寧夏夜市の入口というか出口というか、屋台が並んでいる通りの南側、南京西路側の端に常に人だかりが出来ている屋台があります。

發發東山鴨頭(ファーファードンシャンヤートウ)
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鴨を主体とした屋台で、好きな食材を選び、全部素揚げをしてもらうシステムです。
人だかりが出来ている理由としては、皆さん揚げ上がりを待っているからです。

看板の下にはメニューと金額が書いてあります。
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どのメニューがどれかなかなか分かりにくいですが、高くても60元(鴨舌頭)なので、取り敢えず好きなモノを選んでみましょう。

一度醤油ベースの味付けで煮こまれた食材ですが、串に刺されたものや、野菜が挟まれたものなど色々あります。
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奥には豆干(ドウガン、豆腐の硬いもの)や、豬血糕(ジューシエガオ、豚の血をもち米で固めたもの)などもありました。
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取り敢えずボウルを取り、トングで好きな食材を入れていきましょう。
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入れ終わったら店員さんにボウルを渡し、その場でお支払いをします。

お支払いをすると番号札を貰えます。
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番号札の番号が呼ばれたら引き取るシステムですが、中国語で呼ばれます。
また番号も1、2、3…と番号順ではないので、言葉に自信がない人は自分の食材が入ったボウルの行方を見守りながら、自分のが出来上がるタイミングを待ちましょう。
あとはお会計を先にした人を覚えておくというのも有効ですね。

屋台の奥では、順番にそれぞれの食材が揚げられていきます。
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揚げ終わると、屋台のまな板の上でガンガンと食べやすい大きさに切り分けられます。

そして番号が呼ばれます。
私の場合は「54」だったので「ウーシュースーハオ!!」と言われました。
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「要不要辣?(ヤオブヤオラー?)」
「辛くする?」と聞かれるので、辛いのが好きであれば「要(ヤオ)、苦手であれば「不要(ブヤオ)」と答えましょう。
デフォルトだと辛い赤い粉が少々、あとから胡椒をドバっとかけてくれます。

出来上がりはこんな感じです。
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袋の外から揚げたての熱気が伝わって来ます。
串で食べたいものを刺して、バクっと頂くと胡椒の味がピリリと効いてビールが欲しくなること間違いなし!

と、このままじゃ中身が見えないので一旦家に戻って皿の上にあけてみました。
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なぜソーセージ?と思われるかもしれませんが、はい、普通のソーセージです。
このチープ感がとっても大好きなので、私はついつい頼んでしまいます・・・。

こちらは鴨の頭です。
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食べやすいように、頭部を一刀両断してありますが、どこがどの部分かわかりません。
取り敢えず骨はありますが、ガブッと噛み付き、柔らかくて歯で削ぎ落とせる部分は食べてみましょう。
皮っぽい部分や、内部の部分、舌の部分などそれぞれ全然味が違い、そしてこれがまた美味でした。
また他の食材もカラッと揚げられており、噛むとジュワッと脂が滴る感じです。


ということで、鴨の頭などの素揚げを堪能してみました。
寧夏夜市の入口にある屋台なので「見たことあるけど、試したことない!」という方も多いのではないでしょうか?
鴨の頭はハードルが高い!という場合は、手羽の部分など馴染みがある部位も多いので、是非試してみてください。


發發東山鴨頭

台北市大同区寧夏夜市
営業時間:17:00〜24:00
店番号:139