油飯ってご存知でしょうか。
漢字だけで判断すると、油たっぷりのご飯って感じですが、日本でいうおこわです。
台湾では子供が生まれたときに内祝いとして配る縁起の良い食べ物として有名で、もちろん日常的にも食べる一品です。

その油飯(ヨーファン)で有名なのが迪化街の永楽市場内にある「林合發油飯店」というお店ですが、こちらはテイクアウトのみ。
お店で食べられる美味しい油飯といえば、こちらでしょう!

四神湯も絶品で、景美夜市内にあります。

今回はそんな油飯の中でも、油飯が愛してやまない、とっても美味なお店をご紹介致します。
場所は大橋頭駅から徒歩ですぐの場所、民権西路沿いにあります。

珠記大橋頭油飯(ジュージーダーチャオトウヨウファン)
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お店の入り口が道路からだいぶ奥まったところにあるので、赤い文字の看板が目印です。

先ずは店頭で口頭注文とお支払いです。
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右側にある「請先付款」の文字が、「先払い」の意味となります。

店内は清潔感たっぷりです。
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営業時間は7時から14時までですが、お客さんはひっきりなしにやってきます。

頼んだのはこちらの二品。
油飯(ヨウファン)30元
荷包蛋(ハーバオダン)15元
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油飯がお店の名前にもなっている看板メニューですが、追加で必須のメニューといえば「荷包蛋」、目玉焼きです。

これをおもむろにON!
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目玉焼きの上にかかっている台湾醤油がまたいい感じですね。

そしてふっくらしている黄色の部分に箸をIN!
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トロトロ~っと黄身が流れ出てきます。
いやぁこのビジュアル、たまりませんね!!

一口いただくと、お米がもっちもち!!
油飯はもち米で炊かれているので、この弾力感がとっても美味しいです。
味はダシが口の中でふわっとし、ゴロゴロと入ったお肉と味も最高♪
そして主役を引き立てる卵が油飯を別次元へと持って行きます。

ちなみに別の目玉焼き乗せ丼といえば天天利の魯肉飯も有名ですね。

魯肉飯は白米ですが、もち米が絡み合う黄身はまた別次元です。

さて、油飯といえば、台湾通ならご存知のこれ。
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甜辣醤(ティエンラージャン)と呼ばれる甘辛のタレです。
実際に辛みはほとんどなく、甘みと旨味が多いタレでこれを油飯にかけて食べるのが一般的です。

タマゴ油飯が美味しすぎてだいぶ食べ進んでしまいましたが、タレをかけてみました。
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また一段と濃厚になり、これまた最高の一品となりました。


ということで、とっても美味しい油飯のご紹介でした。
もち米のモチモチした食感って大好きです。
そこに黄身が絡み合うと、ホント極上の台湾風おこわになりますね。
小さなお椀なので量は少な目、朝食の食べ歩きで訪れるのもありです。



珠記大橋頭油飯

台北市大同區民權西路186-1號
営業時間:7:00~14:00
定休日:日曜日
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最寄り駅:大橋頭