今回は饒河夜市(ラオハーイエスー)にやってきました。

MRT松山駅が開業されたことで、ますますアクセスが良くなり、年々観光客も増えているこちらの夜市、以前から気になるお店があったので今回訪れてみました。

場所は夜市の東側、饒河夜市の名物である胡椒餅寄りで、夜市がある饒河路と八徳路を繋ぐ小道にあります。

三菇麻油鶏(サングーマーヨージー)
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若干開けた小道で、住所的には八徳路四段709巷の通りにあり、赤い看板が目印です。
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路上で中華鍋を振るっており、人だかりができているので分かりやすいと思います。

さて、その厨房的な横にオーダー表があるので、席を確保したら好きなモノをチェックし、卓號に自分の席の番号を書いて、お店の人に手渡しましょう。
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尚、お会計はオーダー表を渡した時にお支払いです。

お店の名前にもなっている麻油鶏(マーヨージー)と言えば、鶏肉をゴマ油と生姜とお酒だけで煮込む料理で、冬に食べるととても温まる一品です。

今回は、周りの卓を見回し、選んでみました。
 
麻油蝦仁炒飯(マーヨーシャーレンチャオファン)60元
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麻油を使った、つまりゴマ油を使ったエビ炒飯です。
ネーミングで、かなり油っこいと思いましたが、上質な炒飯です。
胡椒の味が少しピリっと効いており、とても美味しく頂きました。
 
清湯総合(チンタンゾンハー)100元
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こちらのお店、スープは清湯か麻油かの2種を選ぶことが出来、中身も色々種類があるのですが、全部入りである総合を選んでみました。

中身は腰子(豚の腎臓)、豬心(心臓)、赤肉(豚肉)、豬肝(レバー)、米血(豚の血をもち米で固めてあるもの)です。

正直このスープ、個人的に物凄く気に入りました。
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具だくさんである中の具材がとても新鮮で、私はレバーが大の苦手なのですが、こちらのレバー、独特のあの臭みが殆どなく、食感がコリコリしています。
また、腰子もプリプリ、豚肉も柔らかく、米血ももちもちと全て美味しい!
そしてこのスープ。
旨味が存分に染み出ており、スプーンが止まりません。
レバーや腎臓などが苦手な方は、赤肉や蛤など、単体の具でいただくことも可能です。

麻油の方も頼んでみました。

麻油総合(マーヨーゾンハー)110元
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麻油独特の味が染み渡り、お酒の味がガツンときます。
コレはコレで美味しいのですが、清湯を食べたとだと、塩気やコクの物足りなさを感じてしまうかもしれませんね。
尚、こちらには麺線をプラス15元で加えることも可能です。
ちなみにここで言う麺線は、トロッとしたスープのあの麺線ではなく、一般的な素麺のようなものとなります。

ちなみにこういう屋台で食事を食べると、環境というスパイスがお食事を美味しくさせますが、饒河夜市でも小道にあるので、結構頻繁にバイクが席の後ろを走りさって行くので、若干ご注意を。
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 尚、お店の横には屋内でいただくスーペースもあるので、こちらもどうぞ。
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ということで美味しい炒飯と絶品スープをいただけるお店のご紹介でした。
夜市と言えば、食べ歩きを連想させるため、座ってちゃんとご飯を食べるのは満腹になってしまうため敬遠しがちですが、アクセスが便利になった今、饒河夜市でこういう食べ方もありですね。
冬の寒い時期にアツアツの美味しいスープ、癖になってしまうかもしれません。


三菇麻油鶏

台北市松山區八德路四段709巷5號
営業時間:11:00〜21:00
https://www.facebook.com/ThreeMushroom/