アメリカでも食べ台湾!

アメリカのサンディエゴ駐在に伴い、「食べ台湾」から「アメリカで食べ台湾」にブログ名を変更しました。サンディエゴの日常やアメリカの美味しいグルメをご紹介いたします。


カテゴリ:台湾編 > 華西街夜市

本記事には「カエルのリアルな写真」が含まれています。苦手な方は閲覧を控えてくださいますよう、お願いいたします。龍山寺を廣州街の方に行くと、艋舺夜市(華西街夜市、廣州街夜市、梧州街夜市)が広がっており、屋台から食堂などで色々な面白い料理をいただくことが出来 ... 続きを読む
本記事には「カエルのリアルな写真」が含まれています。
苦手な方は閲覧を控えてくださいますよう、お願いいたします。



龍山寺を廣州街の方に行くと、艋舺夜市(華西街夜市、廣州街夜市、梧州街夜市)が広がっており、屋台から食堂などで色々な面白い料理をいただくことが出来ます。

今回はその中でもかなりレベルの高い「蛙スープ」をご紹介したいと思います。

台湾で蛙は「田雞」とも呼ばれており居酒屋料理などでも普通に見かける食材です。
見た目は「鶏の手羽先かな?」とも思えるような味と風貌なのですが、今回はどこからどう見てもカエル100%。
しかも「可愛いカエルさん♡」という感じではなく、「THEカエル!」的なカエルスープです。

場所は龍山寺から廣州街を西へ行き、梧州街と交差する場所に、その屋台があります。

青蛙湯滷肉飯(チングワタンルーローファン)
DSC02535
お店の名前はなく、料理名がお店の名前のタイプになっています。


続きを読む

今回も龍山寺付近のお店を一つご紹介したいと思います。場所は怪しい夜市の代名詞である、華西街夜市の中にあります。華西街夜市といえば、個人的にはヘビとすっぽん!亜州鼈専門店 華西街夜市でスッポンスープを飲んでスタミナをつける亜州毒蛇研究所 毒蛇の肉!血!毒! ... 続きを読む
今回も龍山寺付近のお店を一つご紹介したいと思います。

場所は怪しい夜市の代名詞である、華西街夜市の中にあります。

華西街夜市といえば、個人的にはヘビとすっぽん!

亜州鼈専門店 華西街夜市でスッポンスープを飲んでスタミナをつける
亜州毒蛇研究所 毒蛇の肉!血!毒!を食す

こちらのスタミナ系料理のは風邪の引き始めや疲れたときに訪れていますが、今回ご紹介するのは40年以上続く絶品魯肉飯のお店です。
場所は龍山寺から華西街のアーケードに入り、桂林路を越えた向こう側のアーケードの中にあります。
DSC00482

小王清湯瓜仔肉(シャオワンチンタングワジーロウ)
DSC00501
いくつものお店が連なっていますが、赤い看板が目印です。
DSC00499
昼間なので、人通りはそれほど多くありませんが、中には沢山のお客さんが入っています。
DSC00498
お店の人に人数を告げたら席に案内されます。
こちらオーダー表。
DSC00484
席の番号と食べたいものを書き込み、お店の入り口に持っていき、その場で料金を支払う先払いしシステムです。

待つこと数分、やってきました。

魯肉飯(小)(ルーロウファン)25元
DSC00488
テリッテリでコッテリした色に煮込まれたお肉がかかっています。
見るからにメチャクチャ美味しそうですね!!

とりあえずもう少しビジュアルを高めるために滷鴨蛋(ルーヤーダン)15元をトッピング。
DSC00493
美味しそう美味しそう美味しそう!!
DSC00494
ということで、徐ろに口の中に掻き込みます。
うーん、最高。見た目通りの濃い目の味付けでお肉のトロけ具合も良く、とっても美味しいです。
また香料もほとんど感じず少し焦げた醤油のような独特な香りがしました。
煮玉子は見た目通りよく煮込まれており、魯肉飯との相性は抜群。
魯肉飯を頼んだら必須の一品です。

