食べ台湾読者からご連絡いただきました。

「Aiwanさん、こんにちは!台湾ブームは旅行だけではなく、日本の各メーカーから食品関係も色々出ていますが、味や再現率はAiwanさん的にいかがでしょうか?ぜひ機会があればレビューをお願いします!」

ということで、コーヒーと輸入食品のワンダーショプ!で有名な「KALDI」が4/1(土)~4/30(日)の期間限定で台湾食品を販売しているということで、日本のKALDIコーヒーファームで購入してみました。

KALDIの台湾特集はこちらから:台湾アイテム

さて今回購入したのは、かけるだけスープシリーズの、メンセン・牛肉麺・タンツーメンの三種です。
それぞれ、レビューしてみたいと思います。

※本レビューは、「これが台湾の○○○の味なんだ」という誤解を生ませないためにも、筆者が個人的な経験を踏まえて、本場の味と比べてどうか、ということに重きを置いて記載しております。人によっては不快に感じる記事かもしれませんが、ご容赦下さい。


先ずはメンセン(198円)
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メンセン(麺線)とは、かつお風味のとろみスープの中に、そうめんのような歯ごたえのない麺が入った麺とスープの真ん中のようなものです。

麺線で有名なお店といえばこちらですね。

参考記事:阿宗麺線 西門にある大人気の麺線

麺線の麺は細くて素麺のようなものを使っているので、一緒の棚にあった麺ZUKI細麺(118円)を購入致しました。

さてスープの原材料はこのような感じ。
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原材料はともかく「花椒香る」という文言が気になりますね・・・。
私の知る限り麺線には朝天辣椒という思いっきり辛い辣椒は入れますが、花椒が入っているものは見たことありません。

取り敢えずレシピ通り、スープはそのまま沸騰させ、細麺は一束を2分ほど茹でてみました。
茹で上がったら湯切りをして器に入れます。
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そして沸騰させたスープを投入。
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出来上がりはこんな感じです。
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取り敢えず具などは何も用意せず、麺とレトルトのみだけで実食したいと思います。

先ずはスープの香りですが、香ると書いてある通り花椒のツンとした香りがします。
これはこれでとても良い香りですが、本来の麺線の香りってカツオ風味が特徴的かなと。

では麺を頂いてみましょう。
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麺は小麦系の細麺で、台湾でもよく食べる麺に似てますが、麺線の麺ではないですね。
でもこれはこれで、結構美味しいかも。
トロッとした花椒の効いたスープが絡んでズルズルといけます。

ではスープを一口。
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麺に結構絡んでしまっているので、スープの量は多くありませんが、やっぱり花椒がツンと来ます。
そして奥の方で八角の味がします。原材料に特に八角の記載はありませんが、香味油に含まれているのかもしれません。
本来麺線はカツオ出汁がガツンと効いた醤油系ベースの味付けですが、こちらは結構かなりスパイシーな感じのスープ。

辛口レビューをするとすれば、残念ながらこれはメンセン(麺線)ではないですね。
コレジャナイ感が満載です。
台湾の麺線はもっとダシがたっぷりと効いたかつお風味のトロッとしたスープに、歯ごたえのないトロトロの麺が入っており、箸を使わずにレンゲだけで食べるスープのような麺のような、という感じです。
今回食べたメンセンは特に花椒が邪魔で、主張しすぎです。花椒や八角を入れず、もう少しカツオ出汁が全面に来れば良い線行っていたかもしれません。
でも、これはこれで結構ありかなと思います。後味が花椒のビリビリとした感じが残って、これをメンセンだと思わず頂けば美味しいかと思います。

ということで、★5個で表現すると

再現率:★☆☆☆☆
美味さ:★★★★☆

という感じでしょうか。

本場の麺線にはプリプリのモツや牡蠣が入っており、誰も好きになる一品ですので、是非本場を味わいたい方は台湾へ!

以上、辛口ではありますが、メンセンのレビューでした。


次回は、牛肉麺をレビュー致します。

購入先:KALDIコーヒーファーム
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台湾フェアは4/30(日)迄ですが、全て在庫のみの「売り切り商品」とのことですので、気になる商品はお早めに!
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