アメリカでも食べ台湾!

アメリカのサンディエゴ駐在に伴い、「食べ台湾」から「アメリカで食べ台湾」にブログ名を変更しました。サンディエゴの日常やアメリカの美味しいグルメをご紹介いたします。


タグ:北京ダック

北京ダックってホント美味しいですよね。ダックの皮のパリパリ感と包む皮のモチモチ感との食感。パリパリの皮を噛むと流れ出る脂と、甜麺醤が絡み合う甘い風味。うーん食べたくなってきた!!ということで、今回は贅沢にホテルの北京ダックを日本からの友人を連れて頂きに参 ... 続きを読む
北京ダックってホント美味しいですよね。

ダックの皮のパリパリ感と包む皮のモチモチ感との食感。
パリパリの皮を噛むと流れ出る脂と、甜麺醤が絡み合う甘い風味。
うーん食べたくなってきた!!

ということで、今回は贅沢にホテルの北京ダックを日本からの友人を連れて頂きに参りました。

場所は、中山北路にある國賓大飯店(アンバサダーホテル)の12階のレストランです。

こちらは四川料理のレストランですが、北京ダックも有名です。

川菜廳(シェンツァイティン)
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12階にあがっても、レストランの看板がないので分かりづらいですが、エレベーター左手奥にあります。

夕食時はかなり混雑するため、予約して行きました。
北京ダックも要予約です。

さてメニュー。
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日本語もしっかり記載してあって、文字だけで想像しても美味しそうな料理が並んでいます。 

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蒜泥白肉(スヮンニーパイロー)350元
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豚の冷しゃぶ、にんにくソースですね。
シンプルな料理なのでわざわざここで食べなくても・・・と思いますが、このソースが最高なんですよね。
ビールによく合い、前菜としてピッタリの一品です。

乾扁四季豆(ガンピェンスージードウ)380元
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これも私の大好きな料理の1つ。
素揚げしたインゲンを挽き肉とともに炒めた料理です。
以前も書きましたが、私はこの料理でいんげんが好きなりました。

烏魚子炒飯(ウーユーズチャオファン)380元
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カラスミ炒飯です。
カラスミが結構ゴロゴロと入っていました。
炒飯自体は胡椒がぴりっと効いた大人の味で、カラスミの塩分がまた食欲を増進させます。

掛爐烤鴨(グアルーカオヤー)1880元
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掛爐ってなんだろう?って思ったら、炉か何かの中に入れて高温で焼くことのようです。
普通の北京ダックって高温の油をかけているだけなので、手間暇かけているようですね。

一つ目は店員さんが綺麗に包んで盛りつけて頂けます。
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ガブっと一口噛むと、案の定、鴨の脂がドバドバっと溢れてきます。
キュウリとネギのシャキシャキコリコリという食感とダックの皮のパリパリの食感が最高!
甘くて奥深い甜麺醤がまた甘い脂を引き立て、とっても美味しかったです。
またお肉もジューシーさが残っており、パサパサしておらず、食べ応えありました。

残りはこのように盛りつけて頂けます。
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ダックの皮二枚包み!なんてことや、包まずに皮だけ食す!
なんてことも可能です。

鴨肉のレタス包み 300元
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ダックを注文すると、二吃と言って、残った骨やお肉でもう一種類の方法で頂くことが可能です。
骨ごとスープにすることが一般的ですが、今回はレタス包みをお願いしてみました。

こんな感じでお肉とカリカリの揚げパンのような油條と一緒に包んで頂きます。
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シャキシャキのレタスに、カリカリの油條とジューシーなお肉がこれまた美味しいです。
こういう料理にはビールですよね!
お料理中は終始、金牌台湾啤酒(ジンパイタイワンピージョウ)200元を頂きました。


ということで、お値段はローカル店に比べぐっと高いですが、一手間かけた素晴らしい北京ダックのご紹介でした。
やはり北京ダックは最高に美味しいですよね。
人数揃わないと中々食べられないのが、北京ダックの痛いとこです。
尚、こちらは四川料理のお店なので、担々麺などの辛い料理も美味しいので、おすすめです。


川菜廳

台北市中山北路二段63號(國賓大飯店12F)
営業時間:11:30~14:00 / 17:30~21:00
電話:02-2100-2100
http://www.ambassadorhotel.com.tw/


