アメリカでも食べ台湾!

アメリカのサンディエゴ駐在に伴い、「食べ台湾」から「アメリカで食べ台湾」にブログ名を変更しました。サンディエゴの日常やアメリカの美味しいグルメをご紹介いたします。


タグ:迪化街

用事がなくても歩くだけで楽しいのが迪化街ですね。漢方系の食材や乾物街として有名なこの通りですが、数年前と比べるとオシャレなお店が増えましたよね。そんな変わりゆく迪化街の中で、変わらず美味しい肉まんと漢方スープをいただけると屋台があります。ガイドブックにも ... 続きを読む
用事がなくても歩くだけで楽しいのが迪化街ですね。

漢方系の食材や乾物街として有名なこの通りですが、数年前と比べるとオシャレなお店が増えましたよね。
そんな変わりゆく迪化街の中で、変わらず美味しい肉まんと漢方スープをいただけると屋台があります。
ガイドブックにも必ず「美味しい肉まん!」として掲載されているお店ですが、ぜひスープも食べて欲しいのでご紹介したいと思います。

場所は迪化街と民生西路の交差点、彰化銀行の前にあります。
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妙口四神湯(ミャオコウスーシェンタン)
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道端にどドドンとせいろが積まれており、人も結構ごった返しています。
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テイクアウトも可能ですが、やはりこの雰囲気を味わいながらいただくのが良いですよね。

並んでいる場合もあるので、雰囲気を見ながら空いている席を見付けて取り敢えず座りましょう。
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メニューはこちら。
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包子(バオズ)、肉まんが一つ20元
四神湯(スーシェンタン)、スープが一杯60元

店員さんに口頭注文すればOKです。

まずはこちら。

包子(バオズ)20元
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日本の柔らかい肉まんのように見るからにふかふかです。
ガブッといくと、柔らかくふかふかの皮の中から餡がこんにちは。
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餡は玉ねぎと豚肉がメインで、少しピリッと胡椒のアクセントが効いています。
肉汁は少なめですが、皮にジュワッと染み込んでいるので、ガブッと噛みしめると口の中が程よいしっとり感に包まれます。
餡は醤油ベースで、日本人好みの味付けですね。

そのまま食べても美味しいですが、若干物足りない人は机の上にあるお醤油を少し。
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いやぁー美味しい!何個でも行けそうです。

と、こちらもいただきましょう。

四神湯(スーシェンタン)60元
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よく見る四神湯は白濁色のスープですが、こちらのは小豆色ですね。

こちらのお店の名前にもなっている四神湯ですが、薏仁(ハトムギ)、蓮子(蓮の実)、山薬(ヤマイモ)、(芡実)ケツジツが入っているスープで、漢方スープの一種です。
しかしこれがメチャクチャ美味しいです。

スープの中には豚の大腸も入っており、結構ボリューミー。
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大腸は全く臭くなく、コリコリとした食感。
中のハトムギなども、ちょうどよく煮込まれており、噛みしめる度に身体が喜んでいるような感じです。
四神湯は色々なお店でいただくことはできますが、こちらのお店のはかなりオススメです。


ということで、迪化街でいただく肉まんとスープのご紹介でした。
肉まんだけを食べられる旅行者を多く見かけますが、個人的には是非お店の名前にもなっているこちらのスープを飲んでいただきたいです。
四神湯セットが迪化街のお店にも売られているので、気に入ったらぜひどうぞ。


妙口四神湯

台湾台北市民生西路迪化街一段交差点
営業時間:12:00〜19:00
定休日:月曜日
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迪化街(ディーホアジェ)にやってきました。ここは古き良き街並みが残っている問屋や乾物屋が並んでいる楽しい場所ですよね。永楽市場には布なども置いてあり、特に用事がなくてもフラフラするだけで楽しいです。今回はその永楽市場の南側に位置する、迪化街と言えばの老舗 ... 続きを読む
迪化街(ディーホアジェ)にやってきました。

ここは古き良き街並みが残っている問屋や乾物屋が並んでいる楽しい場所ですよね。
永楽市場には布なども置いてあり、特に用事がなくてもフラフラするだけで楽しいです。

今回はその永楽市場の南側に位置する、迪化街と言えばの老舗のお店のご紹介です。

民楽旗魚米粉湯(ミンラーチーユーミーフェンタン)
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週末となると日本人観光客がガイドブック片手に訪れているので、旅行者御用達のお店です。

