台湾には地方の名物として人気の食べ物がさまざまあります。
今回は、台北にいながら台南名物の台南米糕が楽しめる、ローカルなお店をご紹介いたします。
台南まで行く時間がない時でも、台北で試しに食べてみるのもありですよね。

場所は、國父紀念館駅から徒歩4分ほど。
食事処が並ぶエリアの、マンションの1階にあります。

萬香齋台南米糕(ワンシャンザイタイナンミーガオ)
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お店の入り口に、写真付きのメニュー看板がありました。
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このお店って何が食べれるんだろう?と、入らないとわからないお店も多いので、こうして入る前に写真が確認できると、なんとなく安心して一歩が踏みこめますよね。

清潔感のある店内です・
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閉店間際だったのですが、この直前まで家族連れの地元客がにぎやかに食事を楽しんでいました。

空いている席に座り、テーブルに置いてあるオーダーシートに記入をします。
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記入したら、店員さんに渡しましょう。
お会計は食べ終わってからでOKです。

さて、待つこと数分でやって来ました!

台南米糕(タイナンミーガオ)(小)35元
魯鴨蛋(ルーヤーダン)15元
虱目魚丸湯(スームーユワンタン)35元
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3品頼んでもこの価格はいいですね。

それでは、台南米糕からいただいてみましょう。
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色味こそ地味ですが、ご飯の上にいろんな具材が乗っています。
まずは一口。
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魯肉飯のような甘辛いそぼろ肉と、白っぽいのふわふわしたのは魚鬆(ユーソン)と呼ばれる魚でんぶですね。
ご飯はもち米で、もっちもち。
甘め濃いめの味付けがもち米とよくマッチして、とっても美味しい!!

上に乗っている野菜は酢漬けのお漬物。
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一緒に食べると甘辛味に酸味が加わり、さらにいい感じになってモリモリ食べてしまいます。

茹でたピーナッツも乗っていて、こちらはむっちりとした食感がさりげなく魅力的なやつです。
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続いてこちら。
魯鴨蛋です。
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ぱかっと割ってみると、茶色と黄色の素敵なツートンカラー。
めちゃめちゃ浸みてます!
これだけで白飯を食べたくなるくらい、しっかり濃い味でした。

そしてこちらも。
虱目魚丸湯。 
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虱目魚はサバヒーとも呼ばれていて、台南米糕と同じく台南の名物。 
切り身をお粥に入れた虱目魚粥などが有名ですね。

スープからいただいてみると、あっさり醤油味にほんのりセロリの香り。
黒いのはわかめです。

見るからにぷりんとした魚丸ちゃん。
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おおー。虱目魚の魚丸、美味しい!
ぷりぷりですが、少し空気を含んだふわっと感もあります。
生臭さは全然なく、そしてなんといってもこの濃厚な旨味!ぎゅーっと詰まってます。
この旨味、スープへ染み出ることなく全部内側にとどまっていて、魚感が強くて最高でした。


ということで、台南米糕をご紹介いたしました。
日本人好みのくせのない濃いめの味付けで、とっても美味しいですよ。
ぜひ食べてみてくださいね。


萬香齋台南米糕 光復店

営業時間:11:30~20:30
定休日:日曜日
最寄り駅:國父紀念館