今回も日本のセブンイレブンで販売している「特製点心小籠包」を実食レビューしたいと思います。

厳密にいえば小籠包は「台湾料理」ではありません。
上海が起源で、上海料理の一つとも言われています。
しかし台湾には世界の鼎泰豊の本店があり「台湾で小籠包を食べたい!」という旅行者も多く、また台湾内でも良く食べられる料理の一つです。

購入したのはもちろん、セブンイレブンです。
冷凍食品なので冷凍コーナーに陳列されていました。

セブンイレブンのサイトでの商品紹介は下記の通り。



実際の商品はこちらです。
特製点心小籠包(203円税込み)
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4個入りなので、1つ50円弱ですね。お安い!

裏面の原材料を確認してみましょう。
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豚肉がメインで、長ネギ、しょうが、キャベツ、セロリ、玉ねぎ、にんじん、はくさいなどが入っています。
パッケージに書かれている「7種野菜うま味スープ」はこれらのエキスですね。

中には紙カップに入った小籠包が4つ入っていました。
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作り方は簡単、パッケージに書かれている通りフライパンを使って過熱します。
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先ず、フライパンに水を入れ、凍ったままの商品を紙カップのまま並べます。
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フライパンに蓋をして中火で8分加熱します。
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8分後、蓋をあけると生地がツヤツヤになった小籠包になりました。

器に移して出来上がりです。
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白色の手ごろなレンゲを持ち合わせていなかったのでこちらにのせて頂きます。
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では小籠包の食べ方でお馴染み、横っ腹に箸を入れて先ずはスープを味わってみましょう。
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タプタプタプ~!とスープが出てきました。
スープを一口いただくと、濃厚で美味しい!!
肉の旨味が凝縮されたコクのある味わいに、野菜の甘みが混ざり合って美味しいです。
洗練された上品な味わいというよりは、旨味たっぷりのガツンとした味わいです。

次に小籠包を口のなかに頬張ると、口の中でもスープがジュワっと溶けだし、餡と生地が絡みます。
冷凍食品なのでさすがに皮は厚めですが、その分餡にしっかりと味がついているため、醤油などの調味料なしでとっても美味しくいただけました。

ということで、★5個で評価すると

美味さ:★★★★★
コスパ:★★★★★

安くて美味しくて手軽なので満点です。
今まで冷凍食品を積極的に食べたことはなかったのですが、手軽でここまで美味しいとは感激です。

実はあるテレビ番組で、お店の商品を一流料理人の方に評価していただくという企画でセブンイレブンが取り上げられており偶然拝見したのですが、こちらの小籠包、相当な酷評を受けていました。直球で「不味い」「野菜の旨味を感じない」「皮が分厚い」という意見などがありましたが、その中に「脂っぽい」という意見がありました。
確かに食べた後少しすると、口の中が少し脂っぽいという感じはしました。口の中が脂でペタペタとする感じです。それを不快と思うかは個人的な感覚ではありますが、私は余韻として楽しむことが出来ました。

値段と美味しさは比例しやすいというのが一般的ですが、税込み203円で手軽にこの美味しさが味わえるのは、本当に凄いと思います。商品開発者さんの素晴らしい努力の結晶ですね!


以上、日本で買える台湾商品レビューでした!