注意!2018年10月1日より、日本へのパイナップルの持ち込みは現地での検査証明書が必要となりました!
以前コラムとして書きました
【コラム】台湾から日本へパイナップルをお土産として持ち帰り空港の検疫を受けてみました
と、英語と中国語を混ぜながらいうのも、なかなか良い合わせ技です。
以上、Aiwan講座でした。
と、ここで数と行き先を聞かれたので答えました。
さて、ここからは日本での審査。
ということで、台湾での検査を受ける方法をご紹介致しました。
「前は日本の検疫だけでよかったのに、台湾で申請しなければならなくなった・・・。難しそうだし言葉無理だし・・・・」
以上、実験レポートでした。
本内容は2018年9月時点での記録です。海外から日本へ植物を持ち込みをする際は、必ず植物防疫所のホームページを確認の上、自己責任でお願い致します。
植物防疫所
http://www.maff.go.jp/pps/
以前コラムとして書きました
【コラム】台湾から日本へパイナップルをお土産として持ち帰り空港の検疫を受けてみました
でもご紹介した通り、パイナップルは日本入国時に審査(輸入植物検疫)を受けて合格すれば持ち込みが可能だったのですが、2018年10月1日からは、この入国時の審査に「輸出国政府機関発行の検査証明書」が必要になりました。。
輸出国、つまり台湾で検疫を受けて、検査証明書を発行してもらう必要があるということです。
食べ台湾では以前のコラムの通り、「日本へパイナップルを持ち込める!」という情報を拡散した責任がありますので、台湾でどのように手続きをしたらよいのか、実際に検疫を受けた様子をご紹介致します。
今回、日本へ持ち帰るパイナップルはこちら。
今回は預け入れではなく機内への持ち込み手荷物にしますので、特に梱包はせず、お店で買った時のビニール袋ごと持ちやすいように台湾のカゴバッグに放り込んできました。(このかごバックも日本で人気ですよね)
ちなみに、パイナップル(2ヶ)は台北市内の水果店(フルーツ屋さん)で購入。
金鑽鳳梨(80元)
さて、検疫および検査証明書の発行は各空港の植物検疫で対応可能とのことなので、空港に着いたら動植物検疫所へ向
かいます。
動植物検疫所は、フロアマップではこのようなマークで表示されています。
実際の場所はこちらです。
夢珈琲というカフェの左奥に、動植物検疫所の入り口があります。
検疫所での手続きは、ざっとこのような流れです。
(尚、手数料などは一切かかりません)
(尚、手数料などは一切かかりません)
①カウンターで検疫を受けたい旨を伝える
②計量
③申請書記入
④検査証明書を受け取る
それでは詳しく見ていきましょう。
①カウンターで検疫を受けたい旨を伝える
検疫は、検疫(ジェンイー)、英語ではquarantine(クォランティーン)といいますが、
”Please check my パイナポー"
と、いいながら、パイナップルを見せればOKです。
「パイナップル」と言わずに、「パイナポー」の方が英語の発音に似ているので通じやすいです。
ちなみに、パイナップルは「フォンリー」なので、
”Please check my フォンリー"
「パイナップル」と言わずに、「パイナポー」の方が英語の発音に似ているので通じやすいです。
ちなみに、パイナップルは「フォンリー」なので、
”Please check my フォンリー"
と、英語と中国語を混ぜながらいうのも、なかなか良い合わせ技です。
以上、Aiwan講座でした。
と、ここで数と行き先を聞かれたので答えました。
②計量
検疫官の方が誘導してくれますので、カウンターにある秤にパイナップルを乗せます。
今回は、カゴバッグごと乗せて合計3.7キロでした。
③申請書記入
申請書はカウンターに置いてあります。
これが申請書です。
検疫官の方がカウンターの椅子に座るように促してくださり、どこに何を記入すればよいか教えてくれます。
(検疫官の方は、終始にこやかでとっても親切です。さすが台湾ですね)
せっかくなので書き方をご紹介しましょう!
