台湾で絶対食べたい肉の一つであるガチョウ肉。
食べ台湾書き始めの2012年にご紹介した「阿城鵝肉」がB級グルメ版ミシュランのビブグルマンに選ばれたように、「台湾のガチョウ肉が美味しい!」というのも浸透してきたかと思います。



今回は、地元の人に根強い人気がある美味しいガチョウ肉専門店をご紹介したいと思います。

場所は重慶北路近くの路地、長安西路と市民大道をつなぐ路地裏にある小さなお店です。

後驛鵝肉店(ホウイーアーロウデェン)
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屋外にも椅子が置いてあり、サクッと食べることも可能ですが、今回は中に入ります。


一階が調理場と小スペースの席、そしてこちら二階席となりお店のサイズとしては結構小さいです。
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こちらオーダーシートです。
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ガチョウ肉は150元以上からオーダー可能で、金額を記入すれば量り売りのような感じでその金額分を用意してくれます。

オーダーシートに記入をしてしばし待ちましょう。
お店の下からは、ガチョウ肉を包丁でさばしているのか、ガツンガツンと音が響きます。

さてこちらがテーブル調味料。
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色々ありますね。左の器はガチョウ肉の骨などを入れるガラ入れですね。

ちなみにこの辣椒醤、とっても美味しいです。
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スーパーではなかなかお見掛けすることはなく、迪化街などにある問屋さんなどで購入可能です。

しばらくするとやってきました。

腿(白)150元
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オーダーシートをよく見ると、「胸肉」と「腿」の両方から選ぶことができ、また味も「白」と「煙」とあります。
胸肉は身の部分が多く肉肉しく、腿が脂が多くうま味いっぱいです。
白は塩味、煙は燻製となり、個人的には白の方が好きな味です。

胸肉はどちらかと脂身が多く、お肉もとってもジューシー。
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骨ごとぶつ切りにしてあるので、骨の欠片が口の中に入ることがあるので、注意していただきましょう。
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肉質は鶏肉と違い弾力があります。
噛めば噛むほど旨味が肉からジュワジュワでてきて、このうま味の虜になること間違いないでしょう。

そのまま食べても良いですが、テーブル調味料で味変させてもOKです。
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右は美味しい辣胡醤でピリリとした辛さが食欲を刺激します。
左はお店特製かと思われる柑橘系のソースです。
甘い系ソースなので、脂と旨味たっぷりのガチョウ肉をさっぱりといただけるので、色々な楽しみ方ができます。

下水麺(シャーシュエイミェン)70元
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鶏やガチョウ肉の専門店に行ったら必ず食べる下水。
下水とはモツのことで、ガチョウの砂肝やレバー、腸などが入った麺です。
やはり専門店、このモツがとっても新鮮で臭みなど一切なし。
砂肝もコリコリの上をいくゴリッゴリでめちゃくちゃ美味しかったです。

麺はビーフンの冬粉や細い麺の麺線など選ぶことができますが、今回は普通の麺を頼みました。
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ガチョウの出汁が出た美味しいスープを飲みつつ、いただく麺、最高ですね。


といことで、今回は台北駅近くの美味しいガチョウ肉のお店をご紹介致しました。
歯ごたえのあるガチョウ肉は噛めば噛むほど美味しいのでぜひ試してみてください。
ちょっと脂っぽいな、、、と思う方は、テーブル調味料の甘いソースをかけるとさっぱり頂けるので、こちらもぜひお試しください!


後驛鵝肉店

台北市大同區長安西路220巷29號
営業時間:10:00~20:00
定休日:日曜日
最寄り駅:台北駅