台湾は、日本では高級な北京ダックをリーズナブルに食べることができますが、今回は中でも有名なお店、龍都酒楼(ロンドゥオジョウロウ)へとやって来ました。こちらは北京ダックではなく、広東ダックを頂けるお店で、ダックを頂くには予約も必須とのこと。ちなみに、ダック ... 続きを読む
台湾は、日本では高級な北京ダックをリーズナブルに食べることができますが、今回は中でも有名なお店、龍都酒楼(ロンドゥオジョウロウ)へとやって来ました。

こちらは北京ダックではなく、広東ダックを頂けるお店で、ダックを頂くには予約も必須とのこと。
ちなみに、ダックは半羽から注文することが可能のようです。

場所は日本人飲み屋街が連なっていることでも有名な林森北路の六条通りにあります。

龍都酒楼(ロンドォジョウロウ)
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これぞ中華店!という感じのきらびやかな外装。
高級感いっぱいです。

中に入るとドーン吹き抜け&シャンデリア。
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風水的にいいんですかね?よくわかりませんが。

さて、今回はメニュー割愛。
ちなみに日本語メニューはありました。

北京ダックじゃ~~ん!という写真を撮ろうと思ったのですが、チラッと見せていただきササッともって行かれてしまったので、ダックは切り分けられた後の写真のみとなります。

先ず北京ダック・・・、ではなく広東ダック(1200元)
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北京ダックと広東ダックの違いってなんだろうと思って調べたら、北京ダックは皮とその下の脂身のみを切り、パリパリとした食感を楽しむようで、広東ダックは皮だけではなく、肉と一緒に切り分け、食べるそうです。

ということで、これが広東ダックだそうです。
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皮付き肉を餅に包んで食べます。
さすが高級店!唐辛子の中にネギを入れ、洒落た感じが出ています。
ガブリと一口、食べて美味しいー!
でも、パリパリ~ではなく肉と一緒でジューシーって感じ。
ちょっと唐辛子が辛かったです。

そして別盛りで出されたお皿。
こちらは肉と皮が切り分けられているので、北京ダックです。
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皮だけを包んで食べてみます。
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うんうん、パリパリして美味しい~!
でもちょっとパリパリ感が足りないかな。

ちなみに甜麺醤(餅に塗るタレ)、から若干八角の風味がしてきました。
広東式のお店のダックとがのったワンプレートご飯の上からドロッとしたあのタレに似てます。
私は八角は大丈夫ですが、苦手な人はちょっと苦手かもしれませんね。

他、広東ダック以外にも色々頼んでみました。

白灼西生菜(バイジュオシーシェンツァイ)240元
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簡単に言えば、湯通ししたレタスです。
レタスにハズレはありませんねー。
どこで食べても美味しいです。

生機盎蝦球(シェンジーアンシャーチョウ)400元
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エビマヨです。
ナッツやらクコの実も一緒にあえてありました。
エビはプリプリしてはいるのですが、私は普通のエビマヨのほうが好みかもしれません。
ナッツとかクコの実の複雑な味がしました。

鮮蝦腐皮巻(シェンシャーフーピジュヮン)128元
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湯葉で蝦を包んで揚げたものです。
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とても美味しかったです。
プリプリの蝦とサクサクの湯葉の皮がなんとも言えないハーモニー。
ぺろっといっちゃいました。

鴨骨粥(ヤーグージョウ)300元
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ダックをオーダーした人しか頼めない一品です。
つまり、皮や肉を削いだ残りの骨を使ったお粥になり、プラスで300元かかります。
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パリパリの春巻きの皮みたいなのを上からのせて、かき込むかき込む!
いいダシが出て最高に美味しかったです!

でもさすがにお粥は食べきれず「打包(ダーバオ)」、お持ち帰りを致しました。

さすが高級店ということで、爪楊枝も凝ってました。
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わかりますかね?
歯間ブラシのように、柔らかい素材で出来ていました。
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ということでお会計。
ビールも一本飲んで、3人で食べました。
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ダック一匹を3人で食べ、その他色々オーダーしたのは少々辛かったのですが、お粥以外は完食です!

一人1000元ですね。
でも高級店だけに雰囲気やお店の方の態度は最高に良かったです。


龍都酒楼

台北市中山北路一段105巷18之1號
電話番号:02-2563-9293
営業時間:11:30~14:00 17:30~21:00

日本からの友人が来た場合、私が必ずと言っていい程連れていくのが、北京ダックのお店です。日本で北京ダックは、本当に高価な物なので、気軽に食べに行くことは出来ませんが、台湾では、北京ダックがリーズナブルに食べることができます。私の好きなお店の一つに、日本から ... 続きを読む
日本からの友人が来た場合、私が必ずと言っていい程連れていくのが、北京ダックのお店です。

