台湾でぜひ食べたいもののひとつ、鵝肉(アーロウ)と呼ばれるガチョウ肉。
ガチョウ肉は日本ではなかなかお目にかかることができません。

ガチョウ肉の有名店といえば、 以前食べ台湾でご紹介した阿城鵝肉http://www.tabetaiwan.com/archives/2259551.html)などがありますが、ちょこっと食べたい時やひとりの時などは、少し敷居が高かったりするんですよね。

ということで、ひとりでも気軽に安心して堪能できる、美味しいガチョウ丼のお店をご紹介致します。

場所は、忠孝復興站と忠孝敦化站の間ぐらいを市民大通りのほうへ向かって進んだ住宅街の一角。

陳陽鵝肉大王(チェンヤンアーロウダーワン)
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店先が厨房兼レジになっているので、 ここでオーダーシートを1つ取って、店内へ入りましょう。


店内はこのような感じ。
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決して広くはないのですが、黒い壁に木のテーブルとなかなか雰囲気があります。

こちら、入り口でいただいたオーダーシートです。
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メニューには鴨肉(カモ)のが多いので、ガチョウを堪能したい方は、必ず鵝肉が書いてあるものを注文しましょうね。

記入したら店員さんに渡します。


間もなくして、美味しそうに湯気をモクモクと立ててやってきました。

鵝肉飯(小)(アーロウファン)80元
貢丸湯(ゴンワンタン)40元
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まずは貢丸湯からいただきます。
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貢丸湯のスープは、 透き通っていてセロリの風味を効かせたものが一般的なのですが、ここのは違います。
この白濁したスープ! 
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ガチョウを使って出汁をとったスープに貢丸が入っているので白濁しているそう。
貢丸は豚肉でできているので、ガチョウ×豚という旨味二重奏な肉肉スープ。
しっかりと出汁の効いた深い味わいで、後味は意外にもスッキリ。
もちろん臭みは全くなくて、ゴクゴク飲めてしまいます。

貢丸は小さめながらブリンッとして、これまた期待を裏切りません。
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さて、鵝肉飯にいってましょう!
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ご飯の上に、ガチョウ肉(どの部位かはその時のお楽しみ)、煮卵、白菜、揚げたエシャロ
ットがトッピングされています。
ガチョウ肉の丼スタイルって、実は結構めずらしいんですよね。

ではさっそくお肉からいただきます。
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うーん、しっとりジューシー。
噛めば噛むほどガチョウの濃厚な肉汁がじわじわ出てきます。
脂身の部分も脂っこさはあまり感じず、旨味の塊でできているみたい。
ガチョウってなんでこんなに美味しいんでしょうね!!

このまま一気に平らげてしまいそうなのをこらえて、テーブル調味料に登場してもらいましょう。
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とっても辛いアイツ、辣椒醤です。
これをガチョウ肉に乗せて・・・
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うまい!けど辛いっ!辛いっ!(乗せすぎました。汗)
すかさず追い飯します。
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ほどよく塩味が効いたこの白菜、そしてお肉の出汁が染み込んでいます。 
この優しい白菜に、揚げエシャロットのコクと食感がいいアクセントになって、これだけでもどんどんご飯が進みます。

ところでこの丼、色が薄いのでわかりづらいのですが、うれしいことに結構汁ダクなんですね!!
だから、シメはこんな感じで。
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ご飯を少し残しておいて、辣椒醤を投下。
よーくまぜまぜしていただきます。
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麺線や乾麺でお馴染み、テーブル調味料で味変のプチ応用版、味に広がりが出て美味しい!
丼物だからこそできる、汁ダク飯と辛い調味料のフュージョン。
ぜひやってみてくださいね。


ということで、ガチョウ丼と貢丸湯をご紹介致しました。
こちらのお店、ほとんどのメニューが100元以下ととってもリーズナブル。
ひとりでも複数でも楽しるお店です。
ガチョウラヴァーの方はぜひ訪れてくださいね!!


陳陽鵝肉大王

営業時間:11:30~21:00
定休日:月曜日
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最寄り駅:忠孝復興駅