」と書いてある通り、台湾で一般的に使用しない黒蜜を使用していたこともあり、デザートというか和菓子というか、そんな感じでパッとしなかったんですよね。

ま、でもあれからそろそろ10年くらい経ってるし、レベルアップしているはず!


ということでレビューしてみたいと思います。

※本レビューは、「これが台湾の○○○の味なんだ」という誤解を生ませないためにも、筆者が個人的な経験を踏まえて、本場の味と比べてどうか、ということに重きを置いて記載しております。人によっては不快に感じる記事かもしれませんが、ご容赦下さい。


豆花(トーファ)(168円)
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って、思いっきりパッケージ上段に🌸黒蜜入り🌸って書いてある!!!!
パッケージの写真も、和菓子のくず餅みたいだし、これは・・・・!!

取り敢えず裏面見てみましょう。
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指示通り、冷蔵庫で冷やしてみました。
食べ方に「お好みできなこやアイスクリーム、フルーツを添えて・・・!?」と記載が。
いやいやいや、豆花にきなこ?って台湾では食べたことがありません。

パッケージを開けてみました。
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豆花が入っているだろうと思われる銀色のパウチと、やはり「黒みつ」が入っていました。

取り敢えず食べましょう。

銀色のパウチの中にはプルルンっとした豆花が入っています。
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器に出すと、トロロロローンっと一気に流れ出てきました。
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豆腐というよりも、全体的にプルルンっとした塊です。

ここに、黒蜜をかけます。
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うーむ。
見た目は豆花じゃないですねぇ・・・・。

私の想像する豆花はこんな感じなんですが
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ちょっぴり違いますね。

取り敢えず食べます!
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あれ、いい感じ!
豆腐のトロッとした感じよりも、プルルン&モチっとした歯ざわりがあり、奥の方から若干ですが大豆の香りがします。
そして黒蜜がそのモチッとした食感をコーティングして、口の中に黒糖の風味が広がり、ふわーっと口のなかが甘くなります!
そうだ、これにきなこをかければ、絶対美味しい!と思わせる和風な味。
うん、これぞ新食感のやわらかくず餅!

・・・・・

・・・・・

いやいや、全然豆花じゃないです。

黒蜜の原材料は黒糖なのはわかりますが、黒蜜を使っている豆花は一般的ではないでしょう。
黒糖を使うなら、もう少しサラッとした黒糖シロップであればわかります。
でも一般的に豆花のシロップの原材料は黒糖ではなく、キビ砂糖やハチミツを混ぜた、もう少しサラッとした素朴な甘さがあるものです。

多分一番最初に豆花を日本に入れた人が「豆花は黒蜜!」と言って広めたんでしょうか。
以来、それが定着してしまったんじゃないかと。


ということで、★5個で表現すると

再現率:★☆☆☆☆
美味さ:★★★★☆

再現率は低いんですが、普通に美味しかったです。
豆花と思って食べると違いますが、「新食感の豆腐デザート〜黒蜜を纏って〜」的なものかなと。

ということで、辛口レビューでした。

いやでもホントKALDIの担当者様、台湾でホンモノの味を身体で感じてください。
もし今後また台湾食材フェアが企画され、「本場を味わってから商品企画をする!」という意思があれば、私が専属食べ台湾をしてフォロー致しますので、宜しければお声掛けください・・・。

さて5回続いた台湾商品レビューKALDI編は今回で終わりですが、後もう一品ご紹介。
次回は、美味しすぎて台湾でも最近売りに出されたというチロルチョコ(パイナップルケーキ&タピオカミルクティー味)をレビューしたいと思います。

購入先:KALDIコーヒーファーム
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台湾フェアは4/30(日)迄ですが、全て在庫のみの「売り切り商品」とのことですので、気になる商品はお早めに!
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ということで、前回に続いて期間限定で販売している「KALDI」の台湾食品のレポートです。参考記事:【レビュー】KALDIの台湾シリーズその1「メンセン」(麺線)の実食レポート参考記事:【レビュー】KALDIの台湾シリーズその2「牛肉麺」(ニョウロウミェン)の実食レポート参 ... 続きを読む
ということで、前回に続いて期間限定で販売している「KALDI」の台湾食品のレポートです。

参考記事:【レビュー】KALDIの台湾シリーズその3「タンツーメン」(担仔麺)の実食レポート

KALDIの台湾特集はこちらから:台湾アイテム

今回は麺シリーズが終わったので、ご飯系!

