台湾の暑い夏に食べたいデザートと言えば、フワッフワのかき氷「雪花冰」。
口の中に入れた瞬間に溶けてなくなるあの食感が癖になりますよね。

雪花冰と言えばマンゴーが上にどっさりと乗ったものが定番ですが、今回は一味違う美容効果抜群の発酵食品「酒釀」を使った珍しい雪花冰をご紹介したいと思います。

場所は、MRT雙連駅1番出口から徒歩3分ほどの赤峰街にあります。

ちなみにマンゴーかき氷で有名な「冰讃」からも近いので、観光ついでに食べ比べをしてみるのも良いかもしれません。

心地日常(シンディーリーチャン)
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レトロな感じの白い外観が可愛いですね。
店内はおしゃれな雰囲気で、雑貨も販売しているようです。

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座席はカウンター席が数席とテーブル席が二つだけ。ゆっくりするというようりは、ささっと食べて次に行くという感じです。
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メニューは、レジ前にあるこの5つ。
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お店の看板商品である招牌はこちら「桂花蜜酒釀白玉雪花冰」です。
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商品が決まったら、メニューを指差しで伝えてお金を支払いましょう。
また、注文をした後に席に着くのがこのお店のルールです。

桂花蜜酒釀白玉雪花冰 150元(グエイホゥアミージョウニャンバイユーシュエホゥアビン)
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フワッフワの雪花冰!!
盛り付け方が美しく、とってもお上品です。
雪花冰の下には緑と白の湯圓、そしてその横に添えてあるのが「酒釀」です。

溶ける前に頂きましょう。
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雪花冰の上には金木犀のはちみつがたっぷりとかかっていて、甘いのにあっさりした後味がかき氷の冷たさによく合います。

湯圓(タンユエン)は真ん中に窪みがあり、そこに金木犀のはちみつがちょうど良い具合にかかっていたのでそのまま一口。
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湯圓はモッチモチ。
温かくてプルプルとした食感と、はちみつの甘さがこれまたマッチしています。
湯圓といえば、中に胡麻やピーナッツの餡が入っていることが一般的ですが、こちらのは具なし。

続いて、お店一押しの酒釀も頂いてみましょう。
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米の形そのままですね!
酒釀は日本ではあまり馴染みがないものですが、簡単にいうと甘酒の食べるバージョンでしょうか。

味は甘酒よりも濃厚で、甘みとアルコールのバランスが絶妙!
なんともいえない甘酸っぱい味わいがくせになります。

また、酒釀と雪花冰を一緒に食べてみると味が一気にマイルドになり、はちみつの上品な甘さも加わって、最高に美味しいです。

こちらの雪花冰は、どちらかというと大人の味。
練乳たっぷりのかき氷もいいですが、この味を知ってしまうとこっちも頻繁に食べたくなります。
ひと味違った雪花冰にもぜひ挑戦してみてくださいね!

ちなみにこちらのお店は最低消費額が設定されており、一人70元以上の注文をする必要があります。
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例えば、今回紹介した「桂花蜜酒釀白玉雪花冰」は150元なので、二人で一つをシェアするのはOKです。


心地日常

営業時間:12:00〜20:00
定休日:月曜日
最寄駅:雙連駅