台湾には数々の美味しい粉もの料理があり、麺料理も種類が豊富です。
何度通ってもまた食べたくなってしまうお店もありますよね。

今回はスープと麺の組み合わせがとってもユニークな麺料理がいただけるお店をご紹介いたします。

場所は、西門駅1番出口から徒歩5分ほど。昆明街にそのお店はあります。

何家排骨酥(ハージエパイグースー)
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店内はこんな様子です。
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ローカルな雰囲気の中に清潔感を感じる店内です。
しかし照明器具がやたらオシャレです。

オーダー票はカウンターに置かれているので、1枚取って、空いている席に座りましょう。
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こちら、排骨酥湯が美味しいと地元の方に評判のお店で、招牌は排骨酥湯とその麺入りのメニューとなっています。
早速記入して、店員さんに渡しましょう。
お会計は食べ終わってからでOKです。

しばらく待っていると、湯気を立ててやってきました。

排骨酥雞絲麺 (パイグースージースーミェン)85元
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見た目はこの通り少々地味な感じ。緑はパクチーです。
早速スープを一口いただくと、 黒胡椒とパクチーが効いており、コクがありつつもあっさりしていて美味しいです。

では排骨酥からいただきましょう。
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うん、やわらかい!
骨の周りのお肉って、ほんと美味しいですよね!
排骨酥は、豚のアバラ部分を揚げたものなので、香ばしさと肉の旨味が溶け出ており、スープをまたじゅわっと吸いこんでいるこの感じがたまりません。

そしてこちら。
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これは冬瓜ですね。
もう、お箸でつかむと崩れてしまいそうなくらいトロトロ。
 口に入れるとじわりと溶けてしまいます。

麺はこんな感じ。
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麺自体がうっすら茶色。これが雞絲麺(ジースーミェン)です。
雞絲麺とは麺の種類の1つで、 生地の段階でチキンスープを練りこみ、麺状にした後に一度油で揚げています。
あまり知られていないのですが、 あの「チキンラーメンの原型」とも言われているとか。

素麺ほどの太さの麺はシコシコと弾力のある歯ごたえで、なんとも素敵。
噛んでいると、チキンのあの味がしてきます。
そして食べ進めるにつれて、雞絲麵のチキン味がスープに滲みだし、 スープの味が変化していくのがわかります。
これが見事なダブルスープで、美味しい!!

と、ここで美味しい麺とスープをいただいていると、 なんだかご飯ものも一緒に食べたくなって追加注文しました。

滷肉飯(ルーロウファン)25元
魯鴨蛋(ルーヤーダン)15元
燙青菜(タンチンツァイ)30元
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ラーチャーセットならぬ、ラールーセットが完成。
滷肉飯のお肉がたっぷり、キラキラしています。

さっそく滷肉飯を一口いただきましょう。
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見た目通りコッテリで、甘めなタイプの滷肉飯です。
これはスープと合いますねぇ!

魯鴨蛋を割ってみると
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白身の部分が隅々まできっちりうす茶色に染まっていて、もう見ただけでいい感じとわかるやつです。
かちっと固まった黄身がモサモサでとっても美味。
燙青菜も美味しくいただきました。 


ということで、 排骨酥雞絲麺がいただけるお店をご紹介いたしました。
ちなみに、麺だけでも普通の一人前として十分な量です。  
このスープと麺の組み合わせ、ぜひ味わってみてくださいね!


何家排骨酥  

営業時間:11:00~14:30 / 17:30~20:30
定休日:水曜日
最寄駅:西門駅