ということで魯肉飯(ルーローファン)をご紹介致します。

魯肉飯とは台湾B級グルメの代名詞でもあり、気軽に食べられる一品。
白飯の上から、醤油・酒・砂糖などで煮込んだ脂身の多い細切れの豚肉を、汁ごとドバっとかけた一品。

私が大好きな魯肉飯と言えばここですね。

参考記事:My灶 気軽に食べることが出来ない絶品魯肉飯(滷肉飯)

それではレビューしてみたいと思います。

※本レビューは、「これが台湾の○○○の味なんだ」という誤解を生ませないためにも、筆者が個人的な経験を踏まえて、本場の味と比べてどうか、ということに重きを置いて記載しております。人によっては不快に感じる記事かもしれませんが、ご容赦下さい。

混ぜるだけルーローファン(298円)
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「台湾風煮豚入りご飯」と称されています。

うーん、僕が魯肉飯と呼ぶのはこんなのなんですが
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ちょっと違いますねぇ・・・。
パッケージがオシャレすぎですねぇ。

取り敢えずパッケージの裏面を見てみましょう。
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野菜に「たけのこ」が入っているのが若干気になります。
でも五香や八角なども入っており、いい感じな味付けになっていそうです。

さて、作り方は簡単。
お米を2合ほどをお水少なめで炊き、そこにこちらのソースを掛けて混ぜご飯にして、2,3分蒸らすと出来上がり!
本来魯肉飯はそぼろ肉が上から掛かった丼のようなものですが、混ぜご飯なんですね。

取り敢えず作ってみましょう。
先ず箱からパウチを取り出します。
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予め炊いておいたお米2合がこちら。
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表示通りお水少なめで炊きました。
そこにパウチの中身を入れます。
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ドボドボっとお肉も沢山でてきました。
全部掛けたら、素早くしゃもじでかき混ぜます。
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そして、蓋をして2,3分蒸らして出来上がり!

出来上がりはこんな感じです。
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うーん、魯肉飯というか混ぜご飯ですねぇ。

でも香りは魯肉飯特有の八角っぽい風味が漂ってきて、そのまんま魯肉飯です。

ではいただいてみましょう。
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あ、これ魯肉飯だ。

しかも結構美味しい!
タレが多目で全体的に汁が回った魯肉飯って感じです。
お肉もそこそこ歯ごたえがあって、食感も美味しいです。
しかし、冒頭に懸念であったタケノコ!細かいたけのこのみじん切りが入っているんですが、この食感がいらないです。
時々主張してくるコリッコリッっていう歯ごたえが、ちょっとだけ邪魔かなと。でも台湾でも魯肉飯のサイドメニューに、タケノコを煮た一品もあるのおかしくはないですね。

何気にとっても再現度は高く、八角の味は若干強めなものの、肉の旨味と良い調和をしています。

ということで、★5個で表現すると

再現率:★★★☆☆
美味さ:★★★★☆

星が3つなのは、やっぱりたけのこのみじん切りを個人的に中に入れてしまうのでちょっと。
そして本場の魯肉飯は、もっと脂っぽくて、肉肉しくて、B級なイメージが強く、こんなに上品ではありません。
でも、美味しいことは美味しいので、このような評価となりました。

ということで、若干の辛口レビューでした。
KALDIさん、惜しい!!そんなに上品にしないでもっとB級感満載の方が良いと思います。


次回は、「豆花」をレビュー致します。

購入先:KALDIコーヒーファーム
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台湾フェアは4/30(日)迄ですが、全て在庫のみの「売り切り商品」とのことですので、気になる商品はお早めに!
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ということで、前回に続いて期間限定で販売している「KALDI」の台湾食品のレポートです。参考記事:【レビュー】KALDIの台湾シリーズその1「メンセン」(麺線)の実食レポート参考記事:【レビュー】KALDIの台湾シリーズその2「牛肉麺」(ニョウロウミェン)の実食レポートKA ... 続きを読む
ということで、前回に続いて期間限定で販売している「KALDI」の台湾食品のレポートです。


