日本では餃子ライスが当たり前ですが、餃子はご飯と同じ主食の分類であるため、餃子とご飯を一緒に頂く文化はありません。

台北には水餃子・鍋貼(焼き餃子)専門店はいくつかありますが、まず白飯は置いてないです。

餃子とご飯、このセットを無性に食べたくなった時の代替え案として、今回は水餃子と魯肉飯を一緒に頂けるお店をご紹介したいと思います。

場所は台北駅から少し北方面に行った、承徳路沿い、南京西路の手前あたりにあるお店です。
 
珍巧水餃(ジェンチャオシュエイジャオ)
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日本語読みをしていない気がするお店です。

お店は結構小さく、お店もこじんまりとしています。
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さてこちらメニュー。
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好きなものに印をしてお店の人に手渡しましょう。

お店には酢や辣椒醤、醤油などもありますが、おろしニンニクも確認できました。
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酸辣湯(スヮンラータン)30元
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初めて台湾の酸辣湯を食べた時は日本のと違うため違和感がありました。
あっさりとした味わいなので、酸っぱさと辛さが必要な場合は、お酢や辣油を追加するとちょうど良い味になります。
具沢山で、中には鴨血やタケノコ、豆腐なども入っており食べ応えが有りました。

魯肉飯(ルーローファン)(小)30元
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魯肉飯です。
今回は水餃子もいただくので小サイズにしました。
トロトロのお肉ではなく、こちらのはひき肉のような硬めのお肉がのっています。
魯肉飯特有の香りがし、なかなか美味しいです。

韭菜水餃(ジョウツァイシュエイジャオ)60元
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高麗菜(キャベツ)もありましたが、私はニラ餃子の方が肉々しさが強く好きなのででこちらにしました。

私が好きな調理味の組み合わせはこちら。
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醤油+油+おろしニンニク+辣椒醤です。
日本では一般的に醤油とお酢の組み合わせが多いと思いますが、お酢は餃子の味をさっぱりとさせてしまう気がするので、お酢は入れない派です。

ニラ餃子の中身は肉とニラのシンプルな組み合わせ。
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がぶっと噛みつく毎に、じゅわっとした肉汁と、ニラの風味が口の中に溢れ、とっても美味しいです。

特製ダレをたっぷりと付け、先ほどの魯肉飯にオンTHE魯肉飯してみました。
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餃子の肉汁とタレの旨味が魯肉飯に染み渡り、かきこむようにご飯を頂きました。
自分が美味しいな!と思ったこの瞬間が、一番幸せな時間です。


ということで、魯肉飯と水餃子を一緒に頂けるお店のご紹介でした。
母親が作ってくれた自家製餃子がニラであったことからも、餃子はやっぱりニラ派ですね。
主食+主食の組み合わせが出来る貴重なお店なので、これからも通いたいと思います。


珍巧水餃

台北市大同區承徳路一段77號之2
営業時間:10:30~14:00 / 16:00~20:00
定休日:土曜・日曜日