雲之南麗江斑魚火鍋 中国雲南地方の麗江料理である雷魚シャブシャブと雷魚刺身はコリコリの食感
中国の雲南省にある麗江市はミャンマーやラオスにほど近い内陸の地方ですが、その名物料理である雷魚料理が台北で頂けるということでやってきました。雷魚って、食べるイメージは全然なかったのですが、意外と美味で知られているようです。ちなみに雷魚を含め淡水魚は、一般 ...
続きを読む
中国の雲南省にある麗江市はミャンマーやラオスにほど近い内陸の地方ですが、その名物料理である雷魚料理が台北で頂けるということでやってきました。
雷魚って、食べるイメージは全然なかったのですが、意外と美味で知られているようです。
ちなみに雷魚を含め淡水魚は、一般的に生食厳禁とされていますが、こちらの魚は厳格な管理のもと養殖をされているそうです。
今回はいくつか予約をしないと食べられない品があったので、予約をしてから行きました。
(日本語が堪能な方がいらっしゃいました)
お店の場所はMRT六張犁駅から徒歩5分ほど。
安和路と敦化南路の間の小道にあります。
雲之南麗江斑魚火鍋(ユンズーナンリージャンバンユーホウグオ)
民族系のお洒落なたたずまいのお店です。
中もとてもキレイで、色々な装飾品がありました。
こちら、今まで訪れた台湾などの有名人の写真とサインが書かれていました。
こちら方面には疎いのですが、なんとなく見たことあるような方達がいらっしゃいました。
さてこちらのお店は、雷魚が頂けるということで雷魚鍋がメインです。
メニューは下記からどうぞ。
https://issuu.com/43399/docs/yunzhinan_lite/1
尚、メニューは日本語の記載もあります。
素材や作り方など、色々こだわりがあるそうです。
店主からオススメを聞き、まずは冷菜を色々頼んでみました。
雲式豌豆粉(ユンスーワンドウフェン)120元
エンドウ豆の豆腐風ゼリーだそうです。
素材はエンドウ豆のみを使っているようで、結構しっかりとした硬さでした。
タレも少し辛めの感じで上からの香菜との相性もバッチリ。
なかなか高級感のある味付けでした。
雲式涼拌雪耳(ユンスーリャンバンシュエアー)120元
白きくらげのサラダです。
結構大きな器にモリモリっと盛られていて、これで120元は安いですね!
ほんのりと酸味のある味付けに白ごまが美味しく、コリコリとした優しい歯ごたえがとても美味しかったです。
ちなみに赤いのは唐辛子ではなくミニトマトでした。
尚、冷菜は小皿の30元のもあるようなので、少人数の場合は小さいサイズでもオーダー可能です。
麗江手工涼皮(リージャンショウゴンリャンピー)160元
麗江地方の伝統的な手法で作られたきしめんだそうです。
添加物などまったく入っておらず、全て手作り。
きしめんと聞くとモチモチした歯ごたえかと思いましたが、結構コリコリっとした歯ごたえで、手作りの辣油と絡めて頂くととても美味しかったです。
こちらを作るには4時間ほど掛かるそうなので、要予約の一品です。
雲式大薄片(ユンスーダーポーピェン)220元
豚薄切り肉の雲南風ソースがけです。
ゆで豚の薄切り肉に、酸味の効いたピリ辛のソースが掛かっていました。
こちらも豚肉がコリコリとしていました。
タイ料理にも同じような感じの料理があったかと思いますが、雲南省はミャンマー、ラオス、ベトナムに隣接しているため、色々と似ている気がします。
さてこちらメインの鍋がやってきました。
鍋のスープは4種類から選ぶことができ、基本料金は1人90元です。
今回は、雲式清燉鮮魚湯(ユンスーチンドンシェンユータン)という鮮魚の鍋スープ、つまりシンプルな魚の出汁スープと、雲式老重慶麻辣湯鍋(ユンスーラオジョンチンマーラータングオ)という辛い鍋の2種を選んでみました。
またこちらのお店の看板メニューでもある活雷魚を一匹全部頂けるのも注文してみました。
せっかくなので、その場で料理長が捌いて頂けるテーブルサービスも頼みました。
こちらは、雷魚の刺身、シャブシャブ、切り身を頂くことが出来ます。
こちらも数量限定だそうなので、予約した方が無難です。
そのメニューはこちらです。
先ずは綺麗に下ごしらえをした雷魚がやってきました。
それを綺麗に3枚におろします。
おろした半身の尻尾の部分から各4枚ずつ、刺身として切り分けます。
尻尾の部分は一番運動する場所で、一番歯ごたえがあって美味しいそうです。
ワサビ醤油で頂きました。
メチャクチャコリコリです!!!