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今回はタンツーメン(担仔麺)です。

タンツーメンの事についてはWikipediaにこう書いてあります、
一般に、小麦粉の中細のストレート麺を用い、スープに豚のそぼろ肉と海老、香菜、ニンニクソースなどがのっている。日本のご飯茶碗ほどの大きさの容器で出されることが多い。サイズや具のそぼろ肉は四川省の担担麺と共通しているが、スープの味は異なり、辛くない。
ちなみに発祥は台南市が本店の度小月と言われており、今は台湾全土を越え、日本の台湾屋台のお店でもいただくことが出来るほどの定番メニューの麺です。

それではレビューしてみましょう。

※本レビューは、「これが台湾の○○○の味なんだ」という誤解を生ませないためにも、筆者が個人的な経験を踏まえて、本場の味と比べてどうか、ということに重きを置いて記載しております。人によっては不快に感じる記事かもしれませんが、ご容赦下さい。

タンツーメン(198円)
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パッケージがなかなか素敵な感じですね。
タンツーメンと言えば、個人的には海老も入るんですが、見当たりませんね。

麺は、同じ棚にあった麺SUKIアジア麺(108円)を購入してみました。
購入の決め手は、台湾のタンツー麺に最適とのこと。
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かんすい不使用の半生タイプです。

こちら裏面にスープの原材料が書いてあります。
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取り敢えずこちらもレシピ通り、スープはそのまま沸騰させ、アジア麺は袋全部を3分ほど茹でてみました。
茹で上がったら湯切りをして器に入れます。
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そして沸騰させたスープを投入。
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出来上がりはこんな感じです。
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最後にボロボロっと多目に豚そぼろ肉が出てきました。
わーい、お肉いっぱいだぁーと思った瞬間、八角の匂いが結構漂ってきました。

取り敢えず麺を頂きます。
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乾麺と違いプリプリした食感が特徴的な半生麺、プツンとした歯ごたでこれはいい!
でも、タンツーメンとは違う気がします。
タンツーメンの麺は、プツンとした歯ごたえも、プリプリした食感も必要なく、「あれ、この麺って全然歯ごたえないじゃん!」と初めて食べたときはツッコミを入れたくなるような、そんな麺のはず。
まぁ日本風にアレンジしたと思っておきましょう。

ではスープを。
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やはり先程麺を食べた時に感じた八角の匂いは幻臭ではなかったようです。
担仔麺の後乗せする肉そぼろは、八角が入った調味料で作られていると思うので、八角が入っていることがダメとはいいませんが、スープ全体が八角を全面に押し出したこの風味は、正直コレジャナイ感満載です。
そして肉の旨味エキスが結構出ており、かなり複雑な味がします。
辛口を言うと、牛肉麺の香辛料が少なく、そして辛くないバージョンと言っても過言じゃないほど。
本来のタンツーメンは、もっとシンプルは味わいかと。

ということで、★5個で表現すると

再現率:★☆☆☆☆
美味さ:★★☆☆☆ 

率直な意見で申し訳ないのですが、全然タンツーメンじゃないです。
これを作った方は、台湾に出向いて本場のタンツーメンを食べたのか!?と三日三晩問い詰めたい。
麺自体は個人的には好きなタイプの麺だったのではありますが、やっぱりタンツーメンの麺じゃないですね。

ということで、超辛口レビューでした。
KALDIさん、もう少し頑張ってください!!

次回は、「混ぜるだけルーローファン」をレビュー致します。

購入先:KALDIコーヒーファーム
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台湾フェアは4/30(日)迄ですが、全て在庫のみの「売り切り商品」とのことですので、気になる商品はお早めに!
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ということで、前回に続いて期間限定で販売している「KALDI」の台湾食品のレポートです。参考記事:【レビュー】KALDIの台湾シリーズその1「メンセン」(麺線)の実食レポートKALDIの台湾特集はこちらから:台湾アイテム今回は牛肉麺です。牛肉麺とは牛肉を煮込んだスープと ... 続きを読む
ということで、前回に続いて期間限定で販売している「KALDI」の台湾食品のレポートです。

