今回はセブンイレブンで限定発売の「台湾カステラ」をレビューいたします。

台湾カステラ 138円
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思えば本ブログで「台湾カステラ」を一度も取り上げたことがなかったようですね。
台湾では古早味蛋糕と一般的に呼ばれているスポンジケーキで、半畳くらいの大きさで焼きあげるものが多いです。その場で焼き上げて切り分けるお店も多いため、焼きたてを食べることができ、またメレンゲを多く使っているので焼き上がった姿はとってもプルプル、口当たりはシュワっとしているのが特徴です。
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ちなみに著書「もっと激ウマ!食べ台湾」に掲載しているので、気になる方はぜひこちらもどうぞ。
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さて、すでに日本でもいくつか専門店ができているこの台湾カステラですが、今回セブンイレブン限定でヤマザキパン製造の「台湾カステラ」が発売されたとのことで購入致しました。

裏面を見てみましょう。
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原材料等、特に特筆することはありませんが、熱量は360kcal。。。

では開封してみましょう。
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中にホイップクリームが挟まれています。
四面から挟まれたクリームがお目見えしています。
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半分に割ると結構たっぷり。
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卵を多く使っているのか、スポンジケーキは結構いい色合いの黄色ですね。

では実際にいただいてみます。
ガブリといくと、柔らかいのに弾力があるスポンジケーキです。
シフォンケーキのように軽くはありませんが、表面は硬めなのに一度歯が入るとすっと奥まで通るようなイメージです。
クリームはバタークリームとは少々違いますが、生のホイップクリームにかなり似せているクリームです。
スポンジケーキと甘いホイップクリームで結構濃厚な味わい、なかなか食べ応えがあります。
うん、菓子パンとしてはなかなか美味しいと思います。

じゃあ「これは台湾カステラなのか?」と問うと、うーん、少々微妙かなと。
確かに弾力がありながら柔らかい台湾カステラのようなイメージはありますが、プルプル感があまり出てません。台湾で食べる台湾カステラ(古早味蛋糕)は焼き立てをいただくことが多いので、焼きたて特有の感じを求めてしまいました。
あと一番気になったのはクリームでしょうか。チーズが挟まった古早味蛋糕(台湾カステラ)はよくお見かけしますが、クリームは一般的ではないですね。日本ではクリームが挟まっていたほうがマーケティング的に良いのかもしれませんが、なくても良いかなぁと思いました。


ということで、セブンイレブン限定ヤマザキパンの「台湾カステラ」のレビューでした。
菓子パンとしては美味しいと思いますが、もう少し現地の「古早味蛋糕」によせていただければ、さらに美味しくいただけたかと思います。
もし次回改良されることがあれば、期待したいと思います。


以上、日本で台湾をちょっと感じられる商品レビューでした!

購入先:セブンイレブン