日本ではなかなかお目に掛かれないけど、台湾で美味しく食べられているスイーツ素材と言えばなんでしょう?

そう、タロイモです。

タロイモは主にポリネシアや南太平洋で栽培されるサトイモの一種です。
日本だと沖縄などで栽培されているそうですが、全国的にはあまり馴染みがありませんよね。
見た目は薄紫色をした丸い形をした大き目の芋で、台湾では芋頭(ユイトウ)と呼ばれ一般的に食されており、これがスイーツに入るととっても美味なんです!

食べ台湾では何度かタロイモのことを紹介しており、私もタロイモラバーの一人です。
最近ご紹介したタロイモスイーツだとこちらのかき氷でしょうか。



そして今回ご紹介するのもかき氷ですが、タロイモラバーも納得のおススメのデザートです。

場所は西門駅と北門駅のちょうど中間あたりで、台北駅寄りの延平南路沿いにあります。

来呷甜甜品(ライジャーティエンティエンピン)
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あずき色の看板が目印です。
お店の前には机がいくつか設置されており、オープンテラス的な雰囲気で食べられますね。
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オーダーシートはありませんが、こちらの写真付きメニュー表を使って口頭注文しましょう。
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その場でお支払いをし、注文完了です。

こちらトッピングコーナー。
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10元から20元でトッピングも可能です。

お店の前では美味しそうなお餅も茹でています。
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待つこと数分、自分の分が出来上がりました!

蜜芋麻糬焼雪冰(ミーユイマーシューシャオシュエビン)
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蜜芋=甘く煮たタロイモ
麻糬焼=モチっとトロっと作り上げたピーナッツを纏ったお餅
雪冰=ミルクベースのかき氷

それぞれが主役級くらいですが、その3つが合体するとこうなります!
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3つの合体がどれだけ凄いかというと、キャプテン翼を例でいえば、ブラジルユース代表のカルロス・サンターナがあみ出した「トルネードアロースカイウィングシュート」くらい。
東洋の守護神、ゴールキーパーの若林君の腕を破壊したくらいですからね・・・。
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とまぁ余談はさておき、いただきましょう。

先ずは一口、タロイモのトロッとしたソースがかかっている雪冰をいただきます。
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んーーーーー!!!
美味しい!!!
フワフワで主張し過ぎないほんのりと甘いミルク味のかき氷に、個性の強いタロイモの甘みがとっても相性良く、パクパクいけます!
タロイモもとっても甘く煮こまれており、独特のヌッチャという歯ごたえが美味しくとっても甘いです。

そしてこの麻糬も!
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周りはピーナッツ粉でコーティングされておりモッチモチ、だけど中はトロッとした食感のお餅が入っています。
というのも先ほどの調理の写真の通り、お餅は茹でたて。
少し熱いくらいのお餅がのっているので、かき氷で冷めないうちにいただくと、モチトロの食感を味わうことができます。
纏ったピーナッツ粉も良い感じにお餅の美味しさを引き立てており、とっても美味しい!

モチ、タロイモ、かき氷!
それぞれを順番に食べたり、混ぜ合わせて食べたりともう最高です。
最後までまったく飽きずに完食です。


ということで、主役級が3つ入ったとっても美味しいかき氷のご紹介でした。
タロイモミルクがとっても美味しいように、タロイモとミルクかき氷の相性もばっちりです。
タロイモ、本当に美味しいですので、食べたことない人はぜひ食べましょう!


来呷甜甜品

台北市中正區延平南路11號
営業時間:12:30~20:30
定休日:火曜日
最寄り駅:北門or西門
https://www.facebook.com/meetdesserts/