こんにちは、Aiwanです。

食べ台湾もお陰様で認知度が上がったのか、台湾メディア向けツアー「屏東・小琉球旅行」というものにお声掛けをいただきました!!!

食べ台湾を通じ、日本人に台北以外の観光地を紹介してもっと台湾を知ってほしい、そんなツアーです。

台湾のためなら!!!と意気込んでいたものの、残念ながら別の用事が入っており調整が出来ず。
しかし台湾のために紹介をしたい!ということで、今回は友人の「Melissa」にお願いをし、「食べ台湾ライター」として参加をしていただくことになりました。


ということで、食べ台湾特別編として合計4回に渡る

「屏東・小琉球 台湾南部のまだ知らない台湾旅行記」

をお届けしたいと思います!


では、Melissaさん、よろしくお願い致します。



はじめまして!Melissaです。 

Aiwanさんに代わって、4回にわたり、私Melissaがお送り致します!
どうぞよろしくお願い致します。

さて、この度、私の住んでいる台北を飛び出し、南部の屏東(ピンドン)と離島の小琉球(シャオリュウチョウ)にご招待いただきました。 

食べ台湾は食に関して発信しているブログではございますが、この場をお借りして食はもちろんのこと、まだ知られていない屏東と小琉球の観光スポットも紹介していきたいと思います。 

どうぞお付き合いください! 

 
それでは早速、韓国人ブロガーさん2名、フランス人1名、今回の企画をした会社の方2名、そして私の計6名の賑やかな旅の始まりです。 


さっそく、台北から「屏東県」を目指します! 

ところで「屏東」とは?

屏東の場所はこちら。 
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台湾の最も南部に位置し、台湾一のリゾートと言われる「墾丁(クンディン)」があるのも屏東県です。 

また、一年間の平均気温が高く、冬でも比較的温暖な気候。そのためマンゴー、パイナップルなどおいしい台湾フルーツが採れることでも有名です。 

一般的に、観光で屏東に行く際は、台湾新幹線で終点左營駅まで南下し、 そこからタクシーで30分ぐらい行くと到着しますが、今回は台北から車に揺られること約4時間、屏東に到着しました。 

 
到着後まず訪れたのが、こちらのレストラン 

北平孔家小館 東港店(ベイピンコンジャーシャオグヮン ドンガンディエン)
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店内はこのような感じです。 
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注文の仕方は台北と変わらず、好きなものをオーダー表に書き込みます。 
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今回は総勢6名ということで、皆で「あれ食べたい」「これ食べたい」と言いながら たくさん注文しました。 

小菜をつまみながら、料理を待ちます。 
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まずは 酸辣湯(大) 90元 
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酸味よりもほのかな甘みを感じる酸辣湯です。 

どんどんお料理が出てきます。 

甜烙餅 70元 
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見ためは蔥油餅のようですが、少し甘く味付けされています。香ばしくおいしいです。 

豬肉捲餅 90元 
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野菜とお肉をがっつりといただきます。 

蒸餃 80元 
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人数が多いとたくさん注文できて楽しいですね。 

そして、これが台北では食べたことがない 
炸絲瓜(小) 100元 
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見た目は天ぷら、中には「絲瓜」つまりヘチマを揚げています。 
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これがとってもおいしくて、全員絶賛! 

ヘチマがまるでフルーツのようにジューシーで、噛む度に甘味がじわっとでてきて、 揚げていますが油っぽく感じません。ここならではの食べ物ですね! 

炸龍鬚菜(小) 100元 
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龍のヒゲのような形の台湾では一般的な野菜 龍鬚菜の炒め物 

薑絲蛤蜊湯(大) 180元 
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はまぐりスープ こちらも身がギュっとしまった大振りのハマグリでした。 


机に乗りきらないぐらい注文してしまい、こんな感じになりました。 
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私たちは閉店間際で食べ続け、帰るときには最後のお客さんとなってしまいました。 


そしてお会計です。今回紹介していないものもあるのですが、合計980元! 
驚きの安さ!一人200元以下です。やはり台北とは物価が違うなと思いました。 
おいしくて安くて大満足なお店でした。 


北平孔家小館 東港店(屏東店もあります) 

営業時間:  平日11:30~13:45/17:30~20:45          
土日祝11:00~13:45/17:00~20:45   
 


お腹を満たしたら観光!ということでこちら。

東港東隆宮(ドンガンドンロンゴン)
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屏東に来たら絶対にかかせないスポットです。 

