全4回にわたってお送りする屏東・小琉球 台湾南部のまだ知らない台湾旅行記、今回は2回目となります。


~前回のおさらい~
総勢6名で屏東までやってきました。屏東でしか食べれない、美味しいものを食べ、まだ日本人にはなかなか知られていない観光地もご紹介致しました。


今回は旅行1日目 屏東でお世話になった民宿からご紹介いたしましょう。

大鵬灣發現祕境民宿(ダーペンワンファーシェンミージンミンシュー)
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外観は見事な船の形になっています。



宿の中も船を模したつくりになっており、一部屋ずつの名前も「艦長室」や「三副室」とユーモアあふれ、とても楽しいつくりです。
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他の部屋も特別にいくつか見せてもらいました。

ハート型のお風呂がある部屋はカップルや新婚夫婦にいかがでしょうか。
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一番上の階にある「艦長室」の部屋は豪華なデザイナーズチェアーがありました。
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こちらのお部屋では屏東の景色を眺めながら、ゆっくりお風呂に入ることもできます。
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バルコニーに出るとのんびりと穏やかな景色が広がっています。
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フロントはこんな感じで、フロントの隣にはスマホに保存してある写真を一人1枚無料で写真印刷してくれるサービスがありました。旅の思い出に良いですね!
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朝食は地元の野菜、フルーツを使ったサンドウィッチ。女将さんの愛情もたっぷりで、とてもおいしくいただきました!
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それでは旅の2日目、出発です!

大鵬灣發現祕境民宿




先ずはこちらで遊び倒しましょう!

大鵬灣卡丁車場(ダーペンワンカーディンチャージャン)
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サーキット場でみんなでゴーカートに乗って競争です!

料金表はこちら
8分間あたり一人500元です。
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乗り物は1人用と2人用があります。
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そして、乗り物が決まったら、みんなで安全のためのビデオを視聴。
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ヘルメットを装着してレース開始!
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運転技術は車と同じ要領のため難しいことはありませんが、車体が地面から近いので、多少のスリルを味わいながら運転できます。

終了後の結果は出口付近の大型テレビに秒数が映し出されます。
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複数人で遊びに来た際は盛り上がりますね!


大鵬灣卡丁車場
営業時間:9:00~18:00
電話番号:08-832-0910
https://www.facebook.com/pikgogokart/


それでは次の目的地です。

東港渡船碼頭 フェリーターミナル
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屏東から小琉球に移動するために、フェリーターミナルへとやってきました。

料金表はこちら
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小琉球の民宿を予約するときに、船のチケット代が含まれている場合もあります。
その際はこちらで、民宿の電子票を提示して船のチケットと交換となる場合もありますので、民宿を予約するときにご確認ください。
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往復チケットを購入の際はパスポートが必要です。

いざ、船内へ!
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席は自由席です。
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小琉球はバイク王国、船には人と同じくらいバイクも載せていきます。
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出発から約30分ほどで小琉球に到着しました。

途中大きく揺れることがありましたので、船酔いする方は酔い止めを飲んだ方が無難かもしれません。
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ところでみなさん小琉球の場所はご存じでしょうか?
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台南の最南部、面積は6.8㎢、台湾で唯一サンゴ礁でできた島です。

今の沖縄を琉球と呼んでいたことから、こちらは小琉球となったそうです。

リゾートホテルはなく、泊まる際は民宿が基本です。
日帰りも不可能ではありませんが、小さい島ながら見るもの、食べるものがたくさんあるので、1泊2日以上がオススメですね。

島民はバイク移動が基本。
タクシーはありません。
循環している観光バスもありますが、日本人観光客の方は民宿の方の送迎のお願いをするとよいかと思います。
ぜひ確認してみてください。


ということで、小琉球到着後、昼食にこちらへとやってきました。

廟口肉燥飯(ミャオコウロウゾウファン)
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店内はこのような感じです。
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メニューはこちら
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注文後、まずは小菜をつまみます。
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皮蛋豆腐 30元
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安いのに、おいしい!

私が注文したのはこちら
鍋燒意麵 70元
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今まで見てきた意麵よりも麵の色が濃い茶色。
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麺を一度揚げているので、見た目はよりチリチリ。
食べた感じもすごく香ばしい味わい。
味こそ違いますが、ベビースターラーメンを彷彿とさせる麵です。
スープがとても薄味なの麺そのものので、香ばしい味わいを楽しむことができます。

同行していた方が食べていた魚皮麵線も一口いただきました。
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新鮮なお魚のダシがしっかり染みたスープを飲むと、身体が軽くなうような爽快感。
お昼時は常に満席状態のお店で、大変おいしくいただきました。


廟口肉燥飯

電話番号:0938-330-850


ご飯を食べた後は食後のデザートを食べにいきましょう。


海の家貝殼海藻冰
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台北はまだ肌寒い季節でも、小琉球は2月末の時期でも25度前後と過ごしやすく、冷たいものも問題なく食べれる気候でした。
店内は海の家を意識したこだわりのつくりです。
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メニューはこちら。
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注文後、店内奥では大きな透明の氷をガリガリしていたので、撮影させていただきました。
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そして出てきたのはこちら!
寒天海藻桑椹冰+トッピング章魚(タコ) 160元
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※時期によって具材の変動があるそうです。