清湯瓜仔肉(チンタングワズーロウ)55元
DSC00489
お店の名前にもなっている看板メニューです。
醤油ベースの濃い目のスープで、中にはお肉のつみれのようなものが入っていました。
DSC00490
肉は歯ごたえもよく、食べ応え有りです。
魯肉飯を頬張りつつ、スープを飲みながら頂きましたが、相性バツグンでした。

滷白菜(小)(ルーバイツァイ)30元
DSC00492
白菜のうま煮です。上から滷肉飯のタレがかかっており、美味しいです。
魯肉飯だけだとどうしても野菜が不足がちなので、こういう一品が良いですよね。 

香菇燉肉飯(シャングードゥンロウファン)80元
DSC00487
大きめのお肉がドーンと乗った一品です。お肉の下にはキャベツがありました。
お肉はトロトロっという所まではいきませんが、柔らかいです。
正直食べ進めて、全体的に同じベクトルの味付けなので、アクセントが欲しくなりました。
ということで、テーブル調味料!
DSC00495
結構辛そうな匂いがしたので、少なめにのせてみました。
DSC00496
予感的中、あかんやつでした。
が、少量だったので舌がピリピリっとし程度で済みましたが、それでも味に辣のアクセントがついたので、美味しくいただけました。


ということで、黒い色が印象深い魯肉飯のご紹介でした。
40年以上続いているだけあって、やはり老舗の人気店は美味しいです。サイドメニューも美味しいので、ぜひ色々頼んでお腹いっぱい食べて下さい。
DSC00483


小王清湯瓜仔肉

台北市萬華區華西街17之4號
営業時間:9:00~20:00
定休日:火曜日


龍山寺からほど近い、華西街夜市にやってきました。華西街夜市といえば、怪しい匂いがする夜市で有名で、以前は蛇のスープを頂きに来たことがあります。過去記事:亜州毒蛇研究所 毒蛇の肉!血!毒!を食す今回も怪しい食材を求め、スタミナ料理でお馴染みのスッポンを食べに ... 続きを読む
龍山寺からほど近い、華西街夜市にやってきました。

華西街夜市といえば、怪しい匂いがする夜市で有名で、以前は蛇のスープを頂きに来たことがあります。

過去記事:亜州毒蛇研究所 毒蛇の肉!血!毒!を食す

今回も怪しい食材を求め、スタミナ料理でお馴染みのスッポンを食べに来ました。

ちなみに台湾ではすっぽんのことを鼈(ビエ)とか甲魚(ジャーユー)と言うそうです。

今回のお店は、華西街のアーケード内の真ん中ら辺にあります。

亜州鼈専門店(ヤージョウビエジュァンメンディエン)
IMG_1731
お店の前には「NO PICTURE」の看板がぶら下がってましたが、食事後に写真OKか聞いたら、全然撮って構わないよーとのことでした。
一種の観光スポットにもなっているので、写真だけ撮って帰る方が多いのでしょうかね。

さてお店の中はこんな感じで、ちょっぴりゴージャス感があります。
IMG_1721
壁には各種スープについての説明が書いてありました。
IMG_1730

薬燉鼈肉湯(やくそずスッポンスウプ)
中国朝代皇帝皇后様 強壮強精に使う尊い御用品

だそうです。

ツバメの巣のスープも効能が高そうで気になりますねー!

ちなみに四物湯は食べ台湾でも何度か紹介しているスープです。

さてメニュー。
IMG_1723
ページをめくると、普段あまり目にしたことの無い色々な食材が出てきました。
一部閲覧注意的なものもあったので、こちらのページのみとしておきます。

待つこと数分、やってきました。

薬燉鼈肉湯(ヤオトンビエロウタン)250元
IMG_1725
こんな感じのセットです。

左から鼈の卵、鼈の胆汁、鼈の血となり、各種お酒で割ってありました。
IMG_1724
おや?血のグラスの中に怪しいカプセルが入ってる・・・?
ま、取り敢えず気にせず、左から一気してみました。

卵はミルキーな感じで、飲みやすく、胆汁はちょっとフルーティー。
血は思ったほど生臭くなく、各種飲みやすかったです。
しかし空きっ腹にこの三種の酒割りは胃にガツンと来ましたね。
一気に身体がホカホカしてきました。

