久しぶりに寧夏夜市(ニンシャーイエスー)に来てみました。
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おお、屋根ができています。これなら雨が多い冬でも大丈夫ですね。
(屋根は期間限定でした。現在は取り外されております)

寧夏夜市では、多くの日本人を見かけましたが、皆さん鼻をつまみながら早足で立ち去る区域がありました。

そう、臭豆腐(チョウドウフ)のお店近くです。
臭豆腐(Wikipedia)

私がはじめて臭豆腐を食べた時は、ガブっと一口食べただけでアウト。
味を文字で表現すると、大変失礼では御座いますが「1週間歯磨きをしていない口臭」という感じで、到底好きになれそうな味ではありませんでした。

しかし台湾で住んでいる以上、食文化も全て受け入れないとダメだ!と思い、何度も挑戦し、食べれるようになったきっかけをくれたお店が下記のお店です。

里長伯(リーチャンボー)
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夜市の中にも屋台があるのですが、夜市全体が混んでいたので、お店の方へやって来ました。
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牡蠣入りの麺線も美味しそうですね。

オーダー表です。
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総合麻辣腸旺(ゾンハーマーラーチャンワン)(小辣)90元
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臭豆腐、モツ、鴨血の3種類が入っている総合スープです。

食べる前から臭いです。臭豆腐が凄く臭います。

全体に臭豆腐の匂いが染み渡っており、独特の味わいがでています。
隣のカップルが大辣を頼んでおり、彼氏の方が大汗を掻きながら真っ赤なお椀の中身を 一生懸命食べていました。

鴨血(ヤーシエ)です。
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においの元、臭豆腐です。
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スープ、完食はしましたが、やっぱり臭いんですよね。
なんとか慣れましたけど。
多分、中辣以上は、辛さが臭みを消して美味しさだけが残るかもしれないので、次回は中辣を頼んでみようかと思います。


さて、お待ちかねの「臭くない臭豆腐」です。
油炸臭豆腐(ヨージャーチョウドウフ)
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揚げてあるので、臭みがかなり飛んでおり、何も匂いは気になりません。

横においてある辛味ソース、台湾のキャベツの漬物と一緒に頬張ります。
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揚げたてなので、サクサクッとしており、ソースの甘さと辛さ、キャベツの酸味が絡んでいい感じです!

臭豆腐を苦手としていたツレも「これなら食べられる!」とパクパク食べていました。


私が一番もったいないと思うのは、「食べず嫌い」です。

食べずして善し悪しは語れずということで、臭い!と思っただけで避けるのではなく、是非挑戦してみてください。
新しい美味しさに出会える可能性、揚げた臭豆腐にあると思います。

これからももっと美味しい臭豆腐を探す為、色々試して見たいと思います。


里長伯

台北市大同區寧夏路22號之9
営業時間:16時~24時
定休日:月曜日