申請者記入欄は上半分。
■上段
姓名、住所、パスポート番号 を記入。
■中段(左側。右側は動物検疫の際の記入欄。)
上から、品名、重量、輸送方式(個人携帯)、原産国、行き先、フライト番号です。
今回は、フライト番号のみ私が記入し、それ以外は検疫官の方が書いてくださいました。
以上で申請は終わりです。
すぐにその場で検査証明書を作成してくれました。
④検査証明書を受け取る
実際に発行いただいた検査証明書がこちら。
A5サイズで、左側に品名、重量などが記入されており、右側にPASSEDのスタンプが押されていました。
申請から発行までの所要時間は5分ほどでした。
申請書を書かなければならないのは少し面倒ではあるのですが、パイナップルを袋から出して確認することもこともなく(それがパイナップルであることは見えていましたが)、あっという間に終了です。
※実際に検疫を受ける際は、検疫官の説明に従ってください。
今回、先客がいらっしゃったので少し待ちましたが、それでも10分かかりませんでした。
これを日本へ持ち帰ります。
さて、ここからは日本での審査。
今回は羽田国際空港への便でしたので、税関検査カウンターを通る手前、荷物ターンテーブルの端にある植物検疫所に向かいましょう。
検疫官の方に「台湾からパイナップルを持ち込んだので確認をお願いします」と言い、確認していただいた後、(実行は10月1日前だったので)「試しに台湾で検査証明書を発行してもらってきたのですが」と見ていただきました。
お伺いしたところ、10月1日以降は、やはりこの検査証が必ず必要になるとのことです。
今後持ち込まれる際は、「この検査証明書を持って検疫所に寄ってくださいね」、とのことでした。
それ以外は今までと全く同じだそうで、検疫官の方がパイナップルを手に取り目視確認をしたうえで、植物検査合格証印が押された証明書を貼ってくださいました。
ということで、台湾での検査を受ける方法をご紹介致しました。
「前は日本の検疫だけでよかったのに、台湾で申請しなければならなくなった・・・。難しそうだし言葉無理だし・・・・」
なんて思ってしまった方も、これなら結構簡単にできそう!と感じでいただいたかたも多いのではないでしょうか。
台湾のパイナップルは甘くて繊維質が少なくてとっても美味しい!ので、ぜひこれからも日本へのお土産として持ち帰り、日本でも堪能したいですね。
尚、パイナップルを日本へ持ち帰る際は、必ず植物検疫を受けるようにしてくださいね。
ただし、検疫の結果次第では持ち込みが出来るとは限りませんので(虫がついていないかなどの検査ですので、検査官が「これはもちこめない!」と判断した場合には持ち込めません)ご了承ください。また、パイナップル以外でも検疫を通せば日本に持ち帰れるフルーツはありますが、不明な場合は必ず植物防疫所に問い合わせるようにしてください。
ただし、検疫の結果次第では持ち込みが出来るとは限りませんので(虫がついていないかなどの検査ですので、検査官が「これはもちこめない!」と判断した場合には持ち込めません)ご了承ください。また、パイナップル以外でも検疫を通せば日本に持ち帰れるフルーツはありますが、不明な場合は必ず植物防疫所に問い合わせるようにしてください。
以上、実験レポートでした。
本内容は2018年9月時点での記録です。海外から日本へ植物を持ち込みをする際は、必ず植物防疫所のホームページを確認の上、自己責任でお願い致します。
植物防疫所
http://www.maff.go.jp/pps/
コメント
コメント一覧 (16)
ぜひパイナップルを持ち帰る時があればご参考くださいませ。
検査証明書は有料でしたか?