噛むとコリッコリッと音がするくらい身がしっかりしていますが、薄造りのため程よく噛みきれます。
味は淡水魚の割に、全く生臭くなく、淡白であるものの、奥深い味でした。
久々に美味しい刺身を頂きました。
続いてシャブシャブ用のお魚です。
食べ台湾のinstagramで動画を掲載いたしましたので、こちらをご参照ください。
先ずは身に包丁を入れ、皮の部分を2ミリほど残し、もう一枚身を削ぎ、蝶々のような形にします。
綺麗な薄造りです。
このお皿が大体1匹につき、6,7皿造って頂けます。
ちなみにアラの部分はスープに投入していただき、良い出汁になって頂きましょう。
では雷魚シャブシャブと行ってみましょう。
4秒から5秒シャブシャブするのが一番良いそうです。
キュルンと身が締まって美味しそうになりました。
調味料コーナーから持ってきたタレを付けていただきます。
こちらも食感が最高!!!
皮がちょっと付いているので、その部分が本当にコリコリで素晴らしい食感です。
味は刺し身同様、たんぱくなものの全く臭みがなく、上質な白身魚という感じでしょうか。
雷魚以外にも色々頼んでみました。
野菜盛り合わせ(160元)
キャベツなどの葉物やきのこなど、いくつかの種類が入った野菜の盛り合わせです。
豚肉ロース(梅花豚肉)250元
豚肉のロースです。
普段はバラ肉(白肉片)を頼みがちですが、脂が少なめなロースを頼んでみました。
手工斑魚丸(ソウゴンバンユーワン)220元
雷魚のつみれです。
余計な添加物など入っていない、手作りのつみれです。
魚本来の味がしてとっても美味しかったです。
現做手工蝦滑(シェンズオソウゴンシャーフワ)330元
エビのつみれです。(別メニューでイカもありました)
新鮮なエビを使った手作りのつみれだそうです。
鍋の中に、ポヨポヨっと落とし込んでしばらくすると出来上がり。
口当たりがめちゃくちゃフワフワで、エビ好きの人は絶対すきな一品です。
さて、こちらも先ほどの雷魚です。
雷魚の腹身の部分を切り身として鍋に入れます。
こちらの部位は骨があるので、薄造りが出来ないようです。
お腹の部分だけあって、脂ものっており美味しく頂きました。
尚、今回頼んだシンプルな魚なのダシの鍋と麻辣鍋、それぞれ味付けはというと、シンプルな魚のダシは雷魚のダシという感じなので、素材本来の味を楽しみたいのであれば、こちらでしょうか。
また鍋で色々な具材を煮込めば煮こむほど、味が濃くなって行き、最後は最高のだし汁が出来上がったという感じです。
また麻辣については、辛いけれども旨味のあるスパイシーな味付けなので、こちらで食材を煮込むとより複雑な味を楽しむことが出来ます。
辛い!というよりは、旨辛な感じですが、食べたあとは結構舌がヒリヒリとします。
別のオススメのお魚があったのでもう一品頼んでみました。
鱈斑魚片(シュエバンユーピェン)250元
マナマズだそうです。
これがまた溶ろけるような口当たりで美味しい!
味は淡白ですが、全然臭みはなく、個人的にかなり好きなお魚でした。
雷魚を頼まない場合は、こちらの魚をメインに鍋を頂くそうです。
〆に何かをと思い、メニューを見たら米線があったので、頼んでみました。
雲式豚肉米線(ユンスージューロウミーシェン)180元
麺は汁なしや有り、麻辣味など色々な種類がありました。
今回は豚肉にしましたが、雷魚のダシで作った米麺もあるので、鍋は多いけど雷魚を試してみたいという場合は、良いかもしれませんね。
中の米線は、米粉で出来た手作りの麺だそうで、モチモチっとした食感が美味しいです。
スープも具も余計な味がせず、かなり美味しい麺でした。
ぜひ次回は、別の麺も試してみたいと思います。
麗江烤餌塊(リージャンカオアークヮイ)150元
焼き餅です。
もち米ではなく、普通の米を潰して焼いたお餅だそうで、真ん中にある練乳を付けて頂きました。
お餅とは別の食感で、物凄く柔らかく、そして練乳がとても美味しかったです。
ということで、思いっきり雷魚を堪能してみました。
肉か魚かを問われたら、迷うことなく肉を選ぶ私ですが、魚も美味しいなと思えた日でした。
やはり新鮮な魚が美味しいのは当たり前だとは思いますが、あの刺し身のコリコリ感は素敵でした。
雷魚鍋を食べなくても、米線の単品も可能なので、1人でも訪れやすいかと思います。
