ジメジメとした台湾の夏にいただく「かき氷」は、格別ですよね。
一口食べた瞬間に、暑さを忘れて幸せな気分になれます。
 
ということで今回は、みんな大好きタピオカミルクティーをかき氷で味わえるという、タピオカ好きにはたまらないお店をご紹介したいと思います。
 
場所は、MRT南京復興駅から徒歩5分ほどの日本台湾交流協会台北事務所のすぐそばにあります。
 
春美冰菓室(チュンメイビングゥオシー)
★写真1(外観)
清潔感があるすっきりとした外観に、台北らしいセンスの良さを感じますね。
入り口に注意書きがありました。
★写真2(注意書き)
席が空いている場合はそのまま中に入り、カウンター側の壁沿いに並んで注文をし、注文後に席に着くこと。
また、満席の場合は外に並んで待ち、スタッフの指示で中に入るというような内容が書かれています。
 
まだ満席ではなかったので、とりあえず中に入ってみます。
★写真3(カウンター)
店内もシンプルでオシャレですね。
★写真4(席)
開店直後の12時頃に訪れましたがすでに店内には何組かお客さんがいて、この後15分ほどで満席に!
お昼でもスイーツを食べに来る人が多いことにちょっとびっくりしましたが、人気店なのでピーク時はかなり待つ必要がありそうです。
 
メニューはこんな感じです。
★写真5(壁のメニュー)
レジ前にもあるので、指差しで伝えればOK。
★写真6(レジ前のメニュー)
季節限定でマンゴーかき氷もありますが、今回はお店一押しの看板メニューをいただきましょう!

お金を払い、ブルブルと鳴るタイプの番号札をもらって席に着きます。
 待つこと数分、番号札が鳴ったら自分で取りに行きましょう。

珍珠奶茶冰(ジャンジューナイチャービン)130元
★写真7(珍珠奶茶冰全体)
お店一押しのメニューとだけあって、インパクト大な見た目です!
頂上にはプリンらしきものがドカッと乗っかっており、サイドにはこれでもかというくらいの2色のタピオカがトッピングされています。

まずは頂上のプリンから頂いてみます。
★写真8(珍珠奶茶冰ごまプリンアップ)
おっ!ごま味のミルクプリン!
あっさりしているのかと思いきや、かなり濃厚です。ごまの優しい味が、口の中にいつまでも残っています。
これだけ注文して食べたいレベルの美味しさです。
 
タピオカは白と黒の2種類。
★写真9(珍珠奶茶冰タピオカ白アップ)
どちらもツヤツヤしていて美味しそうです。
★写真10(珍珠奶茶冰タピオカ黒アップ)
タピオカは予想通りモッチモチ!
ただ、黒糖味のタピオカのようなこってりした甘さはなくあっさり控えめです。
噛み応えがあって、これぞまさにQQ!最高です。
(※QQとは台湾で「キュッキュッと噛み応えがある」という意味合いで使われています)
 
メインのかき氷も一口。
★写真11(珍珠奶茶冰かき氷アップ)
ミルクティー味のかき氷です。

今流行りのふわふわのかき氷(雪花冰)もいいですが、ザクザクっとした昔ながらのかき氷も風情があっていいですよね。
ミルクティー味のかき氷は、上品な奥行きのある味わいでとっても美味しいです。
溶けたミルクティーとタピオカを一緒に頂けば、これぞタピオカミルクティーって感じでしょうか。
全体的に甘さ控えめでバランスが良く、飽きずに最後まで頂けました。
 
続いて、こちらのお店の一押しメニューをもう一品ご紹介致しましょう。

原味手打杏仁豆腐(ユエンウェイショウダーシンレンドウフ) 70元
★写真12(杏仁豆腐全体)
手作りの杏仁豆腐です。一般的な杏仁豆腐と比べると、色がかなり濃いです。
 杏仁豆腐は一つ一つが大きめにカットされています。
★写真13(杏仁豆腐アップ)
プルンプルンの食感と見た目通りの濃厚な味わいで、食べ進めれば進めるほどに癖になります。
また、自然な甘さで杏仁豆腐本来の味がダイレクトに伝わってきます。
素朴な味を好む台湾人に愛される理由がよくわかる一品です。
甘すぎるのは苦手で自然な風味のデザートを堪能したい、そんな方に特にオススメです。
 
食べ終わったら、返却口があるので自分で食器を返却します。
★写真14(返却口)
ということで今回は、美味しいタピオカミルクティー味のかき氷が食べられるお店のご紹介でした。
伝統的なメニューも現代風に上手にアレンジされているので、台湾のデザートが苦手な方でも抵抗なく楽しめると思います。
マンゴーかき氷もよいですが、ぜひこういうデザートも味わってみてくださいね。


春美冰菓室

営業時間:12:00〜21:00
最寄駅:南京復興駅