次行くときはチャレンジします‼️
特に費用などはかかりませんよ。
その旨追記致しました(^o^)
ありがとうございます。
12月に行く予定なのでフレッシュパイナップルを買って帰ります‼️
美味しいパイナップル、ぜひお土産に持ち込んでくださいね♪
お役に立てて光栄です♪
どうぞ宜しくおねがいいたします。
Aiwanさんの情報を元に、以前パイナップルを持ち帰り好評でした。
記事に図星指されてますが、まさに!「難しくなったー」と思ってました。
再度、チャレンジしてみます!
言葉が通じない異国。
なんでも「難しそう!」思ってしまうのは仕方ないですよね。
でもなんでも実践です。取り敢えず挑戦すれば意外と簡単だったってこともあるはず。
ということで、ぜひ頑張ってみましょうー!
桃園空港第1ターミナルの動植物検疫所の場所が分かりにくくて、インフォメーションで案内してもらってやっと見つけました。 手続き自体は係官に「パイナップル」と言えば、あとはサクサクと進んで証明書をもらえました。
成田空港で証明書を持って検疫で以下のやり取り。
係官「検査証の事ご存じなんですね」
自分「10月1日から必要というので、試しに検査証で持ち込んでみたくなったんです」
係官「よくご存じですね。これが無いとダメだったんですよぉ」
自分「台湾関係のホームページで予習してましたから。」
もっと劇ウマ!食べ台湾も役に立ちました。
paraparapara
お役に立てたようで良かったです!
手続きは意外と簡単なので、これからも美味しいパイナップルをお土産にされる方が増えると良いですね(^o^)
もう少しで台湾での検疫を行わず、日本で没収されてしまう所でした。
地図を使って詳しく場所を書いてくださったので検疫所の場所はわかったのですが、
私が行った時(日曜17時すぎ)は閉まっていました。
インフォメーションセンターの方に泣きついて連絡してもらい何とか開けていただくことが出来ましたが、窓口営業時間は何時から何時なのでしょうか?
もしその時間を過ぎてしまった場合、今回みたいにインフォメーションセンターの方にお願いして開けてもらったのは正解だったのでしょうか?
もし、空港だけでなく市中に検疫所があって、そこでもチェックを受けられたら行動予定の選択肢が増えるなぁと思ったんですが、ご存知ですか?
たくさん質問してしまってすみません。
mishengさん
色々あったようですが無事に持ち込めて良かったですね!
さて、あまりお役に立てなさそうですが、個人的には検疫って営業時間ってあるんでしょうかね・・・?今度空港にて確認したいと思いますが、一応政府管轄だとは思う&空港の発着がある限り開いているべき場所ではあるとは思いますが。
また市内の検疫とのことですが、これも一回調べたことがあるものの空港内or空港近くの事務所(空港内は出張所みたいな感じ)や港のみだった気がします。貿易に関わることなので、やはり空港や港近くにないと不便かと思います。
わかり次第アップデートしたいと思います。
昨日まで台湾へ旅行へ行っておりました。
パイナップル持ち込み作戦実行しました(笑)
詳しく書いて下さってありがとうございます。
ですが、私も上のmishengさん同様検疫所が閉まっていました。土曜日の午後3時半でした。
近くの警備員の方に確認しましたら閉まっている時はドアの横の電話で呼び出せば良いようです。
4桁の電話番号がドアに書いてありました。
電話をして(警備員の方がして下さいました)2、3分で担当の方が来られました。休憩中だったのでしょうか?それは謎のままです。
あと関空の検疫の方に言われたのですが、証明書の裏にもスタンプが必要なのですが押していない証明書を持ってこられる方が時々いらっしゃるようです。
なので台湾で受け取る時に裏にスタンプ(黒い細長い文章が書いてあるようなものでした)があるかどうか確認して欲しいとの事でした。私の証明書にはスタンプは押してあったので無事に自宅に持ち帰る事ができました。
あっこさん
パイナップル、無事に持ち込めて良かったですね!
スタンプの件、貴重な情報ありがとうございます。確認後、追記させていただきますね!
今後とも食べ台湾をよろしくお願いいたします!