今回は、ベーカリーカフェを展開しているR Baker(アールベイカー)で発売中の台湾グルメパンをレビューしたいと思います。
R Baker以外に「自家製酵母パン Coccinelle(コシニール)」、「THE GROUNDS BAKER(ザ・グラウンズベイカー)」という名前でも展開しており、そちらでも購入可能のようです。
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発売しているのは6種類という話でしたが、実際に店舗に行くと1種類は「Coming Soon」のシールが貼ってありました。
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また店舗によっては作っていないパンもあるようで、私が購入した店舗は台湾カステラの発売はなく、今回は4種類のパンのレビューとなります。
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今回購入したのは、胡椒餅、魯肉麺包、葱麺包、台湾ドーナツの4種類です。
それぞれ自宅に持ち帰りいただきました。


胡椒餅 290円
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台湾に行ったら絶対食べたいグルメの一つである胡椒餅。カリッカリのパン生地に香ばしい胡麻、肉汁と共に溢れ出す胡椒が効いたお肉が魅力の逸品ですね。

ガブっといくと、周りのゴマがとても香ばしく、パン生地もカリッとしていますが、流石に溢れ出す肉汁はありませんが、中には大きめの角煮がゴロっと入っていました。
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粗挽きの肉餡を想像していましたが、とろっとした餡に角煮の二段構えです。
味付けとしては美味しいのですが、ちょっと胡椒の辛さが足りないかな、という感じです。
ネギもほどよく入っており、角煮もトロトロで個人的には好きな味でした。


魯肉麺包 300円
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魯肉麺包と書いて「ルーローめんぽう」という名前の商品です。
ちなみに「麺包」とはパンのことで「ミエンバオ」と発音します。
魯肉飯+麺包の魯肉麺包は台湾にはないと思いますので、創作台湾パンですね。

醤油ベースで甘めの味付けをしたお肉がゴロっとのっており、上からなぜか海苔がふりかけられています。
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ガブっといくと、美味しい小麦の味が広がると共に、八角のツンとした香りが鼻から抜けます。
魯肉自体は、日本で食べる魯肉飯の如くちょっと八角の主張が強めかなと思いますが、惣菜パンとしては美味しいと思います。


葱麺包 320円
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実は一番期待していたパンがこちらです。
台湾の葱パンは本当に美味しく、小麦と葱の素朴な味わいが大好きで、かなりの頻度で食べていました。

ですが、今回のパン、どうやら味噌ベースとのこと。
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ガブっといくと、甘い味噌にネギがナイスマッチング!
ご飯にのせても美味しい葱味噌という感じで、私が求めていた葱パンではないですね。
パン自体も葱味噌も美味しいのですが、果たしてこれは台湾なのか・・・。

少し古いインスタですが、こちらが台湾でよく食べていた葱パンです。
具は葱だけのシンプルなパン。
これがまた絶品なんです。


台湾ドーナツ 180円
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ちょっとディスプレイにあった写真とは違いますね。

台湾ドーナツといえばカリっと揚がって、砂糖とミルクパウダーがふりかけられているのが定番ですが、こちらはシットリ系に見えます。
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パクッと一口。
やはり、カリッとした食感はなくシットリとしています。
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甘さは控えめ、上の白い部分はなんでしょうかね。
これは正直言いますが、全然台湾ドーナツではないですね。


ということで台湾グルメパンの4種レビューでした。
パンとしては美味しいですが、中途半端な感じはありました。胡椒餅も個人的には好きな味なんですが、もう少し追求して欲しいです。葱パンの味噌は正直ガッカリでしたが、味的には良いんですよねぇ。
日本人の舌に合わせるか、現地の味を追求するか、両方採りはなかなか難しいとは思いますが、もうちょっと頑張って欲しいと思いました。


ちなみに、Coming Soonで消えていたのはこちらの商品だったようです。
バターメロンパン 230円
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店員さんから「台湾メロンパンとして販売したところ、炎上してしまいまして(汗)」と、教えていただきました。

以前も別の記事に書きましたが、メロンパンに似たこちらのパン、中にバターが挟まっているのですが、菠蘿麺包という名前で、香港発祥のパンなんですよね。
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菠蘿(ボーロー)はパイナップルのことなんですが、日本のメロンパンと似ており、台湾でも菠蘿麺包として販売していることから「台湾で売っているメロンパンみたいなパン」を誰かが「台湾メロンパン」として売り出したのでしょう。某ファーストフード店も「台湾メロンパン」として発売したところ炎上し、商品名の変更と謝罪をしたという経緯もあるので、間違った認識で広まらないようしていただきたいですね。

ちなみにこちらのバターメロンパンは、かなりのカロリー爆弾で、メロンパンの甘さにバターが追従するかたちで、罪悪感の塊的な美味しさなので、気になる方はぜひどうぞ!


以上、台湾をちょっと感じることができる、台湾グルメパンのレビューでした!


R Baker