饒河街夜市(ラオハージェイエスー)でオススメの一品と言えばもちろん、みんな大好き胡椒餅ですが、今回はいつもお客さんで混んでいて気になっていたお店にやってきました。

場所は饒河街夜市の西側の方。最寄り駅はもちろん饒河街夜市がある松山駅です。
到着は17時前、夜市の屋台もまだ準備中で人もほとんどいませんでした。

后庄排骨酥麺(ホージョンパイグースーミェン)
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夜市と言えば屋台ですが、こちらは店舗なので中で座って頂くことが可能です。
お店の入り口には、テイクアウト専用のカウンターもありました。
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こちらで頂けるのは「排骨酥」(パイグースー)、つまり揚げたスペアリブ。
その揚げたスペアリブが麺やスープに入った一品を楽しむことが出来ます。

お店の前にはドーンと美味しそうな写真がありました。
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さて店内はこんな感じです。
早い時間だったので人は少なかったですが、時間帯によってはめちゃくちゃ混みます。
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さてこちらオーダー表。
食べたい物の右側に数と、卓號の横に自分の座っている席番号を書きましょう。
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ちなみに、お支払は品物が到着した時にお支払となります。

こちらテーブル調味料。辣油が美味しそうですね。
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こちら小菜(シャオツァイ)30元のコーナー。
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一皿30元のようなので、麺が茹で上がるまでの間、これを頂くのも良いですね。
セルフサービスなので、勝手に持ってきて席で食べてOKです。

 さて待つこと数分、やってきました。

招牌排骨酥麺(ザオパイパイグースーミェン)90元
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この色艶、見るからに美味しそうですね!
招牌がつくので看板メニュー!期待値MAXです。
ちなみに今回は普通の麺を選びましたが、米粉であるビーフンや冬粉のハルサメ、板條という平たい米粉でできたものなど4種類の麺から選ぶことが可能です。
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ちなみにこちらの麺は、一般的な日本の中華麺よりは若干コシがないものの、醤油ベースのスープと絡まり、これはこれで美味しいです。

さてこちらが排骨酥。
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衣を纏ったスペアリブですが、これがまた最高!!
甘辛ソースというか、醤油ベースのタレで煮込んであるようなもので、噛めば噛むほど味わい深い!

軟骨部分もあり、柔らか&コリコリでこれまた最高に美味しいです。
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今ここで告白をすると、台湾に来てはじめて「こ、これは苦手!!!」と思ったのが、別のお店で頂いた排骨酥麺でした。舌が慣れていなかったのもありますが、独特の燻というかお香のような匂いがきつい排骨酥で、お店の方には申し訳かったのですが、たくさん残してしまいました。
そんな記憶があった排骨酥麺ですが、ここのは全く日本人が苦手だと思われる匂いもなく、八角の味わいもないので、オススメです。

招牌滷肉飯(ザオパイルーロウファン)30元 + 滷蛋(ルーダン)10元
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滷肉飯と煮玉子です。
こちらのお店は魯肉飯と記載してませんが、滷肉飯も魯肉飯も一緒です。
さてこちらの滷肉飯も招牌です。
これがまた美味です。ちょっとだけ八角の匂いがして、旨味を倍増させています。
滷蛋も中までしっかりと味が染み込んでおり、滷肉飯の上に乗せず、排骨酥麺と一緒に頼んで頂くのも良いかもしれません。


ということで、 排骨酥麺のお店のご紹介でした。
日本でありそうでない味ですが、正直こちらの排骨酥麺は日本人でも大半の方が美味しい!と思われると思います。
特に個人的には排骨酥の軟骨の部分が柔らかコリコリで、最高に美味しかったです。
屋台食べ歩きの夜市も良いですが、座ってゆっくり食べられるお店も良いですね。


楊記排骨酥麺

台北市饒河街62號
営業時間:16:30~翌1:30
最寄り駅:松山