今回は台南名物である棺材版(グヮンツァイバン)のレシピをご紹介したいと思います。
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レトルトを使った手抜きレシピですが、めちゃくちゃ美味しいのでおススメです。

棺材板と言えば夜市でも見かける揚げたトーストにシチューが入っている台南名物です。
食べ台湾でも古い記事ですがご紹介したことがあります。

ちなみに名前の由来は、シチューを入れる器のが棺桶に似ていることからとか。

棺材板の材料(1人分)
・トースト1枚(4枚切りか6枚切りの厚めのもの)
・シチュー
・黒コショウ(お好みで)
・揚げ油(適量)


しかも今回は手抜きでこういう感じで用意致しました。
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ハウスの北海道シチュー(レトルト)です。
パンはセブンブレッドの6枚切り。
では棺材板を作りましょう。

先ずは手ごろな鍋に水を入れ、火にかけシチューを温めます。
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温めは沸騰してから約5分ほどで完了です。

同時進行でパンを揚げていきましょう。
油を適量入れたフライパンを火にかけ、パンを入れます。
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うっすらと茶色がついて来たら裏返します。
一気に焦げるので目を離さないように、全体がカリっとしてきたらOKです。
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一旦、キッチンペーパーを引いたまな板の上に置きましょう。
この時点でパンの揚がった良い匂いがしてきます。
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パンを器のようにしたいので、包丁で表面の四辺に縦の切れ込みをいれます。
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入れすぎると貫通してしまうので、ザクザクっとした表面だけを切る感じです。

四辺を切ったら、表面だけを剥がすように、横に包丁を入れます。
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上手い具合に切ると、ぱかっと上部分だけ外れます。
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と、こちらが器になるわけです。

パンを別のお皿に盛り付け、先程温めたハウスの北海道シチューを注ぐのですが、1パックだと多すぎたので、半分だけ入れました。
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最後にお好みで黒コショウをかけたら完成です!
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棺材板(グヮンツァイバン)
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では実際に頂いてみましょう。
蓋の部分、カリカリっと揚がった部分をシチューに浸して食べてみます。
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めちゃくちゃ美味しい!!!!
シチューと揚げパン、絶対に美味しい組み合わせですが、これが本当に美味しい!!
ハウスの北海道シチューが美味しいという話もありますが、この揚げ食パンとの相性バッチリです!
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そしてパンの耳も美味しい!
ザクザクとした食感が残るパンとホワイトチューの甘さがホント素晴らしいコンビネーション。
美味しすぎて一気に頂きました。


ということで、今回は棺材板を作ってみました。
「え、これが台湾料理?」と思われるかもしれませんが、台湾南部の台南名物なんです。
今回はレトルトシチューを使ったので本当に手軽に台湾を感じることができました。
何といっても器全体が食べられるということで、家族も楽しんで食べられる一品です。
シチュー以外にカレーなどを入れてみも美味しくいただけるので、ぜひ試してみてください!
今回は6枚切りを使いましたが、4枚切りを使えばより多くのシチューが注げるかと思います。

ハウス食品