アメリカでも食べ台湾!

アメリカのサンディエゴ駐在に伴い、「食べ台湾」から「アメリカで食べ台湾」にブログ名を変更しました。サンディエゴの日常やアメリカの美味しいグルメをご紹介いたします。


タグ:高級台湾料理

今回は台湾料理、しかも食材からレシピまですべてをこだわりを持ち、伝統的な食文化と近代的な調理法を合わせた高級台湾料理が頂けるというレストランへとやってきました。場所はオークラプレステージ台北の裏側辺り、中山北路の路地にあります。こちらに日本人医師が1932年 ... 続きを読む
今回は台湾料理、しかも食材からレシピまですべてをこだわりを持ち、伝統的な食文化と近代的な調理法を合わせた高級台湾料理が頂けるというレストランへとやってきました。

場所はオークラプレステージ台北の裏側辺り、中山北路の路地にあります。
こちらに日本人医師が1932年に建てたという2階建ての住宅があるのですが、その家屋をモダンスタイルにリノベーションし、レストランとして2014年にOPENしたそうです。

山海樓(サンハイロウ)
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一見してもレストランとは思わず素通りしてしまいそうな佇まいです。

中はかなりとても素敵な空間で、古いテイストを感じつつも、各所にこだわりを感じます。
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また、お店の入り口には水槽と新鮮なお野菜が置いてありました。
お魚は基隆や離島の澎湖から毎日直送、各種野菜は契約農家か自家農場で有機栽培をしているものだそうです。
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さてメニューです。
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完璧な日本語で各種料理とその説明が記載されています。
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お店の人と相談しつつ、季節のオススメを含んだ料理を色々頂くことに致しました。


山と海の珍味盛り合わせ(大)1980元
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お店の看板料理の一つだそうです。
豚の心臓と朝鮮人参の煮物、豚足のハム、豚の肝のミンチの包み揚げ、サトウキビで燻製した鶏肉、アワビの煮物等、高級食材もふんだんに使用した前菜です。
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一品一品の味がとても丁寧で、純粋な旨味だけを感じることが出来ます。
個人的にレバー関係は苦手なのですが、こちらのレバーの包み揚げは臭味が全く感じられず、とても美味しく頂けました。

有機野菜蒸し(980元)
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自家農園で採れたという有機野菜達です。
オリーブオイルと塩、食用バラを散らして頂きます。
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個人的に人参は勘弁頂きたい野菜の一つなのですが、あの独特の苦味がない!
美味しい野菜って本当に美味しく、とても甘いんですね。

しらすと天然海藻のチヂミ(680元)
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パリパリのクレープ生地の中に、新鮮であろう色鮮やかな生海苔としらすが挟まっていました。
海苔、しらす、それぞれの塩加減が絶妙で、とても美味しかったです。

新鮮魚の蒸料理(時価)
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私の大好きな調理方法、清蒸で調理した魚です。
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白飯にかけて食べるのが大好きなのですが、今回は控えました・・・。
新鮮なお魚なので身がしっかりとして弾力があり、白身も甘くとても美味しかったです。

焼きビーフン(580元)
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乾燥エビとイカ、キャベツと椎茸が具材のビーフンです。
それぞれの旨味が喧嘩をせず、全体的に纏まった味で、高級ビーフンという感じで美味しかったです。

塩卵の四宝スープ(1480元)
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写真右側の塩卵の黄身をスープに入れて混ぜ混ぜして頂くようです。
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スープの具は、タコ、乾燥貝柱、豚のホルモン、軟骨の4種が入っており、いい出汁でてます。
塩卵の柔らかな味と貝柱の香りが広がるスープでした。


小豆のおやき(280元)
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台南の伝統料理の一つだそうで、もち米に小豆を混ぜて揚げたデザートです。
モチモチとした食感と小豆のプチプチ感が良く、甘さ控えめの一品でした。


ということで、食べたことがない料理をメインに頂いた至福の一時でした。
仕込みに数日かかる料理もあり、料理の奥深さと食材一つ一つの味の大切さを感じることが出来ました。
正直お値段はかなり張りますが、食べことがない台湾料理ばかりだったので、別の方向から台湾を感じたい方や高級志向の方には良いかと思います。
また、1人用のセットメニューもあるようなので、少人数で来ても色々楽しめるかと思います。

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山海樓

台北市中山北路2段11巷16號
営業時間:11:30~14:00 17:30~22:00
電話番号:02-2581-5760
最寄り駅:中山駅