台湾の朝ごはんは色々ありますが、朝小籠包というのも台湾朝ごはんを楽しむ一つです。

今回は著書:もっと激ウマ! 食べ台湾 地元の人が通い詰める最愛グルメ100軒 でもご紹介をした、ふわふわの小籠包をご紹介したいと思います。

場所は台北市の隣、新北市の三重(サンチョン)にあります。
オレンジ色のMRT大橋頭駅の横を流れる川を渡ればすぐに新北市、三重國小駅から徒歩五分ほどあるいたところにそのお店があります。

順昌鮮肉小龍包(シュンチャンシェンロウシャオロンバオ)
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地元の方が引っ切り無しに訪れていました。


テイクアウトの方がほとんどですが、中で食べる場合は空いてる席に座りましょう。
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壁にメニューがありました。
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一般的な朝食メニューの豆漿や肉包などもありますがここは小籠包を。
作り置きもありそうですが、次から次へとテイクアウトの方々が「小籠包」を注文するので、猛スピードで包み上げていきます。
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包みたて蒸したての小籠包がやってきました。

小籠包(シャオロンバオ)80元
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10個入りで80元です。
1個8元の表記もあるので、半籠(5個)の注文もできそうですね。

包みたての手作り小籠包、鼎泰豊のように包み方に芸術的な美しさはありませんが、いかにも手作りという包み方が素敵です。
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半透明の皮の奥にうっすら餡も見えますね。

こういうお店になかなか生姜の千切りはありません。
辣椒醤と醤油でいきましょう。
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まずはレンゲの上にのせ、恒例の小籠包の横腹を割いてみます。
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が、スープらしきものは出て来ず。
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ガブッと半分ほど食べてみました。
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おおおお!これは美味しい!!!
小籠包ってスープが命!な感じで語られることもあるのですが、こちらの小籠包な中にタプタプのスープは入っていません。
しかし餡がスポンジ状のようになっているのか、餡を噛みしめるとジュワーっとスープが口の中で広がります。
生姜の風味もするので、肉の臭みも消え、自然な肉の旨味がします。
味もしっかりついているので、正直醤油必要ないかも。
皮は極薄ではないものの、小麦粉の風味がほどよく餡とマッチしてこれも美味しいです。


ということで、朝から美味しい小籠包を楽しめる三重のお店をご紹介いたしました。
噛みしめることで口の中にスープが広がる小籠包、ちょっと新感覚です。
お店の周りも台北とは少しだけ違ったローカル感が味わえる街並みも多いので、ぜひ足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。


順昌鮮肉小龍包

新北市三重區龍濱路130-1號
営業時間:5時00分~13時00分
定休日:火曜日
最寄駅:三重國小駅