今回も「日本で台湾料理を楽しもう!」シリーズです。
引き続き「おススメですよ!」という東京・大阪近郊のお店を募集していますので、自薦・他薦問わずぜひご紹介ください。
さて今回は大阪にあるお店をご紹介したいと思います。
以前は「GoGoパクチー」という名前でパクチー専門店をやられ、パクチー好きのパクチニストの間では有名だったお店だそうですが、今は台湾料理専門店として営業されています。
場所は本町と四ツ橋の中間あたりの南船場となります。
台灣食堂

湾の漢字ではなく、繁体字の「灣」を使っているのにこだわりを感じそうですね。
ちなみに台湾を繁体字で書くと「臺灣」と書きます。
お店は地下にありますが、外にはこのような素敵な看板がありました。

「胃袋台灣小旅行」、素敵なコピーです!
引き続き「おススメですよ!」という東京・大阪近郊のお店を募集していますので、自薦・他薦問わずぜひご紹介ください。
連絡は上記タブの「Contact」経由か tabetaiwan@gmail.com 宛にお願いいたします!
さて今回は大阪にあるお店をご紹介したいと思います。
以前は「GoGoパクチー」という名前でパクチー専門店をやられ、パクチー好きのパクチニストの間では有名だったお店だそうですが、今は台湾料理専門店として営業されています。
場所は本町と四ツ橋の中間あたりの南船場となります。
台灣食堂

湾の漢字ではなく、繁体字の「灣」を使っているのにこだわりを感じそうですね。
ちなみに台湾を繁体字で書くと「臺灣」と書きます。
お店は地下にありますが、外にはこのような素敵な看板がありました。

「胃袋台灣小旅行」、素敵なコピーです!
さて、店内。

お店は結構広く、席数はカウンター含め56席。
お座敷の席もあり、アットホームな感じです。
こちらメニューです。

台湾と同じく、オーダーシートを使います。
左は冬季特別メニューで、こちらは口頭で注文くださいとのことでした。
お酒の種類はたくさんありました。


取り合えず台湾ビールで乾杯!

ミニボトルです。
左が付け出しで出てきた、ビーフンと卵とザーサイです。
卵はとても味付けの良い煮卵で、すでに台湾を感じてきました。
鹿の薬膳スープ

GoogleMapや食べログを見ると、サービスクーポンがあったので、こちらをいただきました。
(※今は別のクーポンになっています)
スープの味付けは薬燉排骨に似た漢方系で個人的にはとっても美味。
お肉は鹿の肉だけあって脂身の少ない赤身肉ですが、臭味などなくとても柔らかかったです。
そしてこちらもサービス。

免疫力を高めよう!ということで朝鮮ニンジンが入ったペーストだそうです。
味は朝鮮人参そのものでしたが、とても食べやすかったです。
ちなみに頂いた当日はこのペーストのおかげか、夜中まで飲み歩いてました(笑)
少しするとお料理がやってきました。
口水鶏(よだれ鶏)

メニューにあったら絶対頼んでしまう口水鶏です。
もう見た目とスパイシーな匂いで、食べる前からよだれが垂れそうな、そんな鶏料理です。
味付けは上品な口水鶏という感じで、花椒も効いてほどよくスパイシー!
鶏が良い感じに火が通っており鶏ハムのような感じでとっても柔らかかったです。
白飯があればこの一皿で3杯は食べられそう。
ちなみに2杯は鶏で、1杯はタレだけで食べられるくらいタレが美味しかったです。
鹹蜆仔(蜆の醤油漬け)

台湾の最強おつまみといっても過言ではない、台湾ビールにとっても合うやつです。
半生の蜆をニンニク醤油で漬けており、とっても美味しいです。

シジミの濃い旨味がニンニク醤油で増幅されているので、これさえあれば、台湾ビールを永遠に飲んでられます!
大鶏排(名物特大唐揚げ)

先ほど蜆の醤油漬けが最強おつまみって言ってしまいましたが、台湾ビールに合うやつといえば、この唐揚げかもしれません。
大きさが特徴的ですが、写真ではなかなかわかりにくいので、会社の後輩のモリリン君と比べてみました。

うん、顔より大きいですね。
タピオカ粉が混ざった衣で揚げているので周りはカリッカリです。
皿の奥に見えるのが、唐揚げにかけると何でも台湾風になる魔法の粉かと思われます。
台湾のスーパーでも買えるおススメのスパイスです(最下部)
お好みでこちらもどーぞ!ということで唐辛子の粉をいただきました。
これを両方振りかけると、台湾屋台でたべる大鶏排そのまま!