ということで、店員さんも日本人観光客慣れしており、片言に日本語で優しく対応していただけます。

空いてる席を見つけ、口頭注文しましょう。

米粉湯(ミーフェンタン)35元
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ここに来る人のほぼ100%が頼む一品、米粉で出来た短い麺が入ったスープです。
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米粉の麺はプチプチとした歯切れのよい食感。

スープは旗魚、つまりカジキのダシが出ており、魚系のスッキリとした味わいです。
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こちらがカジキの欠片。
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全体的に薄味で、飲んだ後の翌日に合いそうな一品です。ボリュームもあまりないので、小腹が空いた程度で食べるのもありですね。

炸紅焼肉(ザーホンシャオロウ)50元
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こちらがお客さんの80%くらいの人が頼んでいる一品。
豚肉を揚げて薄く切ったものですが、紅麹という麹菌の一種を使っており若干紅く、独特の香りがします。これがまた、薄味の米粉にとっても合い、飲んだ翌日に食べようものなら、すぐにでもまた飲みたくなる一品ですね。


ということで、迪化街で有名な米粉湯のお店のご紹介でした。
米粉湯と炸紅焼肉とのセットで食べるのがおすすめですが、もちろん米粉湯だけでもOK。
とびっきり美味しい!というわけではありませんが、老舗ならではの味を是非楽しんでみてください。


民楽旗魚米粉湯

台北市大同區民楽街3號
営業時間:6:00~12:30


迪化街にもたくさんお店がありますが、小腹が減ったのでサクッと頂ける卵麺のお店にやってきました。迪化街の東側にある延平北路、民生西路を北に超えた一本先の歸綏街(グイスイジェ)にこちらのお店があります。意麺王(イーミェンワン)意麺と言えば台南が発祥の麺で、歴 ... 続きを読む
迪化街にもたくさんお店がありますが、小腹が減ったのでサクッと頂ける卵麺のお店にやってきました。

迪化街の東側にある延平北路、民生西路を北に超えた一本先の歸綏街(グイスイジェ)にこちらのお店があります。

意麺王(イーミェンワン)
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意麺と言えば台南が発祥の麺で、歴史深い麺でもあります。

さて、中に入り席に座ります。
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オーダー表を渡されるので、食べたいものを記入しましょう。
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ちなみに値段は調理場の上に掲げられているので、それを見ながら注文しましょう。

乾麺(ガンミェン)25元
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少し大きめのお茶碗くらいのお椀に細麺が盛られています。
乾麺だけに、スープはありません。
ちなみに紅いソースは、甘辛味です。

乾麺恒例のマゼマゼをしましょう。
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こんな感じで麺に絡まります。
麺をズズッと頂くと、コシがあってなかなか美味しい!
そしてこの甘辛ソースがまた独特で素敵です。

三層肉(サンツェンロウ)40元
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25元の麺よりぐっと高くなって40元となりますが、お肉が食べたかったので・・・。
ということで、豚のばら肉です。
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味が付いた醤油がかかっており、千切りの生姜と一緒に頂きました。
これが、ホントトロトロ!!
お肉も甘みがいっぱいだけど、肉臭さもなくて最高でした。
麺の上にのせて、オンTHE麺をすればよかったと、今になって後悔です。

いやー、とっても美味しい!
これでこの値段はお財布にも優しくて最高ですね!

と、小腹を満たしたのですが、やっぱり物足りないので、追加注文です。

餛飩麺(フントゥンミェン)45元
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乾麺からのワンタン麺です。
麺は同じ、スープはとても澄んでいてあっさり味でした。
しかしこのワンタンは違います。
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しっかりとした味が中の餡についていたので、思わず白飯が食べたくなったほど。
独特の調味料の味が若干しますが、香りよくて美味しかったです。


ということで、意麺のご紹介でした。
麺自体は少量なので、食べ歩きにはもってこいですね。
麺はもちろん美味しいのですが、お肉系はどれも美味なのでオススメです。
小腹が減ったら麺を、しっかりとお食事ということであれば、サイドメニューを充実させて下さいね。

 
意麺王

台北市大同區歸綏街204號
営業時間:10:30~21:00