アメリカでも食べ台湾!

アメリカのサンディエゴ駐在に伴い、「食べ台湾」から「アメリカで食べ台湾」にブログ名を変更しました。サンディエゴの日常やアメリカの美味しいグルメをご紹介いたします。


タグ:地瓜葉

食べ台湾でも何度か、陽春麺という具なしの安い麺をご紹介したことがあるかと思います。値段が安いので、それなりのお味ではあるのですが、今回あらためていただいたところ、こちらのお店の陽春麺がとっても好きになりました。しかも一杯40元とお財布にやさしい!場所は、最 ... 続きを読む
食べ台湾でも何度か、陽春麺という具なしの安い麺をご紹介したことがあるかと思います。

値段が安いので、それなりのお味ではあるのですが、今回あらためていただいたところ、こちらのお店の陽春麺がとっても好きになりました。

しかも一杯40元とお財布にやさしい!

場所は、最近お気に入りのグルメロード、吉林路沿いで、民生東路と長春路の中間当たり。

先日、日本人4人組の男性が、携帯片手に食べ台湾の画面を見せながら注文をしており、思わず声を掛けてしまったという、私の大好きな炒飯が美味しいお店「九記何師傅」もこちらの吉林路にあります。

陽春麺店(ヤンチュンミェンデェン)
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もう店名がそのまま陽春麺ですね。
紫色の看板が目印です。

さて、好きなテーブルに座りましょう。
写真左側にある、オーダー表も忘れずに。
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右上に自分の座っている机番号を記載し、好きな料理に印を付けます。
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ちなみに、お箸やスプーンはセルフで、お店の奥から取りましょう。
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こんなレトロな感じな棚と広告がありました。
流石創立1968年だけあって、年季が入っています。

すぐにこちらがやって来ました。
滷味(ルーウェイ)
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今回は硬い豆腐の豆干、豆腐を揚げた油豆腐、煮玉子の滷蛋、豚の頭のプリプリした豬頭皮を頂きました。
どれもアツアツで甘いタレと辛い葱が良いアクセントで、とても美味しくいただきました。

陽春麺乾(ヤンチュンミェンガン)40元
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乾(ガン)なので、汁なし麺です。
私が知っている陽春麺は、お椀に麺が入っており、タレがドンっと掛かっているものが多かったのですが、こちらのお店はボウルで毎回麺とタレを丁寧に混ぜてから出していました。
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麺はこんな感じで白色の麺です。
日本の麺と違い、シコシコ感は少ないですが、茹で加減もちょうどよく、誰も均等に混ざっていてとても美味しかったです。
野菜も程よくのっているので、かなり満足です。

南投意麺乾(ナントウイーミェンガン)35元
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意麺といえど、場所によって違うらしく、こちらは南投という台湾中部の意麺のようです。
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こちらの方が日本の麺に近い、中太のちぢれ麺です。
個人的には陽春麺の方が麺ののど越しと食感が好きですね。
でも陽春麺より5元も安い、35元は魅力的です。

陽春麺湯(ヤンチュンミェンタン)40元
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こちらは汁あり陽春麺です。
見た目とんこつのような白濁のスープです。
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でもスープは実は結構あっさり系、薄味で全然しつこくありません。
麺は陽春麺だけに、先ほどの汁なし麺と同じですが、個人的には汁なし麺の方が味がシッカリとしていて好みでした。

地瓜葉(ディーグワイェ)40元
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キャベツの高麗菜(ガオリーツァイ)が食べたかったのですが、売り切れということでこちらの芋の葉っぱを頂きました。
食感がモキュモキュしてて、結構美味しいんですよね。
食物繊維もたっぷりなので、お腹にとっても良い気がします。


ということで、安くて美味しい!陽春麺のお店のご紹介でした。
陽春麺って、そこら辺の屋台でもどこでも食べられる大衆麺かと思いますが、美味しいお店で頂くと全然違いますね。
安くて美味しい陽春麺、なかなか奥が深いです・・・。
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陽春麺店

台北市中山區吉林路121號
営業時間:10:30~翌3:00
定休日:日曜日
https://www.facebook.com/121noodles

(2015年、内容更新)以前から吉林路を歩いていると、賑わっているお店があり気になっていたので、立ち寄ってみました。ガチョウ肉を食べさせて頂けるお店です。阿城鵝肉(アーチェンアーロウ)以前ご紹介したコリコリの鶏肉が食べられる山鶏王のお隣です。19時という夕食時 ... 続きを読む
(2015年、内容更新)

以前から吉林路を歩いていると、賑わっているお店があり気になっていたので、立ち寄ってみました。

ガチョウ肉を食べさせて頂けるお店です。

阿城鵝肉(アーチェンアーロウ)
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以前ご紹介したコリコリの鶏肉が食べられる山鶏王のお隣です。

19時という夕食時だった為、満員でした。
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オーダー表に記載し、店員さんに手渡します。
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ガチョウ肉は普通の燻製のと2種類から選べ、あとは部位や量を選ぶことが出来ます。
 
鵝油拌飯(アーヨウバンファン)(大)25元
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名前だけでもワクワクしていましたが、食べて「おおっ!」と言ってしまいました。
ガチョウの肉を切る時に出る油でしょうか。それを白飯の上にかけてあるだけです。
ガチョウ肉もどうやら燻してあるようで、油もちょっとスモーキーな香りがします。
かなりカロリーが高そうですが、味は最高です。

鵝肉200元
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スモークの骨なし肉です。
身もコリコリ皮もコリコリで最高に美味しいです。

鴨頭(ヤートウ)60元
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頭の部分です。
身は少ないですが、なんといっても一番美味しいのはこちらの脳みそ。
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極上の白子のように、トロットロで美味しいです。

地瓜葉(ディーグワァイエ)60元
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こういうお店では、だいたい高麗菜か空芯菜を頼んでしまうのですが、今回はサツマイモの葉っぱの炒め物、地瓜葉を頼んでみました。
モロヘイヤにもちょっと似た、とろけるような舌触りで美味しかったです。

拌醤下水(バンジャンシャーシュエイ)120元
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下水とは、内蔵料理のことです。
こちらは、ガチョウの肝と砂肝のニラモヤシ炒めでした。
私はレバーが苦手で食べることができませんが、この肝は新鮮だったのか、臭みも殆どなく食べることができました。

 米血糕(ミーシュエガオ)40元
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餅米を血で固めて、甘辛いソースとピーナッツの粉で頂く一品です。
まったく臭みがないので、とても美味しいです。


決してさっぱりとした料理ではなかったため、最後の方は結構苦しかったです。

こちらの阿城鵝肉城はお店も綺麗で、味も色々楽しめたので、今度友人等が台湾に来た時、是非案内しようと思うお店になりました。
ガチョウの油がかかった 鵝油拌飯は必食です。


阿城鵝肉

台北市中山區吉林路105號
営業時間:11:30~21:30