「ビール、追加でお願いします!」
サラダも食べないとですよね。
鹹蛋沙拉(鴨卵のサラダ)

台湾でおかゆを食べる時に一緒にたべる、しょっぱい茹で鴨卵が入っています。
鶏の卵よりも黄身の味が濃い鴨卵、良い感じにしょっぱくて美味しいサラダでした。
蚵仔煎(牡蠣オムレツ)

プルっとした生地が特徴の牡蠣が入った台湾オムレツです。
こちらのお店のは生地がしっかり焼かれており、食べ応えがありました。
牡蠣はぷりぷりで、卵の甘さと甘辛ソースが絡み合って美味しかったです。
生煎包(焼小籠包)

生煎包というと、小ぶりの焼いた肉まんが多いですが、こちらのお店のは焼小籠包です。
小籠包自体はとっても美味!
皮のなかからほどよい肉汁が飛び出し、油で焼けた部分はカリカリで美味しかったです。
梅干菜扣肉(角煮)

梅菜という菜っ葉を使った角煮です。
少し酸味のある梅菜ですが、豚肉との相性バッチリ。
口に入れるとトロっととけるほど柔らかく、素晴らしく美味しい!!!
パクチーと一緒に食べるとこれまた良い感じに調和をして後引く美味しさでした。
沙茶麻婆豆腐

普通の麻婆豆腐だったら(台湾料理ではないので)頼みませんでしたが、「沙茶」の文字にピン!と来たので頼んでみました。
沙茶は沙茶醤という調味料のことで、台湾では鍋の調味料としてよく使われています。
インドネシアやマレーシアで使われているサテーソースのが由来のもので、ピーナッツやニンニク、魚介や干しエビなどを発酵させて作られたもので、独特な味わいがあるため、麻婆豆腐のベース味だったら絶対美味しい!と思ったらやっぱり美味でした。
沙茶醤の複雑な魚介系の味わいが麻婆豆腐を奥深い味にしており、美味しい!
麻婆豆腐といえば白飯ですが、今回はこちらをオーダー。
滷肉飯

ルーロウファンです。
魯肉飯と書く場合もありますが、滷は煮込むという意味なので、本来のルーロウファンは「滷肉飯」と書くのが正解です。
漢字のうんちくについては、食べ台湾本にも記載されていますので、まだ手に取られていない方はぜひどうぞ。

さてこちらの滷肉飯の味ですが、間違いない美味しい滷肉飯です。
滷肉飯といっても八角ががっつり効いたものもありますが、こちらのは風味程度で日本人の口にも合う逸品でした。
お肉もトロットロ、ご飯もタレがシミッシミで最高です。
台湾の「丼」といえばこちらも有名ですよね。
鶏肉飯

ジーロウファンと呼ばれる鶏肉丼です。
万人受けする味付けて、揚げネギと思われるものが入った塩だれが掛かっており、こちらも一口食べると一気に食べたくなる美味しさ。

滷肉飯同様、ご飯までタレがシミッシミでとっても美味しい!!!
鶏肉も程よく柔らかくて至福の一杯でした。
ということで、大阪でも本格台湾屋台料理が食べられるお店のご紹介でした。
全体的にパクチーが入っていますが、こちらももちろんパクチー抜きでのオーダーは可能です。
無類のパクチー好きは「パクチー食べ放題」というのもあるそうなので、好きな料理に好きなだけ入れて食べるのもアリかもしれません。
料理は全般的に台湾本来の味付けですが、香辛料は少し控えめなので、初心者でも安心していただけるかと思います。
台灣食堂
大阪府大阪市中央区博労町4丁目7−3 T3SHINSAIBASHIビル B1F
営業時間:17:30〜23:00 / 火曜はランチあり11:30〜14:00
定休日:月曜日
電話:050-5590-8126
tabelog.com
最寄り駅:本町・四ツ橋

お店は結構広く、席数はカウンター含め56席。
お座敷の席もあり、アットホームな感じです。
こちらメニューです。

台湾と同じく、オーダーシートを使います。
左は冬季特別メニューで、こちらは口頭で注文くださいとのことでした。
お酒の種類はたくさんありました。


取り合えず台湾ビールで乾杯!

ミニボトルです。
左が付け出しで出てきた、ビーフンと卵とザーサイです。
卵はとても味付けの良い煮卵で、すでに台湾を感じてきました。
鹿の薬膳スープ

GoogleMapや食べログを見ると、サービスクーポンがあったので、こちらをいただきました。
(※今は別のクーポンになっています)
スープの味付けは薬燉排骨に似た漢方系で個人的にはとっても美味。
お肉は鹿の肉だけあって脂身の少ない赤身肉ですが、臭味などなくとても柔らかかったです。
そしてこちらもサービス。

免疫力を高めよう!ということで朝鮮ニンジンが入ったペーストだそうです。
味は朝鮮人参そのものでしたが、とても食べやすかったです。
ちなみに頂いた当日はこのペーストのおかげか、夜中まで飲み歩いてました(笑)
少しするとお料理がやってきました。
口水鶏(よだれ鶏)

メニューにあったら絶対頼んでしまう口水鶏です。
もう見た目とスパイシーな匂いで、食べる前からよだれが垂れそうな、そんな鶏料理です。
味付けは上品な口水鶏という感じで、花椒も効いてほどよくスパイシー!
鶏が良い感じに火が通っており鶏ハムのような感じでとっても柔らかかったです。
白飯があればこの一皿で3杯は食べられそう。
ちなみに2杯は鶏で、1杯はタレだけで食べられるくらいタレが美味しかったです。
鹹蜆仔(蜆の醤油漬け)

