大好きな台湾朝ごはんといえば豆漿です。
なかでもおぼろ豆腐のような鹹豆漿は格別ですよね。
そして鹹豆漿と一緒に注文したいのが、蛋餅か焼餅でしょうか・・・。

焼餅はパリパリに焼いてある小麦粉ベースのパンのようなもので、そのまま食べてもよし、間に油條や卵焼きを挟んだりすることが多いですが、今回はなかにサラダを挟んだ焼餅サンドイッチをいただけるお店をご紹介いたします。

場所は錦州街沿いの新生北路近くにあります。
最寄駅は中山國小駅で徒歩5分ほどでしょうか。

曽家豆漿(ツェンジャードウジャン)
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営業時間は夜から朝まで。
朝方はテイクアウトをする多くのお客さんで賑わっていました。

お店の前では、焼餅を作ってオーブンで焼いていました。
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いやー、焼きたての香ばしい匂いがたまりません!!!

こちらメニュー表。
口頭注文で、その場の現金払いです。
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カウンターの前には鍋貼(焼き餃子)や鮮肉煎包など色々あったので、指差し注文もできそうです。
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注文して品物を受け取ったら奥の席に座ります。
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鹹漿(シェンジャン)
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こちらのお店では鹹漿と呼ばれていますが、鹹豆漿と同じです。
撮影時、日差しが流れ込んでいたので、鹹漿が朝焼けに包まれ輝いています(笑)

量は多めで、おぼろ具合も自分好み。
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アミ(小さいエビ)やネギも多めで、比較的に味が濃い鹹豆漿で美味しかったです。

続いていただくのはこちら。

焼餅沙拉(シャオビンサーラー)
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店頭で手作りしていた焼餅の間にサラダが挟まっています。
意外にありそうで、なかなかお目にかかることはありませんでした。

きゅうり、アルファルファ、レタスが挟まっています。
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ガブッと行くと、焼餅のパリパリ感とレタスのシャキシャキ感が重なって面白い食感。
そして、甘いです。
台湾特有の甘いマヨネーズが入っており、台湾で初めて頂いた時は戸惑いましたが、これが慣れると美味しいんですよねー。
しかしこの甘さ、もう一つ甘いベクトルを感じることができます。

中身を覗いてみると細かい茶色の粉が。
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なるほど、花生粉(ファーシェンフェン)、つまりピーナッツの粉が入っています。

普通のサンドイッチとして食べると少しびっくりするかもしれませんが、この甘い感じ、慣れてくるとこれが美味しい。
焼きたての焼餅がパリパリで優しい小麦の味わい、レタスやアルファルファも野菜としては味が濃くないので優しい味、そしてこの台湾マヨネーズとピーナッツ粉。
全体的に味付けが調和しており手が止まりません。
焼餅サンドイッチの甘みを感じつつ、鹹豆漿で塩味を感じと、交互に食べるのがまた良い感じです。


ということで、今回は意外とあるようでなかなかお見かけしない、焼餅サンドイッチがいただける朝食屋さんをご紹介いたしました。
台湾朝食屋さんで多めの野菜が摂取できる貴重な一品です。
甘いマヨネーズに抵抗がない方や、新しい味を求めている方にオススメの朝食屋さんです。
ぜひ訪れてみてくださいね。


曽家豆漿

台北市中山區錦州街123號
営業時間:22:30〜11:00
定休日:火曜日
最寄駅:中山國小