今回は、台湾屋台で人気のある滷味(ルーウェイ)という台湾煮物が簡単に作れるパックをご紹介したいと思います。

萬用滷味包 432円(税込)
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滷味(ルーウェイ)とは、シナモン、八角、ローリエ等、数種類のスパイスを醤油ベースのスープで煮込んだ、いわゆる台湾の煮物です。
すべてが茶色く映えない一品なのですが、台湾ではとても人気があり、行列の出来るお店もあるほど。

こちらちょうど10年前(!!)の2012年2月20日にご紹介した、大好きな屋台。
閉業してしまったホテル、六福客桟の近くに出没するのですが、おばちゃん元気かなぁ・・・。


こんなオシャレなお店も過去にはご紹介しました。


日本では煮物専門店ってなかなかお見掛けしませんが、台湾ではお店によってスパイスの配合や具材、煮込み具合などが違い、味が違って面白いんですよね。

そんな台湾で人気の滷味が食べたくて食べたくて禁断症状が出そうでしたが、自宅で手軽に作れるレトルトパックを、あべのハルカスにある「神農生活」で購入しました。

ちなみに同じような「滷味パック」はAmazonでも購入できるようです。


今回そろえた具材は下記の通り。
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・大根
・豆腐(木綿推奨)
・ひら天
・お揚げ
・ヤングコーン
・鶏手羽
・厚揚げ
・シラタキ
・ウズラの卵水煮
・エリンギ

上記外にも、野菜だと人参や昆布、キャベツなど入れても良いし、一緒にインスタントラーメンを煮込むと最高に美味しい麺料理が出来上がります。
とにかく、自分の好きな具材を何でも煮込んでOKな料理がこの滷味です。

パッケージの裏面を見てみましょう。
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調理方法が書いてありますが、豚バラブロックしか書いてないですね。
ペロッとシールをはがしてみます。
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取り合えず作り方としては、水一リットルに対し中のパックを1つ、味付けに醤油100ccと砂糖大さじ2杯で煮込むって感じですかね。

ちなみに滷味包は3パック入っていました。
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水一リットルを愛用のバーミキュラに入れ、パックを入れてみます。
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ここに醤油100cc、砂糖大さじ2杯を入れ、具材を適当に入れてみました。
火にかけるとふわ~っとあの香りが漂ってきます。
ちなみに100ccだとちょっと味が薄めなだったので、濃い目の味が好きな方は少し多めに入れても良いかもしれません。
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蓋をして弱火でじっくりを煮込みます・・・。
家の中が「1000%台湾!」という香りで包み込まれる至福のひと時を感じながら待つこと1時間。

出来ました!とっても簡単!
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器に盛り付けて完成です!
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うーん、茶色いですねぇ。
見る人が見れば、この茶色が素敵なんですよね。

では大根から。
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美味し過ぎ!!!
台湾の香りを纏った大根、少し甘めの醤油ベースに、八角やシナモンなどの複雑なスパイスが絡んだ味がシミシミでめちゃくちゃ美味しいです。
滷味ってこんなに簡単に自宅で作れたんですね!
早く気が付けば良かった・・・。

こちらエリンギ。
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エリンギは杏鮑菇(シンバオグー)って言うんですが、食感が鮑(アワビ)に似ているからそう書くようです。
コリっとグニャっと最高の食感で、味も染み込んで最高です。
最高に幸せ!

こちらはウズラの卵。
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手抜きで既に茹でてあるパックを買いましたが、これもシミシミ!!!
普通の卵よりも小さいため味がしみ込みやすいので、煮物はやはりウズラですね!
他、厚揚げもお揚げも豆腐も最高です!!
シラタキも美味しかったー!!鶏肉もホロホロで最高でした!


ということで、今回は手軽に台湾のソウルフードである「滷味(ルーウェイ)」を手軽に自宅でも楽しめる商品をご紹介しました。台湾に住んでいた時は、週に2回は食べていたので、正直涙が出るほど懐かしい味でした。八角などのスパイスが入っているため、香り自体は苦手な人もいるかもしれませんが、味自体はそこまでスパイスを感じないかと思います。
お好みで青ネギを散らしたり、一味唐辛子を振りかけたりするのも美味しいです。自分の好きな食材を鍋に放り込んで煮込むだけ!の簡単調理なので、とってもおススメです。


以上、日本で感じる台湾商品レビューでした!

購入先:神農生活