台湾で餃子といえば、一般的には水餃(水餃子)を指すことが多く、つるんとしたもちもち皮が魅力なのですが、やはり餃子といえば焼餃子。
台湾で美味しい餃子が食べたい!!

ということで今回は水餃子だけでなく美味しい焼餃子もいただける、ローカルな餃子専門店をご紹介いたします。
ちなみに一般的な焼餃子は「鍋貼(グオティエ)」や「煎餃(ジェンジャオ)」と呼ばれています。

場所は、MRT士林駅から徒歩で北方面に約9分、美崙街という通りにあります。

及品鍋貼水餃專賣店(ジーピングオティエしゅジャオジュアンマイディエン)
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ご飯時には長い行列ができる大人気店です。

入り口のところにオーダーシートがありますので、ひとつ手に取ってお店の中へ。
店内用が白、持ち帰りがピンクです。
こちらは店内用のオーダーシート。
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テーブルには写真付のメニュー、日本語の記載もありました。
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鍋貼と6種類の水餃があり、各種10個から注文可能です。
オーダーシートが記入出来たらレジへ持って行き、注文&お会計(先払い)となります。

この日の訪問は夕方4時過ぎ、こんな中途半端な時間でもお客さんは途切れることなくやって来ていました。
食事時には行列ができるほどですので、この辺りの時間帯が並ばずに食べられる狙い目かもしれません。

お店の奥には、お箸やレンゲなどの食器と調味料が置かれているコーナーがあります。
こちら、調味料です。
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真ん中の「特調醤油(微辣)」に手前の辛いのを足して食べるのがオススメです。

こんな感じでスタンバイOK。
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さあ、やって来ましたこちら。
鍋貼(グオティエ) 50元/10個
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見るからにカリッと焼けた黄金色のボディに西日があたって、美しく輝いています。
鍋貼は日本でいうところの棒餃子に似た形ですね。

持ち上げてみると、この大きさ。
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いやー、美味しそう&このカリっと感がたまりません!

先ずは何もつけずに、ガブリと行ってみます。
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皮カリッ!!そして熱っ!
火傷しそうになりながら味わう中の餡は、お肉がふわっとキャベツがシャッキシャキ。
優しい味わいに、大きめに切られたキャベツの食感がなんとも素敵です。
噛むほどにジュワジュワーと美味しさが溢れて出てくる感じ!

今度はタレをつけて。
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たっぷりつけると、にんにくの香りと唐辛子の辛味でパワーが増し、これまた美味しい!
これはもう、白飯バウンドをさせてかきこみたいところですが、残念ながら白飯はメニューにありません。
一般的にお米も餃子も主食というカテゴリなので、普通の餃子屋さんに白飯置いてないんですよね。

気を取り直して、こちら。

酸辣湯(スワンラータン)30元
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台湾で餃子のお供といえば、スープ。
なかでも酸辣湯はよく一緒にいただく組み合わせです。
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うん、ほどよい酢加減で胡椒がピリリと効いています。
台湾の酸辣湯って、こういう味付なんですよね。
こちらのお店のは塩味もしっかりしていて、旨さがピンッと一筋通っているタイプ。
餃子を頬張りながら、この酸辣湯と交互にいただくととってもいい感じで相性バッチリで永遠に食べられそうです。

そしてこちらもいただきます。
招牌飲料(ザオパイインリャオ)25元
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おすすめドリンクという名のこちらは、豆乳紅茶です。
甘さは控えめで、普通のミルクティーよりもさっぱりしています。
鍋貼と一緒にいただいても違和感なく、さすが餃子屋さんがおすすめというだけあって合うように作られているなと感じました。


ということで、美味しい焼餃子が食べられる人気店をご紹介しました。
こちらのお店、前述の通り白飯はメニューになく、ビールも置いていません。
でもこの餃子を諦めるのはもったいない。
カリっとジューシーな鍋貼をほおばり、口の中のアブラ感と酸辣湯の調和を楽しんで、豆乳紅茶でサラサラにする、そんな台湾スタイルで、ぜひ味わってみてくださいね!


及品鍋貼水餃專賣店

台北市士林區美崙街93號
営業時間:11:00~20:30
定休日:日曜日
最寄り駅:士林駅