台湾の肉団子こと、貢丸(ゴンワン)。
お肉がみっちみちに詰まっていて、ブリンブリンの弾力が特徴の貢丸は、食べ応え抜群ですよね。
派手さはないけど、その歯ごたえに虜になった人も多いはず。
今回は、そんな貢丸が堪能できるお店をご紹介いたします。

場所は、雙連駅前の民生西路を西へ真っ直ぐ歩いて4、5分ほどです。

主播楊中化爆漿大貢丸(ジュウボウヤンジョンホワバオジャンダーゴンワン)
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店名の「爆漿」とは、ジューシーという意味になります。
食べ物やさんの看板などでよく見かける言葉です。


店内はこんな感じです。
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小さなお店ですが歩道から遮るものがないので、開放感があります。
このローカルな雰囲気がまた台湾らしくて気持ち良いですね。

さあ、注文しましょう。
メニューはこちら。
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オーダーシートはないので、口頭で注文です。
もちろん、メモ帳などに書いて見せてもOK。
お会計は食べ終わってからになります。

空いている席に座り待っていると、すぐにやって来ました。

四色貢丸湯(スーサーゴンワンタン)100元
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透明な台湾セロリが入ったスープに、味の異なる4つの貢丸と、大根が入っています。
とってもボリューミー!

ではさっそくこちらの白っぽいのからいってみましょう。
レンゲで持ち上げてみると、このはみ出る大きさ!
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ズッシリ重みのある貢丸、前歯でガブッといくと、ムチミチッとした歯触り。
あとはもう、噛むごとに口の中でお肉が弾む弾む!
よく噛みしめて味わっていると、椎茸の風味が広がります。
これは、香菇貢丸(シャングーゴンワン)ですね。

次は赤いのを。
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こちらは紅麹入り。赤いのは紅麹の色です。
紅麹は米を発酵させた麹菌の一種で、消化を助けたり、血圧やコレステロールを下げる効果があるのだとか。
紅麹入りの腐乳なんていうのもスーパーなどで見かけたりしますね。
ほんのり甘いような酸っぱいような風味で、体によさそうな感じもします。
そしてこちらももれなく、弾力満点!

続いて、もうひとつの白っぽい貢丸。
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うん!これはノーマルな豚肉ですね。
お肉の美味しさがダイレクトに伝わってきます。
こちらのお店、つなぎに小麦粉などの粉ものは使っていないそうで、それも美味しさの秘訣なのかもしれません。

ここで、一旦テーブル調味料を見てみましょう。
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お漬物っぽいものが2種類と、辛い調味料が1種類。
ちなみに手前は辛い大根の美味しいやつです。

やはりここは辛いソースですね。
貢丸に直接タラリ。
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おお、相性バッチリ!
全体的に優しい味なので、こんなふうに途中で変化をつけるとさらに美味しさがアップしますね。

最後は黒いのです。
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こちらはイカスミの黒。
びょんと白いイカの身も見えます。
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豚肉にイカの旨味がプラスされて、いやーこれもとっても美味。
4種類、ちゃんと全部味が違って、それぞれ美味しく堪能しました。


ということで、一度に4種類の貢丸が楽しめる、素敵な貢丸湯をご紹介しました。
こちらのお店、貢丸以外にも魚丸や肉羮といった練り物もあります。美味しいんですよね、台湾の練り物!
魯肉飯や麺類もあるので、その日の気分で好きに組み合わせて、さくっと晩ご飯にしたり、夜食にもいいですね。


主播楊中化爆漿大貢丸
営業時間:17:00~22:30
定休日:月曜日
最寄り駅:雙連駅