尚、冒頭に記載したとおり、日本では淡水魚の生食は寄生虫の可能性があるため、なかなか口にしないのが一般的だそうですので、ご自身の判断でお願い致します。
お店の入り口に描かれた麗江地方の絵。
雲之南麗江斑魚火鍋
台北市大安区安和路二段184巷8號
営業時間:11:30~15:00 / 17:30~21:30
定休日:月曜日(不定休)
電話番号:02-27371116
http://www.yunzhinan.com.tw/jp/
最寄り駅:六張犁駅
雷魚って、食べるイメージは全然なかったのですが、意外と美味で知られているようです。
ちなみに雷魚を含め淡水魚は、一般的に生食厳禁とされていますが、こちらの魚は厳格な管理のもと養殖をされているそうです。
今回はいくつか予約をしないと食べられない品があったので、予約をしてから行きました。
(日本語が堪能な方がいらっしゃいました)
お店の場所はMRT六張犁駅から徒歩5分ほど。
安和路と敦化南路の間の小道にあります。
雲之南麗江斑魚火鍋(ユンズーナンリージャンバンユーホウグオ)
民族系のお洒落なたたずまいのお店です。
中もとてもキレイで、色々な装飾品がありました。
こちら、今まで訪れた台湾などの有名人の写真とサインが書かれていました。
こちら方面には疎いのですが、なんとなく見たことあるような方達がいらっしゃいました。
さてこちらのお店は、雷魚が頂けるということで雷魚鍋がメインです。
メニューは下記からどうぞ。
https://issuu.com/43399/docs/yunzhinan_lite/1
尚、メニューは日本語の記載もあります。
素材や作り方など、色々こだわりがあるそうです。
店主からオススメを聞き、まずは冷菜を色々頼んでみました。
雲式豌豆粉(ユンスーワンドウフェン)120元
エンドウ豆の豆腐風ゼリーだそうです。
素材はエンドウ豆のみを使っているようで、結構しっかりとした硬さでした。
タレも少し辛めの感じで上からの香菜との相性もバッチリ。
なかなか高級感のある味付けでした。
雲式涼拌雪耳(ユンスーリャンバンシュエアー)120元
白きくらげのサラダです。
結構大きな器にモリモリっと盛られていて、これで120元は安いですね!
ほんのりと酸味のある味付けに白ごまが美味しく、コリコリとした優しい歯ごたえがとても美味しかったです。
ちなみに赤いのは唐辛子ではなくミニトマトでした。
尚、冷菜は小皿の30元のもあるようなので、少人数の場合は小さいサイズでもオーダー可能です。
麗江手工涼皮(リージャンショウゴンリャンピー)160元
麗江地方の伝統的な手法で作られたきしめんだそうです。
添加物などまったく入っておらず、全て手作り。
きしめんと聞くとモチモチした歯ごたえかと思いましたが、結構コリコリっとした歯ごたえで、手作りの辣油と絡めて頂くととても美味しかったです。
こちらを作るには4時間ほど掛かるそうなので、要予約の一品です。
雲式大薄片(ユンスーダーポーピェン)220元
豚薄切り肉の雲南風ソースがけです。
ゆで豚の薄切り肉に、酸味の効いたピリ辛のソースが掛かっていました。
こちらも豚肉がコリコリとしていました。
タイ料理にも同じような感じの料理があったかと思いますが、雲南省はミャンマー、ラオス、ベトナムに隣接しているため、色々と似ている気がします。
さてこちらメインの鍋がやってきました。
鍋のスープは4種類から選ぶことができ、基本料金は1人90元です。
今回は、雲式清燉鮮魚湯(ユンスーチンドンシェンユータン)という鮮魚の鍋スープ、つまりシンプルな魚の出汁スープと、雲式老重慶麻辣湯鍋(ユンスーラオジョンチンマーラータングオ)という辛い鍋の2種を選んでみました。
またこちらのお店の看板メニューでもある活雷魚を一匹全部頂けるのも注文してみました。
せっかくなので、その場で料理長が捌いて頂けるテーブルサービスも頼みました。
こちらは、雷魚の刺身、シャブシャブ、切り身を頂くことが出来ます。
こちらも数量限定だそうなので、予約した方が無難です。
そのメニューはこちらです。
先ずは綺麗に下ごしらえをした雷魚がやってきました。
それを綺麗に3枚におろします。
おろした半身の尻尾の部分から各4枚ずつ、刺身として切り分けます。
尻尾の部分は一番運動する場所で、一番歯ごたえがあって美味しいそうです。
ワサビ醤油で頂きました。
メチャクチャコリコリです!!!
