台湾は朝御飯をいっぱい食べて、一日のエネルギーを補う文化があります。
朝御飯の種類は多様で、手軽に食べれるお握りや小龍包、卵焼きを入れたクレープのようなもの、そーめんをカツオ出汁で煮込んだラーメンのようなもの等々、多種多様です。

豆乳も朝御飯の一つ。インターネットで「台北 豆乳」と調べると、必ず上位にあがってくるのが、阜杭豆漿(フーハンドウジャン)

記事を読むと、朝5時半の時点で行列が形成され、閉店の12時くらいまでずっと混んでいるとのこと。

取りあえず、日曜の朝に行ってきました。
現地についたのが、7時半頃。
忠孝東路にあるMRT善導寺5番出口からすぐです。今回はタクシーで行ったので、忠孝東路×紹興街で降ろしてもらいました。
 
ここ、黄色い看板の華山市場の2階です。
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噂通り、ずらーっと人が並んでいるので、最後尾に並びます。
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注文カウンターの横には、厨房がガラス張りになっていて見ることができます。
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パンを丸型の窯で焼いているところです。
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やっと注文カウンターに到着です。約40分並びました。
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カウンターのおばちゃんは、こちらが日本人だとわかるとメニュー表を出してくれるそうです。
取りあえず、私は事前に発音も調べておいたので、普通の台湾人と一緒で、口頭で注文です。

スタンダードの豆乳である豆漿(ドウジャン)、塩味がついた豆乳の鹹豆漿(シェンドウジャン)、台湾風おにぎりの飯糰(ファンタァン)パンの間に油條と呼ばれる揚げパンと卵焼きが入った厚餅蛋夾油條(ホウビンダンジャーヨウテャオ)を頼みました。
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3人で行ったので、一人一つと思いましたが、大間違い。
一人で豆乳とパンを食べるのはきつく、周りを見渡すと、2、3人で一つのパンをシェアしている人たちもいました。 残した分はお持ち帰りです。

今回は日本から家族が来ていたという事で、「評判の良い朝ごはんを食べさせたい」という思いで行きましたが、個人的な感想としては、早起きして長時間ならんで「また来週も行こう!」とは、なかなか思えません。
友人や家族が遊びに来て、「美味しい豆乳が食べたい!」と言ったら行く程度かな、と思います。
 
でも、今まで食べた豆漿の中では一番おいしかったと思います。

ちなみに、帰りのタクシーの運転手に話しかけられ、このお店のことについて話したところ、内湖区にある来来豆漿というお店の方が、もっと美味しいし並ばないと言われました。

今度行ってみたいと思います。


阜杭豆漿

台北市忠孝東路一段108號2樓之28
02-2392-2175
営業時間:5:30~11:00頃
定休日:第2,4月曜、旧暦の端午節、中秋節、年末年始