マンゴーとバナナは理解できるのですが、なんと驚き…海藻とタコが同じ氷の上に乗っかっている、世にも珍しいかき氷です。
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頼んだものの、思わず二度見ですよね。

まずは光輝く、マンゴーをいただきます。
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ん~惜しい!
残念ながらマンゴーの時期には早すぎてこちらも冷凍のものでした。
少し酸味が残るマンゴーでしたが、ここは台湾の最南部。間違いなくマンゴーの季節だったら美味しいのだろうなという気がします。

そして、続いて海藻とタコへ。
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海藻はシャキシャキ、タコはコリコリ。
適度な塩っぽさが残るので、やはりデザートというよりはおつまみ的な要素が強い気がします。
そして、マンゴーと一緒に食べてみたのですが、甘いマンゴーと海藻やタコはどうもマッチングせず、結局は別々に食べることで落ち着きました。
ただ、器は本物の貝を利用したものですし、地産品を活かしたここならではのデザートであることは間違いありません。


海の家貝殼海藻冰

営業時間:8:00〜21:00
電話番号:0921-240-633


お腹も満たされたので、観光へ行きましょう。
小琉球にきたら絶対にかかせないのがウミガメ鑑賞です。

海の透明度が高いので、高台から海を眺めるだけでウミガメが見つけられることもあるのですが、せっかくだったら潜って、ウミガメと一緒に泳ぎましょう。

小琉球には多くのダイビング用具貸出店がありますが、今回はこちらの派大星浮潛にお世話になりました。
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ざっと流れはこんな感じです。
お店に到着後、持参した自分の水着の上に、ダイビングスーツと専用の靴に着替えます。
着てきた服と靴、持ち物はロッカーに入れておきます。

水中カメラ以外のものは持参できませんので、あらかじめ貴重品は持ってこない方がよいかと思います。
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ゴーグルを受け取り、今度はお店の車に乗って、海へ向かいます。

そして到着したのが、小琉球のシンボルともいえるこちらの岩

花瓶岩
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小琉球を紹介するパンフレットなどは、ここが表紙となっていることが多いですね。
海水の浸食により上部が大きく、下部が小さくなっているサンゴ岩です。まるで花瓶に草花が生けられているように見えます。

その付近の浅瀬で、インストラクターの方からシュノーケリングのやり方を教わります。
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私も初めての経験で、ダイビング用語もわからないのですが、お店の方は外国人観光客にも慣れており、ジェスチャーで一つずつ丁寧に教えてくださいました。

そして、全員ができるようになったら、インストラクターを先頭にウミガメを探す旅に出発です。
といっても、インストラクターが引っ張る浮き輪ロープに捕まっていればいいので、特に足や手をバタつかせて泳ぐ必要はなく、とても楽ちんです。
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そしてなんと驚くべきことに、出発して1分でウミガメを発見。
自分の下を泳いでいました。

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思っている以上にウミガメは大きかったです。

もちろん触ったりすることは禁止ですが、自分の体のあまりにも近くを通るのでぶつかってしまうのではないかと心配になるほど。
それにしても海の透明度が高く、本当に美しい!

その後も次々とウミガメが現れたりいなくなったりを繰り返します。
なんでもこの辺りはウミガメの住処になっているそうで、時に3匹同時に、時に親子亀が、という感じで感動と驚きで海の中で叫びたい気持ちでいっぱいでした。
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もちろん亀以外の魚もたくさんいます。
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カメラを持参するのは禁止ですが、インストラクターの方が水中カメラでたくさん写真をとってくれますし、終了後に派大星浮潛のFacebookに写真アップされ、自由にダウンロードすることが可能です。
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日陰を泳ぐと寒かったですが、日なたで泳ぐ分には全く寒さを感じずに、楽しくウミガメと泳ぐことができ、小琉球の真骨頂を味わった気がします。
1時間弱の遊泳後、またお店に戻ってきて、シャワーと着替えをして終了となりました。
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全部で所要時間は3時間ぐらいです。
またこちらに掛かる費用は一人300元ととても安いので、やる価値ありです。
ただし、潮の満ち引きにより営業していない時期もありますので、事前に確認ください。


営業時間:8:00~17:00
電話番号:0983‐040‐949


シュノーケリングを楽しんだ後、夕日を見にやってきました。

落日亭
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爽快で少し冷たい風が、一日の疲れも一緒に持っていってくれるような、飽きない場所です。
芝生に寝転がり、青空を眺めるのも最高な時間です。
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この日は少し雲が多くはなりましたが、それでも幻想的で美しい夕日をみることができました。
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そして反対を見ると、くっきりと月がのぼってきていました。
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小琉球は自然と調和しながら生活している、美しい島ですね。

旅行2日目はまだ続きますが、第2回目はこのあたりで。

次回、第3回目の記事もご期待くださいね!


Melissa