台湾で「ラーメン」といえば牛肉麺(ニョウロウミェン)ですよね。
台湾には数々の牛肉麺の名店がありますが、インスタントラーメンの牛肉麺も本格的な味がして侮れません。
なかでも有名なのが台湾セブンイレブンや食品・製造大手の統一企業から販売されている満漢大餐(マンハンダーツァン)シリーズ。
今回はその満漢大餐の輸入許可が正式に降り、インターネットでの販売が開始になったということで実食レビューをあらためてしたいと思います。

満漢大餐の紅焼牛肉麺と珍味牛肉麺
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紅焼牛肉麺が一般的な牛肉麺のオリジナル味、珍味牛肉麺が少しスパイシーなピリ辛味です。

満漢大餐は、主に台湾製品を扱う下記のguimyというECサイトから購入可能です。



取り敢えず開けてみましょう。
中からパウチと2種の調味袋が出てきました。
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満漢大餐の美味しさの特徴はこのパウチに入ったレトルトの具材。
フリーズドライなどの牛肉ではなく、トロトロに煮込まれた牛肉がそのままパウチされており、これがかなり本格的な味なのです。

裏目の成分表をみてみましょう。
こちら紅焼牛肉麺。
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続いて珍味牛肉麺。
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紅焼牛肉麺の珍味牛肉麺違いはどうやら調味油のようで、紅焼牛肉麺は植物油脂と牛脂ですが、珍味牛肉麺の調味油には豆板醤やサチャソース(沙茶醤)が入っているようです。

では実際に作ってみましょう。
先ずはカップに調味粉と調味油を入れます。
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お湯をカップの線のところまで注ぎます。
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そしてレトルトパウチを蓋の上におき、温めがなら3分待ちましょう。
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3分後、レトルトパウチの中身を麺の上からかけ
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よくかき混ぜたら完成!
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うーん、香りがすでに台湾!
牛肉麺屋さんの横を通ると漂ってくるあの香りがします。

では早速麺をいただきます。
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うーん!美味しい!
インスタント麺ではありますが、平打ち麺で美味しいです。
至って普通な麺ではありますが、ちぢれ気味なのでスープが絡みます。

具材の牛肉はかなりゴロゴロ!
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プルンとしたスネ肉のようで、これも美味しい!!!
レトルトパウチ感はありますが、インスタントラーメンでこの量の牛肉はなかなかないでしょう。
尚、こちらの牛肉はニュージーランドかオーストラリア産のようです。
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紅焼牛肉麺と珍味牛肉麺味の味比べをすると、両者とも麺や具材は同じですが、スープの辛さ具合が違います。
紅焼牛肉麺自体も若干のスパイシーさはありますが、辛いというほどではありません。
一方、珍味牛肉麺はスープを飲むとピリッという辛さを感じます。
かなり微妙な差ではありますが、スープは若干珍味牛肉麺の方が色が濃いです。
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こちらが紅焼牛肉麺の辛くない方のスープです。
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ちなみにそのスープはとっても美味!
麺はやはりインスタント感はありますが、このスープはかなり本格的。
醤油ベースの味付けに若干の漢方系と八角の味があり、奥深い複雑な味わい。
日本にはないスパイス感と調味油のあと引く美味しさがあり、食べれば食べるほど深みを感じます。
珍味牛肉麺はそれの辛いバージョンという感じで、辛味と旨味が交互にきてこれも美味しいです。


ということで台湾で個人的に一番美味しいと思うインスタントラーメンの満漢大餐の実食レビューでした。
日本ではなかなか味わうことができない牛肉麺、手軽にインスタントで台湾気分に浸れるのでお土産の定番でもあります。台湾に行く日もなかなか見えない状況ですが、ぜひラーメンでお家で台湾を感じてみてはいかがでしょうか。

以上、満漢大餐のレポートでした!