台湾で麺と言えば牛肉麺が有名ですが、個人的には涼麺にももっと注目して欲しいと思っています。
涼麺とはボソボソとコシのない麺に大蒜醤油とゴマダレが掛かっており、サイドオーダーで頼む味噌汁は甘く「なんじゃこりゃ!」という第一印象でしたが、食べれば食べるほどハマり、今では涼麺ラブです。

食べ台湾では過去にいくつか涼麺をご紹介いていますが、今回ご紹介するのはザーサイと豚肉が入った涼麺のなかでも具沢山の一品です。

場所は松江南京駅から徒歩4分程、伊通街が長春路にぶつかる交差点付近にあります。

偉富麺館(ウェイフーミェングワン)
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お店入り口の右側はテイクアウトのカウンターです。
お店の中に入りオーダーシートを受け取りましょう。
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空いてる席に座り、数分待ちます。
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ほどなくするとやってきました。

肉絲涼麺(ロースーリャンミェン)(小)55元
三合一湯(サンハーイータン)45元
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涼麺といえばやはりお味噌汁。

先ずは肉絲涼麺の方からいってみましょう。
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一般的な涼麺はゴマダレがドロッとかかっているだけのものも多いのですが、今回頼んだのは肉絲涼麺なので、肉絲が入っています。

肉絲の中身は細切り豚肉とザーサイ。
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ドッサリとのっています。

そのまま食べてももちろん美味しいですが、私はピリ辛が好き。
テーブル調味料の辣油をのせていただきます。
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写真では見えませんが、麺の下の方に大蒜醤油があるので、全体を混ぜ混ぜしていただきます!
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麺はプツプツと切れる歯ごたえのない中華麺。
麺にコシを求める人にとっては物足りないかもしれません。
しかし麺がタレにめちゃくちゃ絡むので、一本一本が大蒜醤油やゴマダレを纏います。

一口食べると、口の中はゴマと醤油の風味でいっぱいになり、とっても美味!
奥の方でニンニクを感じると、またもう一口!と箸が伸びてしまいます。
アクセントにザーサイのコリコリした食感と、豚肉が入り混じり、ホント美味しいです。

続いてはこちらの三合一湯です。
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三合一、つまり3つを一つにしているという意味で、貢丸(ゴンワン)である肉団子と卵、そして味噌が一緒になり、湯はスープのことなので、三つ入ったスープ、ということになります。

台湾の味噌汁は日本人にとっては甘く感じることが多く、一口目はビックリするかもしれませんが、涼麺との相性がとってもよく、慣れるとこれがやみつき。
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中に入っているフワフワの溶き卵もふんわりと甘く、そして貢丸また最高。
噛むとものすごい弾力があり、ブリブリという食感でとっても肉肉しいです。


ということで、涼麺と台湾味噌汁のご紹介でした。
涼麺は屋台のお店も多いので、店舗でゆっくり食べたい方にはお勧めです。
涼麺以外にもスープに入った麺やジャージャー麺など色々な種類もあるので、色々試したい方にはお勧めです。



偉富麺館

台北市中山區伊通街135號1樓號
営業時間7:00~20:00
定休日:日曜日
最寄り駅:松江南京