地元民の信仰心も厚い廟(お寺)は黄金に輝く大きな門が出迎えてくれます。 

この日の晴天もあいまって、黄金がさらにきらきらと輝いています。 

正殿に向かう途中の左手の建物をのぞくと、色鮮やかな大きな船がおさめられています。 
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大昔、この付近で船の事故で多くの方が亡くなったことから、船の神様も祀り信仰するようになったそうです。 
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船へ描かれた一つ一つの絵が繊細で、見入ってしまいます。 
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船をグルっとまわったところで、今度は正面の正殿に向かいます。 
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台湾の廟は基本的に向かって右から入り、左からでます。 
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神聖なる廟のため、むやみやたらに撮影することはしませんでしたが、 幾度も立て直しをされている廟内はとても荘厳な雰囲気でした。 
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台湾の廟ではお決まりのおみくじも行って今後の運勢を占います。 
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帰るとき、内側からみた表門はより一層輝いて見えました。 
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東港東隆宮 



 
続きまして、湿地帯で環境に関するDIY体験ができる施設へとやってきました。

光采濕地(グヮンツァイシーディー)
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まずはガイドさんに大きな園内を案内してもらいました。 
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こちらの湿地帯は海に近いこともあり、地下の水や地面の土には、多くの塩分がふくまれているそうです。 

ガイドさんの案内でこの木を触ってみてくださいとのことだったので、触ってみます。 
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写真では見えずらいのですが、手のひらを見るとしっかりと塩が残ります。驚きですね! 
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また、環境に配慮して作られていることから、園内の電力はソーラー発電。 
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ガイドさんから食べられる植物や葉っぱを教えてもらい、摘み食べしながら歩きました。 

意外と肉厚な葉っぱがあるものですね。 
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そして、園内人気のDIY、草木染体験を行いました。 

植物敲敲染手巾 1人150元 

園内にある草やお花を摘みます。私はこんな感じで摘みました。 
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そして、布にお花や木を挟み、木づちでトントンしていくと、色が染み出てきます。 
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各人思い思いのデザインに仕上がりました。 

同行していたフランス人がさすがとしか言えない独創性のあるデザインでした。
素晴らしい! 
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これは小さなお子様でも楽しめるDIYですね。 

 
そして、DIY後のお食事。園内にある池から魚を捕って焼きます。 

疊磚火箭爐烤魚 1人150元 

魚はフランス人が頑張って捕ってくれました。 
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この園は自給自足生活に近い形で、自然と調和しながら遊べることも目的としています。 

簡易的な窯や網を用意していただき、魚を焼きます。 
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焼きあがるまで他の食べ物をいただきました。 

海鹽焗鴨蛋 1個20元 
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土窯夯番薯 100g 15元 
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園内で採れた焼きいもと里芋は、通常のものに比べて、少し塩っぽさがあります。 

芋自体にある塩っぽさのため、甘さと調和して一日の疲れが吹っ飛ぶほどのおいしさでした。 

 

そして、魚が焼きあがりました。身がふっくら柔らかく、新鮮な魚は最高! 
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自分たちで捕り、調理しているというのも加わり格別のおいしさです。 
私たちの滞在時間は2時間ほどだったのですが、丸一日遊べるような施設となっており、 団体旅行や親子で遊ぶにはとても適しているのではないでしょうか。 

基本的には10人以上からの予約制ですが、突然の訪問や多少の人数差にも、できる限り対応するとのことでした。 

マレーシアや香港の旅行客は多いそうですが、日本の旅行客はまだあまりいらっしゃらないということでした。
穴場です、ぜひ行ってみてください。 

 

光采濕地 

屏東縣光林村林邊鄉信義路180號 
営業時間:9:00~17:00 
電話番号:08-8753794  08-8758862 




続いては東港夜市へとやってきました。 

東港夜市は水曜日と土曜日しかやっていない激レア夜市。 

食べ台湾ライターとして任務をいただいたので、ぜひとも伺いたかったのですが、この日は残念ながらお休み。
実際に現地にも足を運んでみましたがメインストリートのほとんどお店が閉まっていました・・・。

 
しかし、ドリンク屋さんが開いていたので、台北ではなかなか飲むことができない レンコン牛乳(連藕牛奶)を注文。 
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レンコンも屏東で採れる名産品です。またビタミンや繊維が豊富で身体にもとても良い食材ですよね。 
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飲んでみると、全然思っていた味と異なる、さっぱりした感じ。 
良い意味でレンコンの渋みを取り除いた、今までにない甘い牛乳になっていました。 

写真右側のレンコンレモン(連藕檸檬)も試飲させていただきましたが、よりフルーツジュースに近いさっぱりとした口当たりで飲みやすかったです。 
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東港夜市 
営業時間:17:00~23:30(店舗により異なる) 
営業日:水曜日、土曜日 

 
ということで、Melissaがお届けする「屏東・小琉球旅行記」第一回目記事は終わりです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。 

第四回まで続きますので、二回目もお楽しみに! 


Melissa