アメリカでも食べ台湾!

アメリカのサンディエゴ駐在に伴い、「食べ台湾」から「アメリカで食べ台湾」にブログ名を変更しました。サンディエゴの日常やアメリカの美味しいグルメをご紹介いたします。


タグ:華亭街

個人的に台湾の鶏肉や豚肉は美味しいと思いますが、やはり牛肉は和牛に勝るものはないと思います。ということで牛肉麺以外牛肉を積極的に食べることは少ないのですが、今回は100年以上も歴史のある牛肉専門店に行き、台湾牛となかなか食べられない部位を頂きにやってきました ... 続きを読む
個人的に台湾の鶏肉や豚肉は美味しいと思いますが、やはり牛肉は和牛に勝るものはないと思います。

ということで牛肉麺以外牛肉を積極的に食べることは少ないのですが、今回は100年以上も歴史のある牛肉専門店に行き、台湾牛となかなか食べられない部位を頂きにやってきました。

場所は絶品鶏肉が頂ける屋台の黒點鶏肉がある華亭街と天水路の角あたりです。

金春發牛肉店(ジンチュンファニョウロウディエン)
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いつきても沢山のお客さんで賑わっています。
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お店の人に案内され、席に座るとメニューを持ってきてくれます。
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写真があるのが良いですね。
記入はこちらのオーダーシートにして店員さんに手渡しましょう。
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看板料理はこちら。
炒咖哩牛肉麺(チャオカーリーニョウロウミェン)150元
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カレー炒め焼きそばです。
カレー粉で炒めたカレー焼きそばという感じで、どこか懐かしい感じがします。
具の牛肉も味が濃く、なかなか美味しかったです。

清燉牛肉麺(チンドンニョウロウミェン)160元
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八角の味がしない白いスープの牛肉麺です。
牛骨の濃厚なダシがたっぷりと出ており、とても美味しいです。
麺もツルツルの細い平打ち麺のような感じで、スープとの相性も抜群です。

牛雑湯(ニョウザータン)120元
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こちらはスープです。
具は、牛肉も少し入っていますが、胃袋のハチノスや脂身の多いバラ肉、血管などが入っています。
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麺が入った牛雑麺もあるのですが、正直牛肉麺よりもこちらの方がお勧めです。
モツ系は新鮮なのか、まったく臭みがなく、旨味度も普通の牛肉麺よりかなり高いです。
色々な牛肉の部位が入っており、様々な食感や旨味を味わうことが出来ます。

炒龍骨髄(チャオロングースイ)180元
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牛の骨髄炒めです。
骨髄といえば、フランス料理でもマローとして使われる一品です。
箸で持ち上げるとフワッフワのマシュマロのような弾力です。
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お味は薄い白子のような感じでしょうか。
旨味は高いのですが、一緒に炒められているトマトと味付けの沙茶が強く、臭み等は全くありません。
取り敢えず白飯(10元)とはよく合うので、美味しく頂きました。

炒牛脳(チャオニョウナオ)200元
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牛の脳みその炒めものです。
今度はカレー風味で炒められてきました。
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お味は、先程よりは濃い白子のような感じです。
食感も白子のようですが、こちらの全く臭みもなく、ご飯が欲しくなります。

ということで、オンTHEライスをしてみました。
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牛脳丼の完成です。

と、こんなに牛の脳みそや骨髄を食べて平気なのか?と食べた後に気になったのですが、こちらのお店で使用している台湾牛は、BSE(狂牛病)とは無縁のようでした。
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ということで、台湾牛を頂ける100年以上も歴史のあるお店のご紹介でした。
色々美味しいのですが、個人的には牛雑系(モツ系)のものがとても美味しいと思います。
モツが美味しいのは、モノが新鮮だからでしょう。
是非牛脳が気になった方は白飯を頼んで、滅多に食べられない牛脳丼を味わってみてください。


金春發牛肉店

台北市天水路20號
営業時間:11:20〜21:20
定休日:月曜日

食べ台湾読者の方から美味しい情報を頂きました。以前ご紹介した美味しい鶏肉が食べられる「黒點鶏肉」、しかしメニューも看板もないということで少々ハードルが高いお店ではありましたが、情報によると近くに2号店が出来たとか。しかもちゃんとした店舗で、メニューも看板も ... 続きを読む
食べ台湾読者の方から美味しい情報を頂きました。

以前ご紹介した美味しい鶏肉が食べられる「黒點鶏肉」、しかしメニューも看板もないということで少々ハードルが高いお店ではありましたが、情報によると近くに2号店が出来たとか。
しかもちゃんとした店舗で、メニューも看板もありましたよ!とのこと。

ということで行ってみました。
場所は「黒點鶏肉」がある華亭街をもう少し北上し、南京西路近くまで行った辺り、綺麗なビルの1階に入っています。

黒點鶏肉食堂(ヘイディェンジーロウシュータン)
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周りにお店が少ないので、少々わかりにくいのですが、こちらの黄色看板が目印です。

中に入るとすぐにメニュー表が現れます。
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カウンターのおばちゃんに食べたいものを告げ、好きな席に座りましょう。

鶏油飯(ジーヨウファン)15元
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鶏の油と醤油でしょうか、色のついた汁がかかっています。
これだけでも、美味しく頂けます!

