アメリカでも食べ台湾!

アメリカのサンディエゴ駐在に伴い、「食べ台湾」から「アメリカで食べ台湾」にブログ名を変更しました。サンディエゴの日常やアメリカの美味しいグルメをご紹介いたします。


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台湾は麺の種類が豊富ですよね。中でもこちらは朝食にピッタリな、究極のシンプル麺をご紹介致します。場所は南海路から泉州街へ入り、しばらく進んだ左手。バイクがたくさん停まっている一角があります。林家乾麺(リンジャーガンミェン)車やバイクで乗りつけてささっと食 ... 続きを読む
台湾は麺の種類が豊富ですよね。
中でもこちらは朝食にピッタリな、究極のシンプル麺をご紹介致します。

場所は南海路から泉州街へ入り、しばらく進んだ左手。
バイクがたくさん停まっている一角があります。

林家乾麺(リンジャーガンミェン)
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車やバイクで乗りつけてささっと食べていく地元のお客さんでいつも賑わっています。

半分屋外のようなお店は、歩道にもテーブルがずらり。
厨房が歩道に面しているスタイルですが、この手のお店にしてはとても清潔感があります。

さて、空いている席に座ったら、オーダーしましょう。
メニューはこちらです。
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これだけです。
乾麺(大・中・小)と魚丸湯(玉子入り/玉子なし)、そしてセルフの小菜のみ。
これだけで勝負!!というお店って美味しいんですよね

注文は口頭です。
日本語は通じませんが、麺であれば「ダーワン(大碗)/ジョンワン(中碗)/シャオワン(小碗)」とサイズを言えばOK。

続けて「タン(湯)?」と聞いてくれるので、スープが欲しければ、魚丸湯(ユーワンタン)か蛋包湯(ダンバオタン)と言う感じです。

尚、お会計は食べ終わってから。
座っていたテーブルを指差せば大丈夫です。


待つこと数分。
まずはこちらがやってきました。

蛋包魚丸湯 (ダンバオユーワンタン)35元
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玉子入りの魚丸湯で、魚丸は2つ入っています。
最初に透き通ったスープを一口。
うん、魚介の出汁が効いていますが、かなりあっさりとしています。

次にメインの魚丸を一口。
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白い魚のすり身部分はプリプリッと弾力のあるタイプ。
ガブッといくと熱いので要注意です。
そして中にはふわふわの豚肉が入っており、しっかりとした醤油ベースの濃い味付け。
薄味のスープとのコントラストがとてもいい感じです。

乾麺(ガンミェン)(小碗)30元
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熱々の茹でたて麺がやってきました。
見た感じは日本の冷麦ぐらいの太さで、色もそんな感じで白くてツヤツヤとしています。
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具はねぎのみ。タレは底のほうにあるので、まずはしっかりと混ぜます。
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あまり色味は変化しませんが、しっかりと全体を混ぜたところでいただきます。

麺は冷麦よりもしっかりとしたコシがあり、モチモチしています。
何と言ってもこのタレ!お醤油ベースでこちらも魚系の出汁が効いており、濃くないのに旨味たっぷり。
香辛料の風味はありません。
このタレが麺の表面にうっすらと染み入って一体化し、どんどん箸が進んでしまいます。

このまま食べ切ってしまいそうになりますが、テーブル調味料の登場です。
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「高級ナヨウジコショウビン」には胡椒、横には豆板醤、奥にはウスターソースのような味の烏酢です。
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辛味を足すと全体の旨味が引き立ち、ねぎとの相性もバッチリです。
朝から辛いのいっちゃう!?って感じですが、辛味で身体の神経が起きる感じがして、個人的にはありですね。

ちなみに食べ終わったときに横のおっちゃんをみたら、魚丸湯の玉子をすくって、麺へオン!
そういう食べ方もあるのか・・・・!!!と勉強になりました。


ということで、地元の方たちに愛されてやまない、シンプルやみつき絶品乾麺と魚丸湯のご紹介でした。
人気店なので相席になることもありますが、回転は早いです。
最寄りの中正紀念堂から少し歩きますが、行ってみる価値ありだと思います。
近くには小籠包の美味しい黄龍荘(ホンロンジャン)がありますので、ブランチのはしご、なんていうのもいいですね。


林家乾麺

営業時間:火曜〜金曜:6:00~13:30 16:30〜19:30 土日:6:00~13:30
定休日:月曜日
最寄り駅:中正紀念堂