台湾でいただける美味しい麺の中で、究極にシンプルな麺といえば、乾麺(ガンミエン)です。
乾麺は、スープのない混ぜ麺。
見た目からは想像もつかないほどの豊かな味わいに、1度食べるとはまってしまう、奥が深い一品です。
今回は、地元の方々に愛されている、美味しいお店をご紹介いたします。

場所は、MRT西門駅から徒歩6分ほど。
中華路一段を南下し、中華路一段91巷という路地へ入っていくと左手にあります。

樺林乾麺(ホワリンガンミエン)
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ガラス張りの入り口を入ると、店内はこんな感じ。
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明るくて清潔感のあるローカル店です。
メニュー表です。
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まず「内用(ネイヨン)?外帯(ワイタイ)?」と聞かれるので、店内で食べる場合は「内用(ネイヨン」と答えましょう。
空いている席を確保して、口頭で注文です。

待っている間に、小菜(シャオツァイ)コーナーをチェック。
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それぞれ20元。
どれも乾麺によく合うおかずです。


待つこと数分、やってきました。

乾麺(小)(ガンミエン)35元
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白い麺にネギがパラパラッと、シンプルな出で立ち。
湯気の中に小麦粉の香りがふわりと立ち上ります。鼻から思いっきり吸い込んで深呼吸。
・・・と、お椀の底にタレが入っているのですが、どんどん麺がくっついていってしまうので急いで混ぜ混ぜします。
持ち上げてみるとこんな感じ。
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こちらの麺、他の乾麺屋さんのものと比べて細めなのが特徴。
口へ運ぶと、しっかりとコシがあり、タレの香りと小麦粉の風味に思わず笑みがこぼれてしまいます。
このままでも本当に美味しいのですが、半分ほどいただいたところで、次のステップへ。

蛋包湯(ダンバオタン)20元
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卵スープです。かきたま風もできますが、卵を混ぜていないタイプを注文。
この卵をレンゲでそっとすくって、麺の上へダイブしちゃいます。

続いて、テーブル調味料コーナーをチェック。
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黑醋(ヘイツー)、花椒粉(ファージャオフェン)、辣油(ラーヨウ)、醬油(ジャンヨウ)そして後ろに胡椒(フージャオ)があります。
おすすめは、なんといってもこの花椒粉!
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花椒粉といっても赤唐辛子感が強く、一片が大きめでいかにも辛そう!なのですが、実はそこまで辛くありません。
なので、こんなふうにバサッと乗せても大丈夫。
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とろりとした黄身とどっさり花椒粉、なかなか素敵なビジュアルです。
またしてもよーく混ぜ混ぜすると、こんな素敵な仕上がりに!!
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キラキラ&テリテリしたキラテリ麺を口に運ぶと、黄身のまろやかさとザラザラした花椒粉の辛味、麺のシコシコ感が素晴らしい三重奏です。
美味しい!

さらに、こちらの小菜も。
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優しい味付けの、厚揚げのような湯葉のようなこのおかず。
これも麺の上に乗せて、さらに花椒粉も追加。
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いろいろ混ぜ混ぜして、とっても美味しくいただきました。

ということで、花椒粉と半熟卵を混ぜ混ぜすると抜群に美味しい乾麺のご紹介でした。
半熟卵はプラス10元で初めからオンすることも可能です。テーブル調味料も豊富なので、お好きなまぜまぜを楽しんでください。


樺林乾麺

営業時間:7:00~14:00
定休日:土曜日、日曜日
最寄り駅:西門駅