鶏肉(ジーロウ)60元
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一応お値段は60元~ということになっています。
部位や大きさによって違うのかもしれません。
魯蛋(ルーダン)も一緒に注文しました。
香菜もお皿の上に見えます。

特に部位等注文時には言ってませんが、今回頂いたのは、もも肉の部分でした。
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ジューシーなお肉に、トロトロの皮。
一緒に付いてきた中国醤油にそっとつけていただくと、もうご飯がススムススム!
魯蛋もトロトロの黄身とほんのりと塩味が効いて、とっても美味しい!!

ここでふと、大好きな香菜と魯蛋をオンTHEライスをしたら美味しいのではという考えが。

ということで、香菜煮玉子丼にしてみました。
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黄身がトロットロの煮玉子と、鼻から抜ける香りの良い香菜、そして鶏の油が染み渡った鶏油飯、美味しい!!
美味しすぎてご飯マネージメントに失敗し、最後は鶏肉だけを食べることになってしまいました。
ご飯おかわり!といきたいとこでしたが、今回は私の中の天使が勝ち、我慢しました。

下水湯(シャーシュウェイタン)
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下水と書いてありますが、台湾ではモツのことを言い、鶏モツスープってことになります。
鶏の肝や心臓、砂肝や腸など色々入っています。
新鮮なモツなのか、臭みは一切なく、美味しい生姜の香りと共に頂きました。

ちなみにテーブルにはこんな調味料とガラ入れが置いてあります。
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このガラいれ一杯に骨を入れるくらいお腹いっぱいに鶏肉を食べたいですね!

いやー本当に美味しかったです。
個人的には鶏肉が一番好きなお肉なので、物凄い幸せを感じました。
前回ご紹介した「黒點鶏肉」はハードルが高過ぎる!との意見もあったため、こちらは落ち着いて頂くことができるので、オススメです。
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黒點鶏肉食堂

台北市華亭街38號
営業時間:9:00~21:00
定休日:日曜日
 

以前、と言っても1年以上も前、長安西路あたりをお散歩していた際、美味しそうな鶏肉と半熟卵のようなものを道端で食べているお店を見かけ、ずっと気になっていたのですが、やっと訪れることができました。台湾は本当に鶏肉が美味しく、特に茹でただけの鶏が大好き。今まで ... 続きを読む
以前、と言っても1年以上も前、長安西路あたりをお散歩していた際、美味しそうな鶏肉と半熟卵のようなものを道端で食べているお店を見かけ、ずっと気になっていたのですが、やっと訪れることができました。

台湾は本当に鶏肉が美味しく、特に茹でただけの鶏が大好き。
今まで色々なお店で頂きましたが、ホント外れに出会ったことがありません。

そして今回のお店も美味しすぎて、今度は一羽分買って、家で食べてみようかとも思ったほどです。

場所は長安西路から華亭街を少し入ったところにあります。

黒點鶏肉(ヘイディェンジーロウ)
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黒點鶏肉、名前からして美味しそうな名前ですが、看板はありません。
緑色の幌と何となく賑わっている場所が目印です。

席はちょっと奥まったところに席もありますが、基本は道端にあるテーブルで頂きます。
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さて、何となく空いてる席に座って、店員さんと目があっても、特に何も言われず。
そう、メニューがありません。
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うーん、困ったと思い、作っているお姉さんに声を掛けてみると、「你要什麼?(ニーヤオシェンマ?)」(何食べる?)って中国語で聞かれました。
取り敢えず、鶏肉(ジーロウ)と返答。
「飯(ファン)?麺(ミェン)?」とも聞かれたので、一個飯(イガファン)、一個麺(イガミェン)」と返答。
「要蛋嗎?(ヤオダンマ?)」(たまご要りますか?)「要(ヤオ)」
そして「還要青菜(ハイヤオチンツァイ)(あと野菜も下さいな)」とも言ってみました。

ふぅ、予想以上に敷居が高くちょっと戸惑いましたが、なんとか注文完了。
訪れる際は、「鶏肉(ジーロウ)、蛋(ダン)、飯(ファン)」の合言葉でOKかと。

鶏肉&蛋(ジーロウ&ダン)2人前
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来ました来ました鶏肉ちゃん!
こういうシンプルな鶏肉が大好きです。
そのままで一口。柔らかくて美味しい!!!!でも骨があるので要注意。
少し塩味を効かして茹でて(蒸した?)あるようで、ジューシーでした。
ちなみに上にのってるのは、刻みしょうがです。

小皿で頂いたタレにつけてみました。
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うん!
普通の醤油でした。

飯(ファン)
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多分お値段10元くらい。
白飯の上に、醤油ベースのタレがかかっていました。
おかずがなくても美味しく頂けますが、ここは・・・・

鶏肉&卵オンTHEライス
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いいですねぇ。
美味しかったです。

青菜(チンツァイ)
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青菜を頼んだら、空芯菜(コンシンツァイ)の茹でたものに、ネギ油がかかったものが出てきました。
これ、シンプルだけどとっても美味しいんですよね。

麺(ミェン)
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「麺」を頼んだら米粉(ミーフェン)、つまりビーフンが出てきました。
全体的に味は薄めでしたが、シャキシャキの野菜に程よい硬さのビーフン。
いやはや、最高です。
毎日食べても飽きなさそうなくらい、私は好きです。

今回のお食事は合計200元少々でした。
言葉喋れないとコミュニケーションは少々キツイかもしれませんが、是非挑戦して頂きたいお店です。
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黒點鶏肉

台北市華亭街2號
営業時間:8:00~20:30