日本で北京ダックは、本当に高価な物なので、気軽に食べに行くことは出来ませんが、台湾では、北京ダックがリーズナブルに食べることができます。

私の好きなお店の一つに、日本からの友人2名を連れ、4人でやってきました。
場所は、南京東路と復興北路の交差点近く。

北京ダックを頂く場合は、要予約のお店です。 
日本語は通じにくいで、もし電話での予約が難しいのであれば、出向いて筆談すればなんとか可能です。

北平陶然亭餐廳(ベイピンタオランティンツァンティン)
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黄色い看板が目印、ビルの二階に入っています。
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金曜日だったのか、満員状態。
活気があるお店です。

さてメニューです。かなり種類があります。
前菜や鶏肉、豚肉等など様々な種類があり目移りします。
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メインの北京ダック
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皮で包む以外の食べ方も出来ます。
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こちらは麺類、ご飯類です。
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日本語のメニューもありました。
でも、値段が書いてありません・・・。
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さて、食べましょう!

先ず、北京ダックを頼むとサービスで出てくる、キャベツと香草とピーナッツ&ニンニクの和え物。
松柏長青(ソンバイチャンチン)無料サービス
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香菜が食べれないとかなりキツイ一品ですが、相当美味いです。 

蝦仁炒飯(シャーレンチャオファン)120元
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普通に美味しかったです。
でも炒飯でお腹を満たしちゃダメですよね!

京都排骨(ジンドゥパイグー)(小)250元
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酢豚好きの私には、最高の一品でした。
甘酸っぱいソースに豚の骨付き肉が絡まって・・・。
んー!炒飯にかけて食べました。

蘿蔔絲餡餅(ルォボースーシャンビン)30元/1個
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大根の饅頭です。期待せず普通にガブっといったら、中の汁が顔に飛び火傷しました。
ジュージー度は半端無く、美味しすぎて中身を未確認のまま完食です。
こちらのお店のイチオシメニューだそうです。

さて、お待ちかねの烤鴨(カオヤー)900元
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目の前でアッツアツの鴨に包丁を入れ、見事な手さばきで切り分けて頂けます。
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肉も一緒に切り取って頂きます。
下の写真は、鴨の顔です。
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頭からガブ!っとわけにはいきませんが、脳味噌を頂きます。

この輝く皮が最高ですよね・・・。
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餅に甜麺醤を塗り、ネギと鴨を一緒に包んで・・・。
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至福の一口です。
日本だったら、あって2巻きですかね。
それを量に拘らずに食べられる・・・。最高です。

さて、北京ダックの食べ方は1吃2吃3吃と、プラス100元していくと、色々な調理をしていただくことが出来ます。

2吃目、鴨肉絲炒銀芽(ヤーロースーチャオインヤァ)100元
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モヤシと鴨肉の炒めもの 
ちょっと肉は少なめですが、モヤシがシャキシャキでいい鴨のダシで炒めた味です。

3 吃目、酸菜鴨架湯(スヮンツァイヤージァタン)100元
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残りの鴨の骨を煮込んでだ、酸味のあるスープです。
見た目ほど濃厚ではなく、後味すっきりで結構私は好きです。

尚、スープを頼まない場合は、甘辛ソースで炒めたものなど、選ぶことが可能です。

4 吃目、溜黄菜(リゥホヮンツァイ)100元
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 鴨の脂で卵を炒め、スープっぽくトロみのあるものです。 
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これ、出会ってしまいました。
久々に美味しい、新しい一品に出会いました。

食感は歯ごたえのあるデザートクリームのような。
味は、超濃厚な茶碗蒸しのような。
奥の方で鴨の旨味が出た脂を感じ、なんとも言えない至福を味わえます・・・。

何回かこちらのお店に行ったことがありますが、これを頼んだのは今回が初めて。
こんな美味しいのがあったのに頼まなかったなんて!と、悔やまれます。
少々大袈裟に聞こえますが、私が本当に気に入った一品です。


やっぱり美味しかったです。北京ダック。
お連れした友人も大満足だったようで、それ以上に私もお腹いっぱいで大満足でした。

人数集まらないと北京ダックってなかなか食べられないので、一人や二人でも食べられるようなお店、次回は探してみたいと思います。
尚、食べ切れない場合は持ち帰ることも可能ですし、北京ダックのテイクアウトも可能です。
(一回テイクアウトして自宅で食べたことがあります。)


北平陶然亭餐廳

台北市復興北路86號2階
営業時間:11:00~14:00、17:00~21:00
定休日:旧正月期間
電話番号:02-2778-7805 ~7