参考記事:【レビュー】KALDIの台湾シリーズその1「メンセン」(麺線)の実食レポート

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今回は牛肉麺です。

牛肉麺とは牛肉を煮込んだスープと小麦の麺を組み合わせたものであり、一般的に牛肉麺と言えば紅焼味というもので、醤油と豆板醤をベースに濃い目の色に味付けされたスープが特徴的なもの。

それではレビューしてみましょう。

※本レビューは、「これが台湾の○○○の味なんだ」という誤解を生ませないためにも、筆者が個人的な経験を踏まえて、本場の味と比べてどうか、ということに重きを置いて記載しております。人によっては不快に感じる記事かもしれませんが、ご容赦下さい。

牛肉麺(198円)
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パッケージのスープの色合い的にも、紅焼味っぽいですね。
一般的に牛肉麺と言えば中太麺なので、同じ棚にあった麺SUKI中太麺(118円)を購入しました。

裏面にスープの原材料が書いてあります。
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醤油や豆板醤、ニンニクなどなど。
上段には「牛肉に豆板醤や八角を加え煮込んだ台湾醤油ベースのスープは、うどんやたまご麺とよく合います、との記載が。
なるほど、うどんという表現ですね。

うどん、牛肉麺と連想したお店はこちらです。

参考記事:神仙川味牛肉麺 麺が美味しい!四川牛肉麺

確かにうどんと牛肉麺のスープって合うかもしれませんね。
でも今回はKALDIの麺を使って実食したいと思います。

取り敢えずレシピ通り、スープはそのまま沸騰させ、中太麺は一束を6分ほど茹でてみました。
茹で上がったら湯切りをして器に入れます。
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そして沸騰させたスープを投入。
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出来上がりはこんな感じです。
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細切りの牛肉が数切れ入っていました。
取り敢えず余計なものは何も入れず、これだけで食してみたいと思います。

先ずスープの匂いですが、牛肉麺らしい牛肉のエキスと八角の匂いが漂ってくるので、結構期待できそうです。

では、麺を頂いてみましょう。
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ツルッとした中太麺です。台湾でよく見る中太麺と同じような感じですね。
ズズズッと食べてみると、まず最初に八角のツンとした匂いが来たあとに、牛肉の旨味と辛味が後追いでやってきます。
うんうん、結構本格的♡
麺も程よいコシがありつつ、つるつるっとした食感が楽しく、美味しいです。

次はスープを頂きましょう。
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醤油ベースのスープであり、牛肉のエキスと豆板醤、八角などの絶妙な組み合わせがこの紅焼味を出しています。
結構本格的じゃないですか!

そして具の牛肉。
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おまけ程度にしか入っていませんが、牛肉麺の牛肉です。
それも結構八角が効いた、よく入っている牛肉です。
かなり再現率高いです!
というのも、台湾牛肉麺のインスタントラーメンってかなり本格的なんですよね。

参考記事:[インスタントラーメン] 満漢大餐 葱焼牛肉麺 ピリっと辛くてお肉ゴロゴロ

ということもあって、味の再現は作りやすいのかもしれません。

レビューの結論としては、とっても美味しくて、全然ありです。
麺もツルツルの中太麺を使用することで、再現率高くなります。
もちろん八角がきちんと効いているので、八角嫌いの方は、結構無理かもしれません。

ということで、★5個で表現すると

再現率:★★★★☆
美味さ:★★★★☆

5個にしたいんですが、4.5個かなぁと。
惜しかったのは、もう少し味に深みが欲しかった点です。
レトルトなので、仕方ないのですが、もう少し八角とは違う香辛料も強いほうが本格的な味になるかと思います。

ちなみにパッケージには煮玉子が入っていますが、本場の牛肉麺はシンプルに牛肉と青菜のみが多いです。是非本場の牛肉麺を味わいたい方は台湾へどうぞ!