さて、次にスープを頂きましょう!
甲羅ドーン。
IMG_1727
多分水掻きの部分、ドーン。
IMG_1726
足の爪ドーン。
IMG_1728
頭が入ってないかビクビクしましたが、見当たらず。
ちょっとホッとした反面、残念だったり。

さて、多少骨が多いものの、食べるところは沢山ありました。
漢方の匂いが結構強いので臭みは全然ありません。
かなり煮こんである感じで、若干肉はパサッとしていました。
しかしプルプルの部分はコラーゲンの代名詞であるだけに口の中でとろけます。

スープはこんな感じの透き通った茶色のスープ。
IMG_1729
漢方の味が結構するので、苦手な人は苦手かもしれませんね。
個人的には可もなく不可もなくといった感じ。
ただスッポンのエキスが染みだしていると思うと、薬だと思って全部飲み干してしまいました。

食べ終わる頃には全身大汗。
特にお腹部分が熱く、体の芯から発熱している気がします。
最初の酒割り&スープが熱かったという説もありますが。
しかし翌日も身体が熱かったので、スッポン効果は多分あるのでしょうね!

暑い季節にはスッポンです!
安価でスタミナをつけるのであればお勧めです。
次回はスッポン鍋とか別の料理を頂きたいと思います。


亞州鼈専門店

台北市華西街45號
営業時間:14:30~24:30
電話番号:02-2308-9990
 

【閉店しました】最近疲れ気味で、滋養強壮という言葉に惹かれているこの頃です。自然の清々しい空気を吸って、自然治癒力を高めるか?それとも、外部摂取で無理やり元気になるか?今回は後者を選ぶことにします。龍山寺からほど近くにある、夜市に夕方頃にやって来ました。 ... 続きを読む
【閉店しました】
最近疲れ気味で、滋養強壮という言葉に惹かれているこの頃です。

自然の清々しい空気を吸って、自然治癒力を高めるか?
それとも、外部摂取で無理やり元気になるか?


今回は後者を選ぶことにします。

龍山寺からほど近くにある、夜市に夕方頃にやって来ました。

華西街夜市(ファシージェイエスー)

DSC_0013
まだちょっと時間が早いせいか、閉まっているお店も多く・・・。

(以下、爬虫類系や血が苦手な方は、閲覧をお控えください)
DSC_0014

亜州毒蛇研究所(ヤージョウドゥシャーヤンジースォ)
DSC_0039
入口では縁起の良い?黄色い蛇さんがお出迎えをしてくれました。
DSC_0038
研究所?
まぁ名前の意味は別として、そうです。蛇を食べにきました。
正直私は初めての経験です。
鳥肉っぽいって聞いたことがあるので、まぁ大丈夫でしょう!

さて、メニューです。
DSC_0037
色々ありましたが、壁にお勧めっぽいのがかいてあったので、色々試せる5品セットを頼んでみました。
DSC_0016

まずは、毒蛇湯!
DSC_0018
これ何?
「鰻っぽいの」と言われてもわからない感じです。
DSC_0034
スープの味は、上質なダシのあっさりスープです。
全然美味しかったです。
肉は、ちょっと臭みのある鳥肉って感じですね。
骨が多く、食べにくかったです。

さて、怪しい3杯の液を出されました。
左から「蛇鞭液・蛇毒液のミックス」「三蛇血」「三蛇胆」
DSC_0020
蛇鞭液・蛇毒液のミックスは、アルコールが混ざってます。
キューっと染み渡る焼酎?っぽい味。
カーっと暑くなります。

三蛇血は、すっと飲めるジュース?の感じです。後味にちょっと血の味がしました。

三蛇胆もジュース感覚で飲めました。

まったく癖がなく、知らないで飲んだら絶対わからないと思います。

DSC_0035
カップのそこに溜まった血です。ホントに血だったんですね・・・。

昼寝をいっぱいしたせいか、蛇を食べたせいか、夜はなかなか寝付けませんでした。

350元で蛇を食べるという経験が買えるのは、安いですね。

龍山寺にお越しの際は、是非立ち寄ってみてください。
外から眺めるだけはタダですし・・・。


【閉店しました】
亜州毒蛇研究所

台北市萬華區華西街49號
営業時間:13時~翌1時