台湾の最強おつまみといっても過言ではない、台湾ビールにとっても合うやつです。
半生の蜆をニンニク醤油で漬けており、とっても美味しいです。

シジミの濃い旨味がニンニク醤油で増幅されているので、これさえあれば、台湾ビールを永遠に飲んでられます!
大鶏排(名物特大唐揚げ)

先ほど蜆の醤油漬けが最強おつまみって言ってしまいましたが、台湾ビールに合うやつといえば、この唐揚げかもしれません。
大きさが特徴的ですが、写真ではなかなかわかりにくいので、会社の後輩のモリリン君と比べてみました。

うん、顔より大きいですね。
タピオカ粉が混ざった衣で揚げているので周りはカリッカリです。
皿の奥に見えるのが、唐揚げにかけると何でも台湾風になる魔法の粉かと思われます。
台湾のスーパーでも買えるおススメのスパイスです(最下部)
お好みでこちらもどーぞ!ということで唐辛子の粉をいただきました。
これを両方振りかけると、台湾屋台でたべる大鶏排そのまま!

「ビール、追加でお願いします!」
サラダも食べないとですよね。
鹹蛋沙拉(鴨卵のサラダ)

台湾でおかゆを食べる時に一緒にたべる、しょっぱい茹で鴨卵が入っています。
鶏の卵よりも黄身の味が濃い鴨卵、良い感じにしょっぱくて美味しいサラダでした。
蚵仔煎(牡蠣オムレツ)

プルっとした生地が特徴の牡蠣が入った台湾オムレツです。
こちらのお店のは生地がしっかり焼かれており、食べ応えがありました。
牡蠣はぷりぷりで、卵の甘さと甘辛ソースが絡み合って美味しかったです。
生煎包(焼小籠包)

生煎包というと、小ぶりの焼いた肉まんが多いですが、こちらのお店のは焼小籠包です。
小籠包自体はとっても美味!
皮のなかからほどよい肉汁が飛び出し、油で焼けた部分はカリカリで美味しかったです。
梅干菜扣肉(角煮)

梅菜という菜っ葉を使った角煮です。
少し酸味のある梅菜ですが、豚肉との相性バッチリ。
口に入れるとトロっととけるほど柔らかく、素晴らしく美味しい!!!
パクチーと一緒に食べるとこれまた良い感じに調和をして後引く美味しさでした。
沙茶麻婆豆腐

普通の麻婆豆腐だったら(台湾料理ではないので)頼みませんでしたが、「沙茶」の文字にピン!と来たので頼んでみました。
沙茶は沙茶醤という調味料のことで、台湾では鍋の調味料としてよく使われています。
インドネシアやマレーシアで使われているサテーソースのが由来のもので、ピーナッツやニンニク、魚介や干しエビなどを発酵させて作られたもので、独特な味わいがあるため、麻婆豆腐のベース味だったら絶対美味しい!と思ったらやっぱり美味でした。
沙茶醤の複雑な魚介系の味わいが麻婆豆腐を奥深い味にしており、美味しい!
麻婆豆腐といえば白飯ですが、今回はこちらをオーダー。
滷肉飯

ルーロウファンです。
魯肉飯と書く場合もありますが、滷は煮込むという意味なので、本来のルーロウファンは「滷肉飯」と書くのが正解です。
漢字のうんちくについては、食べ台湾本にも記載されていますので、まだ手に取られていない方はぜひどうぞ。

さてこちらの滷肉飯の味ですが、間違いない美味しい滷肉飯です。
滷肉飯といっても八角ががっつり効いたものもありますが、こちらのは風味程度で日本人の口にも合う逸品でした。
お肉もトロットロ、ご飯もタレがシミッシミで最高です。
台湾の「丼」といえばこちらも有名ですよね。
鶏肉飯

ジーロウファンと呼ばれる鶏肉丼です。
万人受けする味付けて、揚げネギと思われるものが入った塩だれが掛かっており、こちらも一口食べると一気に食べたくなる美味しさ。

滷肉飯同様、ご飯までタレがシミッシミでとっても美味しい!!!
鶏肉も程よく柔らかくて至福の一杯でした。
ということで、大阪でも本格台湾屋台料理が食べられるお店のご紹介でした。
全体的にパクチーが入っていますが、こちらももちろんパクチー抜きでのオーダーは可能です。
無類のパクチー好きは「パクチー食べ放題」というのもあるそうなので、好きな料理に好きなだけ入れて食べるのもアリかもしれません。
料理は全般的に台湾本来の味付けですが、香辛料は少し控えめなので、初心者でも安心していただけるかと思います。
台灣食堂
大阪府大阪市中央区博労町4丁目7−3 T3SHINSAIBASHIビル B1F
営業時間:17:30〜23:00 / 火曜はランチあり11:30〜14:00
定休日:月曜日
電話:050-5590-8126
tabelog.com
最寄り駅:本町・四ツ橋
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