噛むとコリッコリッと音がするくらい身がしっかりしていますが、薄造りのため程よく噛みきれます。
味は淡水魚の割に、全く生臭くなく、淡白であるものの、奥深い味でした。
久々に美味しい刺身を頂きました。
続いてシャブシャブ用のお魚です。
食べ台湾のinstagramで動画を掲載いたしましたので、こちらをご参照ください。
先ずは身に包丁を入れ、皮の部分を2ミリほど残し、もう一枚身を削ぎ、蝶々のような形にします。
綺麗な薄造りです。
このお皿が大体1匹につき、6,7皿造って頂けます。
ちなみにアラの部分はスープに投入していただき、良い出汁になって頂きましょう。
では雷魚シャブシャブと行ってみましょう。
4秒から5秒シャブシャブするのが一番良いそうです。
キュルンと身が締まって美味しそうになりました。
調味料コーナーから持ってきたタレを付けていただきます。
こちらも食感が最高!!!
皮がちょっと付いているので、その部分が本当にコリコリで素晴らしい食感です。
味は刺し身同様、たんぱくなものの全く臭みがなく、上質な白身魚という感じでしょうか。
雷魚以外にも色々頼んでみました。
野菜盛り合わせ(160元)
キャベツなどの葉物やきのこなど、いくつかの種類が入った野菜の盛り合わせです。
豚肉ロース(梅花豚肉)250元
豚肉のロースです。
普段はバラ肉(白肉片)を頼みがちですが、脂が少なめなロースを頼んでみました。
手工斑魚丸(ソウゴンバンユーワン)220元
雷魚のつみれです。
余計な添加物など入っていない、手作りのつみれです。
魚本来の味がしてとっても美味しかったです。
現做手工蝦滑(シェンズオソウゴンシャーフワ)330元
エビのつみれです。(別メニューでイカもありました)
新鮮なエビを使った手作りのつみれだそうです。
鍋の中に、ポヨポヨっと落とし込んでしばらくすると出来上がり。
口当たりがめちゃくちゃフワフワで、エビ好きの人は絶対すきな一品です。
さて、こちらも先ほどの雷魚です。
雷魚の腹身の部分を切り身として鍋に入れます。
こちらの部位は骨があるので、薄造りが出来ないようです。
お腹の部分だけあって、脂ものっており美味しく頂きました。
尚、今回頼んだシンプルな魚なのダシの鍋と麻辣鍋、それぞれ味付けはというと、シンプルな魚のダシは雷魚のダシという感じなので、素材本来の味を楽しみたいのであれば、こちらでしょうか。
また鍋で色々な具材を煮込めば煮こむほど、味が濃くなって行き、最後は最高のだし汁が出来上がったという感じです。
また麻辣については、辛いけれども旨味のあるスパイシーな味付けなので、こちらで食材を煮込むとより複雑な味を楽しむことが出来ます。
辛い!というよりは、旨辛な感じですが、食べたあとは結構舌がヒリヒリとします。
別のオススメのお魚があったのでもう一品頼んでみました。
鱈斑魚片(シュエバンユーピェン)250元
マナマズだそうです。
これがまた溶ろけるような口当たりで美味しい!
味は淡白ですが、全然臭みはなく、個人的にかなり好きなお魚でした。
雷魚を頼まない場合は、こちらの魚をメインに鍋を頂くそうです。
〆に何かをと思い、メニューを見たら米線があったので、頼んでみました。
雲式豚肉米線(ユンスージューロウミーシェン)180元
麺は汁なしや有り、麻辣味など色々な種類がありました。
今回は豚肉にしましたが、雷魚のダシで作った米麺もあるので、鍋は多いけど雷魚を試してみたいという場合は、良いかもしれませんね。
中の米線は、米粉で出来た手作りの麺だそうで、モチモチっとした食感が美味しいです。
スープも具も余計な味がせず、かなり美味しい麺でした。
ぜひ次回は、別の麺も試してみたいと思います。
麗江烤餌塊(リージャンカオアークヮイ)150元
焼き餅です。
もち米ではなく、普通の米を潰して焼いたお餅だそうで、真ん中にある練乳を付けて頂きました。
お餅とは別の食感で、物凄く柔らかく、そして練乳がとても美味しかったです。
ということで、思いっきり雷魚を堪能してみました。
肉か魚かを問われたら、迷うことなく肉を選ぶ私ですが、魚も美味しいなと思えた日でした。
やはり新鮮な魚が美味しいのは当たり前だとは思いますが、あの刺し身のコリコリ感は素敵でした。
雷魚鍋を食べなくても、米線の単品も可能なので、1人でも訪れやすいかと思います。
尚、冒頭に記載したとおり、日本では淡水魚の生食は寄生虫の可能性があるため、なかなか口にしないのが一般的だそうですので、ご自身の判断でお願い致します。
お店の入り口に描かれた麗江地方の絵。
雲之南麗江斑魚火鍋
台北市大安区安和路二段184巷8號
営業時間:11:30~15:00 / 17:30~21:30
定休日:月曜日(不定休)
電話番号:02-27371116
http://www.yunzhinan.com.tw/jp/
最寄り駅:六張犁駅