一般的なガイドブックに掲載されているお店は、大きく2種類に分かれると思っています。

一つは、長年続く老舗で、美味しくて有名だったり、絶対に外せないお店。
一つは、お店がガイドブックに広告料を支払い、美味しいとか関係なく掲載してるお店。

台湾に限らず、何度そのガイドブック地雷を踏んだことか・・・。

それに気付いたあとは、ガイドブックに掲載されているお店は敬遠しがちでしたが、「食べずして語れず」ということもあり、疑心暗鬼気味で日本人がよく行く永康街にある、有名な刀削麺屋さんにやってきました。

永康街を南に下り、西の路地に入った所にあります。

永康刀削麺(ヨンカンダウシャオミェン)
IMG_6607
赤い看板が目印で、結構ローカルな雰囲気が店構えです。

週末のお昼時、台湾人半分、日本人観光客半分って感じです。
IMG_6597 
お店に入ると席に通され、オーダー表を渡されました。
IMG_6596
まぁ永康街価格という感じで、まぁこれくらい値段でしょう。

皮蛋豆腐(ピーダンドウフ)40元
IMG_6598

最近は、これがメニューに有ると必ず頼んでしまうんですよね!

もちろん、グッチャグチャに混ぜて食べます。
IMG_6599
これが美味しくないお店は多分ないと思いますが、ここもやはり美味しかったです。

蕃茄牛肉麺(ファンチェニョウロウミェン)(小)130元
IMG_6600
トマトが入った牛肉麺です。

麺は勿論、こんな感じのモッチモチの刀削麺。
IMG_6603
スープは甘いです。
トマトの甘味と、牛肉麺の甘味で、かなり甘い仕様になっています。
トマト刀削麺だったら、やはり四平街にある甘記蕃茄刀削麺が私は好きかな。
麺は刀削麺だけに歯ごたえがあって、私は好きです。

牛肉麺(ニョウロウミェン)(小)140元
IMG_7357
スープの色的にトマト牛肉麺のトマトが入ってないだけなのかな?とも思えますが、こちらの方が八角が強く感じられ、やはりスープは甘いです。

お肉はこんな感じで、柔らかめのすね肉っぽいです。
IMG_7359
食べ進めていると、全体的に甘いのでちょっと飽きてしまいました・・・。

ということで、入り口近くにある調味料コーナーから、高菜と赤い調味料を持って来ました。
IMG_7362
この高菜がまた、牛肉麺に合うんですよね!
IMG_7360
甘いスープに酸味が効いて、更に美味しくなりました。
高菜の食感もまた美味しいです。

さて、気になる赤い調味料を少し投入してみました。
IMG_7363
この赤いのは牛脂に唐辛子を足した調味料のようです。
量を入れてもそこまで辛くないので、持ってきた分全部投入してみました。

これが大正解。
味にコクと重みが増し、ピリっとした辛さが食欲を増進させます。
八角の味も慣れたのかどうかはわかりませんが、気にならなくなり数倍美味しくなりました。

炸醤麺(ジャージャンミェン)(小)55元
IMG_6601
刀削麺の炸醤麺、結構珍しいかもしれません?

取り敢えず、タレが絡まるようぐちゃぐちゃに混ぜます。
IMG_6605
味は、台湾の一般的な炸醤麺に比べると濃い方かもしれませんが、私にはちょっと物足りないかなーと。

ということで、卓上にあった辣油を投入。
IMG_6606
うん、これも正解です。
もう少し塩味が欲しかった感はありますが、ピリッと辛くなってこれもまた美味しいです。

酸辣湯(スヮンラータン)25元
IMG_6602
普通に美味しい酸辣湯でした。


ということで、ガイドブックでよく見かける永康街の刀削麺のお店でしたが、基本は美味しかったです。

ただスタンダードの味は正直物足りないかなーというのが私の意見ですが、高菜や牛脂をを入れると、劇的に美味しくなりました。


永康刀削麺
 
台北市永康街10巷5號
営業時間:11:00~14:00 17:00~20:00