台湾のローカル食堂でいただくごはん、 その雰囲気がスパイスとなり、ご飯がとてもおいしく感じられますよね。
地元のお客さんに交じって注文して、 その雰囲気を全身で感じながら看板料理をいただくと身体全体で台湾を感じることができます。

今回はそんなローカルな雰囲気満点ながら難易度は低めな、 美味しい小籠包と定食がいただけるお店をご紹介いたします。

場所は、大橋頭駅から4、5分ぐらいでしょうか。
蘭州街へ入り、蘭州公園を通り過ぎた先にあります。

宜蘭正常鮮肉小籠(湯)包  (イーランゼンチャンシェンロウタンバオ)
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ずらりと並んだ赤い提灯と黄色い看板が目印です。
看板の向かって左側がレジと厨房、右側がテーブル席になります。
お店についたら、まずは左側へ。


厨房の様子はこんな感じ。
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おそろいのピンクのユニフォームで、小籠包を包んだり、 外帯のお弁当を詰めたりしています。
真ん中の眼鏡の女性は片言の日本語OKでした。
チャーミングな笑顔で対応してくれます。

さて、オーダーシートで注文しましょう。
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ラミネート加工されていますので、ここに赤ペンで直接書き込みます。
その場で支払いをし、番号札を受け取って右側の席へ。
お料理は出来上がり次第、席へ運んでくれるシステムです。

店内の様子はこんな感じです。
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入り口付近のテーブルには、
調味料(親切なスプーンの名札付)桂花紅茶(グイホワホンチャ)などがありました。
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こちらの大きな寸胴鍋には、棗(ナツメ) と枸杞(クコの実)のホットドリンク、紅棗枸杞茶
(ホンザオゴーチーチャ)など、セルフサービスの飲み物が置かれています。
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※夏場は冷たいフルーツドリンクになるようです。

もちろん無料、素敵なおもてなしがうれしいですね。

ちなみにナツメとクコの実には様々な効能があるそうで、特に美白・アンチエイジング効果と脂肪をつきにくくする肥満防止の効果があるのだとか。

そんな紅棗枸杞茶を早速いただいてみましょう。
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甘くて優しい味。
ナツメの実もホクホクしていて素朴でとっても美味しいです。

と、ここで注文したものが運ばれてきました。

湯包一籠(タンバオイーロン)80元
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小籠湯包、つまりスープたっぷりな小籠包です。
店名の宜蘭はネギの名産地で、ネギの入ったネギ籠包。
緑色がしっかり透けて見えますね。 美味しそう! 
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口に入れると、うん、とってもジューシー!
お肉の中にもスープ、 少し厚めの皮もじゅわっとスープを吸っている感じでとっても美味。
ネギの甘味もふわりと追いかけてきて、何もつけなくても美味しいです。
これが80元とは、さすがローカル食堂!素晴らしいコストパフォーマンスです。

続いてこちら。
焢肉飯(コンロウファン)80元
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こちらの焢肉飯は丼タイプではなく、定食タイプ。
ご飯はうれしい紫米入りです。

お肉と豆腐はしっかり茶色く色づいており、まわりには野菜がてんこ盛り!
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栄養バランス満点ですね!
野菜は日によって変わるそうですが、うれしいことにどの定食を頼んでもたっぷりついてきます。
台北にいるとつい野菜不足になりがちですが、これで一気に解消できそう。

お肉はトロトロ、とまではいきませんが、ご飯にぴったりの味付けで煮込まれていて、どんどん
進みます。

そしてこちら。
魯蛋(ルーダン)10元/1つ
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お店お勧めの煮玉子です。割ってみるとトロトロ!
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柔らかな黄身の部分が半透明で、キラキラと輝いています。
このタイプの煮玉子、最強。
最後は茶色いおかずをご飯の上に集合させて、美味しく完食です。
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ということで、スープたっぷりネギ入り小籠湯包と、野菜盛り盛りな定食がいただけるお店を
ご紹介いたしました。小籠包を食べつつ主食もガッツリと素晴らしいお店です。
食べ終わったら食器を返却コーナーに片付けて、是非ごちそうさまと声かけしましょう!


宜蘭正常鮮肉小籠(湯)包   蘭州店

営業時間:10:00-14:00 / 16:00-20:00
定休日:日曜日
最寄り駅:大橋頭