炒飯。

それは日本人であれば誰もが好む中華料理と言っても、過言ではないかと思います。
 
そんな誰にも愛される炒飯ですが、台北に台湾で一番美味しいと言われている炒飯があるようなので、是非記事にして下さいという依頼が入りました。

場所は民生東路四段と光復北路の交差点から近くの場所。
頑張れば松山空港からもそう遠くない距離のところに、そのお店はありました。

民生炒飯(ミンセンチャオファン)
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お店というよりも、ほぼ屋台です。
半屋外には四角テーブルが2つ有りました。

事前情報では、開店の30分前の10時半から整理券を配る等々、かなり敷居が高いような話を聞いたのですが、私が到着したのは10時40分くらい。
すでに先客の男性が一人おり、注文をしていました。
私もなんとなく彼の後ろ立ってたら、「注文何?」と中国語で聞かれたので、食べたいものを告げるとOKと言われたので、座って待っていました。

こちらはメニューです。
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チャーハン以外に麺やあんかけご飯もあるようです。

ちなみにテーブルはこんな感じ。
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ちょっと斜めに傾いているのも、いい雰囲気を醸し出しています。

肉絲炒飯(ロースーチャオファン)90元
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取り敢えずスタンダードなこちらを頼んでみました。
細切りの豚肉が結構多めに感じます。

お米はパラパラという感じではありませんが、一つ一つ独立した感じがあります。
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一口食べて納得です。
ご飯が結構硬めに炊かれているようで、全体的にモチモチとした感触です。
味付けは極めてシンプル。
油と豚肉からの旨味と卵の甘味を塩胡椒で上手に調和されており、うんうんと頷きながら頂きました。

蝦仁炒飯(シャーレンチャオファン)100元
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こちらもまたシンプルな炒飯です。
先ほどの炒飯に比べると、肉の旨味からエビの旨味に変わった感じです。
コシがあるお米とプリプリのエビ、良い組み合わせです。

牛肉炒飯(ニョウロウチャオファン)120元
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薄切りの牛肉と空芯菜が混じった炒飯です。
味付けは先程の2種と違い、蝦のペースト状の調味料や、五香等をピーナッツ油で炒めた調味料である沙茶醤を使っているようです。
この沙茶醤は好みが分かれる味ではありますが、牛肉の旨味と空芯菜のシャキシャキ感が炒飯をより美味しくさせていました。
よりスパイシーな味を求め、テーブルに置いてあった辣椒醤を投入してみます。
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ググっと美味しさがUPしたと同時に、見た目以上に辛さもUPしたので、入れすぎ注意です。

尚、一番美味しいと言われている理由は、TV局の投票で一位になったからだそうです。

下記、琉球新聞の記事です。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-215757-storytopic-1.html

そしてこちらが中文ですが、台湾の美味しい炒飯TOP10。
http://travel.yam.com/Article.aspx?sn=51693

ということで、台湾で一番美味しいと言われている炒飯のお店のご紹介でした。
個人的な感想を言えば、日本人が美味しいと思う炒飯とは、また別の美味しさがある炒飯でした。
気になる方はぜひ、開店前に余裕を持って行って試してみてください。

尚、食べ終わるころにはどんどん人が来て、小さいお店のまわりには人が結構集まっており、テイクアウトで持ち帰る人も多かったです。
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民生炒飯

台北市民生東路五段27巷
営業時間:11:00~14:00/17:00~21:30
定休日:日曜祝日