やっと購入することができました。
既に何年も前から業務スーパーで話題になっていた葱抓餅(ツォンジュワビン)の冷凍食品。

葱抓餅(税別360円)
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今回はプレーン味と、ほうれん草風味の2種類を実食レビューしたいと思います。 

ちなみに葱抓餅の有名店といえば行列の絶えない台北にあるこちらですね。

ちなみに「葱油餅(ツォンヨービン)」と「葱抓餅(ツォンジュワビン)」は同じようで少し違います。葱油餅は平べったくして焼いたものですが、葱抓餅は何重もの皮ができるようこね、焼く時にヘラで掻くようにして中に空気を入れ、ふわふわにするのが特徴です。

ちなみに「葱油餅(ツォンヨービン)」は自分でも作れます!
ではパッケージの裏面を見てみましょう。

こちらプレーンです。
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原産国はもちろん台湾。
原材料は小麦粉、大豆油、ネギ、ゴマ、食塩。
カロリーは1枚312Kcalとなかなか高めです。

こちらはほうれん草風味。
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プレーンとの違いは原材料にほうれん草が入っているのと、1枚あたりのカロリーが295Kcalと気持ち少し低めの設定になっています。

両方とも調理法はオーブントースターかフライパンで可能のとのことで、今回はフライパンで調理したいと思います。


1袋5枚入りで、写真のように薄いビニールに挟まれていました。
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個別に一枚一枚ビニールで挟まされているので、使いやすいですね。

先ずはほうれん草風味の葱抓餅から調理してみたいと思います。
調理法はフライパンに油を引かず、凍ったまま中火で焼き、裏返しながら焼き色がついたら出来上がりとのこと。

凍ったままフライパンで中火にかけましょう。
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段々と凍っていた葱抓餅が溶け、表面にふつふつと油が浮いてきます。
裏返すと良い感じに焼き色がつきました。
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何度か裏返しながら全体的に焼き色がついたら完成!
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食べやすいように6等分に切ってみました。
一口いただくと表面がパリッとしており、若干硬めの食感です。
小麦粉の風味が口の中に広がると共に、あとからほうれん草の青い味が追いかけてきます。
パッケージには「おこのみで塩コショウで味付けをしてもOK」と書いてありますが、すでに塩が練りこまれているので、そのまま食べても特に物足りなさは感じません。
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葱もそのまま入っていますが、ほうれん草風味が少々強いので葱感は少な目でした。

ちょっと硬めの食感が宜しくないので、調理方法に少し手を加えて再度挑戦してみたいと思います。
というのもパッケージの裏面にこう書いてありました。
加熱後すぐにお皿の上などで本品に空気を入れるように橋などでほぐすと、サクサクの層が出来上がります。
「天津葱抓餅」の店頭ではヘラでガチャガチャと葱抓餅をほぐしながら抓っているので、あの行為を調理工程に加えてみたいと思います。

ということで、次はプレーンを焼きたいと思います。
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良い感じに両面に焼き色をつけたら、ヘラとお箸で揉むようにして中に空気を入れていきます。
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お箸だけ使う場合は、下記写真のような感じで両側から抓む形でも良いかと思います。
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出来上がり!
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表面に凹凸が出来て先ほどよりも美味しそうに見えますね。

一口頂くと、表面がパリパリでパイ生地のように何層にもなった美味しい食感が味わえます。
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味はプレーンなので小麦粉と葱のみ、そのまま台湾味です。
この葱のアクセントが美味しいんですよね。
うーん、懐かしい味!そして美味しい!!!

となると、タマゴやチーズをトッピングしたくなりますよね。

トッピングバージョンはほうれん草で挑戦です。
先ずは同じく両面に焼き色をつけ、抓んで空気を入れ、完成状態まで仕上げます。
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一旦葱抓餅を別皿に引き上げ、少量の油と共にフライパンにタマゴを落とします。
ヘラで黄身部分をグチュグチュっとかき混ぜましょう。
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そこに別皿に移していた葱抓餅を投入。
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タマゴが焼きあがるまで少し待ちましょう。

タマゴ面を表にします。
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そこにチーズをお好みの量投入。
私はチーズが大好きなので、多めに入れました。
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クルっと巻き、中のチーズが溶けたら完成です!
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断面図が分かりやすいように、半分に切って盛り付けてみました。
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まわりパリパリ、中からチーズがドロドロ!
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葱抓餅の味にタマゴの甘みとチーズの塩気が混じって最高です。
とっても美味しい!!

ということで、★5個で表現すると

プレーン味
再現性:★★★★★
美味さ:★★★★★

ほうれん草入り
再現性:★★★★★
美味さ:★★★★☆

再現性は文句なしの満点です。
台湾から輸入されているということで、台湾でも売られているODM商品かもしれませんね。
台湾の屋台によっては冷凍を使っているところもあるので、調理方法さえ間違いなければ再現率100%で調理可能かと思います。

美味しさについては、プレーン味は本当に美味しいです。欲を言えばもう少し葱率が高くても良いかなと思いましたが、飽きの来ない何度でも食べたくなる味です。

ほうれん草入りは、ほうれん草の青い風味が葱の風味を壊しており、葱感が失われている点で☆を一つ下げました。もちろんこれはこれで美味しいと思いますが、プレーン味とほうれん草を比べると、個人的にはやっぱりプレーンの方が好き、という感想でした。

そのまま食べても美味しいですが、お好みでトッピングを巻くのはもちろん、豆板醤や醤油などをつけても美味しいので、ぜひ試してみてください。

以上、日本で買える台湾商品レビューでした!

購入先:業務スーパー