以上、好き勝手言わせていただきました牛肉麺のレビューでした。


次回は、麺シリーズ最終編としてタンツーメンをレビュー致します。 

購入先:KALDIコーヒーファーム
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台湾フェアは4/30(日)迄ですが、全て在庫のみの「売り切り商品」とのことですので、気になる商品はお早めに!
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食べ台湾読者からご連絡いただきました。「Aiwanさん、こんにちは!台湾ブームは旅行だけではなく、日本の各メーカーから食品関係も色々出ていますが、味や再現率はAiwanさん的にいかがでしょうか?ぜひ機会があればレビューをお願いします!」ということで、コーヒーと輸入 ... 続きを読む
食べ台湾読者からご連絡いただきました。

「Aiwanさん、こんにちは!台湾ブームは旅行だけではなく、日本の各メーカーから食品関係も色々出ていますが、味や再現率はAiwanさん的にいかがでしょうか?ぜひ機会があればレビューをお願いします!」

ということで、コーヒーと輸入食品のワンダーショプ!で有名な「KALDI」が4/1(土)~4/30(日)の期間限定で台湾食品を販売しているということで、日本のKALDIコーヒーファームで購入してみました。

KALDIの台湾特集はこちらから:台湾アイテム

さて今回購入したのは、かけるだけスープシリーズの、メンセン・牛肉麺・タンツーメンの三種です。
それぞれ、レビューしてみたいと思います。

※本レビューは、「これが台湾の○○○の味なんだ」という誤解を生ませないためにも、筆者が個人的な経験を踏まえて、本場の味と比べてどうか、ということに重きを置いて記載しております。人によっては不快に感じる記事かもしれませんが、ご容赦下さい。


先ずはメンセン(198円)
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メンセン(麺線)とは、かつお風味のとろみスープの中に、そうめんのような歯ごたえのない麺が入った麺とスープの真ん中のようなものです。

麺線で有名なお店といえばこちらですね。

参考記事:阿宗麺線 西門にある大人気の麺線

麺線の麺は細くて素麺のようなものを使っているので、一緒の棚にあった麺ZUKI細麺(118円)を購入致しました。

さてスープの原材料はこのような感じ。
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原材料はともかく「花椒香る」という文言が気になりますね・・・。
私の知る限り麺線には朝天辣椒という思いっきり辛い辣椒は入れますが、花椒が入っているものは見たことありません。

取り敢えずレシピ通り、スープはそのまま沸騰させ、細麺は一束を2分ほど茹でてみました。
茹で上がったら湯切りをして器に入れます。
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そして沸騰させたスープを投入。
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出来上がりはこんな感じです。
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取り敢えず具などは何も用意せず、麺とレトルトのみだけで実食したいと思います。

先ずはスープの香りですが、香ると書いてある通り花椒のツンとした香りがします。
これはこれでとても良い香りですが、本来の麺線の香りってカツオ風味が特徴的かなと。

では麺を頂いてみましょう。
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麺は小麦系の細麺で、台湾でもよく食べる麺に似てますが、麺線の麺ではないですね。
でもこれはこれで、結構美味しいかも。
トロッとした花椒の効いたスープが絡んでズルズルといけます。

ではスープを一口。
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麺に結構絡んでしまっているので、スープの量は多くありませんが、やっぱり花椒がツンと来ます。
そして奥の方で八角の味がします。原材料に特に八角の記載はありませんが、香味油に含まれているのかもしれません。
本来麺線はカツオ出汁がガツンと効いた醤油系ベースの味付けですが、こちらは結構かなりスパイシーな感じのスープ。

辛口レビューをするとすれば、残念ながらこれはメンセン(麺線)ではないですね。
コレジャナイ感が満載です。
台湾の麺線はもっとダシがたっぷりと効いたかつお風味のトロッとしたスープに、歯ごたえのないトロトロの麺が入っており、箸を使わずにレンゲだけで食べるスープのような麺のような、という感じです。
今回食べたメンセンは特に花椒が邪魔で、主張しすぎです。花椒や八角を入れず、もう少しカツオ出汁が全面に来れば良い線行っていたかもしれません。
でも、これはこれで結構ありかなと思います。後味が花椒のビリビリとした感じが残って、これをメンセンだと思わず頂けば美味しいかと思います。

ということで、★5個で表現すると

再現率:★☆☆☆☆
美味さ:★★★★☆

という感じでしょうか。

本場の麺線にはプリプリのモツや牡蠣が入っており、誰も好きになる一品ですので、是非本場を味わいたい方は台湾へ!

以上、辛口ではありますが、メンセンのレビューでした。


次回は、牛肉麺をレビュー致します。

購入先:KALDIコーヒーファーム
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台湾フェアは4/30(日)迄ですが、全て在庫のみの「売り切り商品」とのことですので、気になる商品はお早めに!
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