魯肉飯、鶏肉飯など台湾には数々の美味しい丼ものがありますが、照りっとした豚バラがのった焢肉飯(コンローファン)は、多くの日本人を魅了してきたのではないでしょうか。

最強の焢肉飯(コンローファン)と言えば見た目も最高なこちらですね。


しかし焢肉飯は豚バラ肉を使用しているため脂身部分も多く、ちょっと苦手・・・というかたもいらっしゃるかもしれません。

今回はそんな方にお勧めな豚もも肉を使用した美味しい豚丼がいただけるお店をご紹介したいと思います。
もちろん焢肉飯(コンローファン)もメニューにあるので、あっさり派もこってり派も満足できるかと思います。

場所は台北駅北側。
長安西路の小道にある綺麗なお店です。

大稻埕魯肉飯(ダーダオチェンルーローファン)
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大稻埕といえば、迪化街もある現在の台湾台北市大同区附近の名称で、龍山寺がある艋舺(バンカ:台湾語)を継承し、清末から日本統治時代にかけ台湾で最も発展した地方のことです。
さて、お店の前には写真付きのメニューがあるので取り合えずチェック。
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(下記写真クリックで、拡大した写真メニューが見られます。)
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うーん!主食はほぼ茶色ですね。
この茶色はとっても食欲を引き立てます。

カウンターにはこのようなオーダーシートもありました。
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写真メニューをみながら、オーダーシートに食べたいものにチェックを入れて、お店の人に手渡してお支払いです。
一番下に卓號(テーブル番号)が書いてあるので、一旦テーブルに座って注文する場合はこちらに番号を書き入れましょう。

待つこと1分少々、やってきました。

腿庫飯(トゥイクーファン)65元
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別名:モモ子めし
英語表記には、Foreleg Rice と書かれていますが、横にMomoko Meshiとも記載があります。
腿=もも、庫=こ、飯=めし、でモモ子めしということでしょうね。
安易なネーミングですが、なかなかセンスありますねぇ!
さて、そんなモモ子めし、一般的な焢肉飯(コンローファン)だとバラ肉一枚ドーン!とのっていますが、こちらは厚めに切られたモモ肉が数枚のせられています。

お箸で持ち上げると、見るからに柔らかく煮込まれた豚もも肉です。
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パクっと一切れ。
うん、柔らかくそして程よい醤油感の味付け。
日本人が苦手な八角風味も全然感じません。
お肉の脂身も程よい感じでのっており、とっても美味!

サイドメニューはもちろんこの茶色です。

油豆腐(ヨウドーフ)15元
魯鴨蛋(ルーヤーフダン)15元
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じっくりと煮込まれた厚揚げと、鴨の煮卵です。
中まで染みていて美味しい!
最高のサイドメニューです。
ちなみに鴨の鶏の卵の違いってなんでしょう?
栄養価は多少違うと思いますが、個人的にはちょっと鴨の方が白部分の弾力さが強いかなと思います。


ということで、モモ子めしのご紹介でした。
こちらのお店、魯肉飯はもちろん豚足なども食べられるので、皆でいって色々頼むのも面白いかもしれません。
お店もとってもきれいで清潔感たっぷりなので、ローカルなお店に一歩踏み出せていないかたでも気軽に入れるかと思います。
ぜひお試しください。


大稻埕魯肉飯

台北市大同區長安西路220巷17號
営業時間:11:30~20:00
定休日:日曜日
最寄り駅:台北駅
https://restaurant-13843.business.site/