暑い台湾でも一年中人気の料理といえば、ズバリ「お鍋」です。
お鍋といえばみんなでワイワイ食べるイメージですが、台湾は一人鍋も人気です。

ということで今回は、ピリ辛のミンチの肉味噌入りの麻辣火鍋を食べられるお店をご紹介したいと思います。

ちなみにこちらは、以前ご紹介した<紹香園 ご飯がススムススム!秘伝の辛い肉味噌を使った料理が美味しいお店>が移転した先となります。
移転後、残念ながらお鍋だけとなってしまいましたが、普通の麻辣火鍋よりも格段に美味しいのでオススメです!

場所は、南京三民駅2番出口を出て、パン屋一之軒を左折し2分ほど歩いた所にあります。


紹香涮涮鍋(シャオシィヤンシュアンシュアングゥオ)
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店内は広々としています。一人鍋のお店はカウンター席が主流ですが、こちらのお店はテーブル席。
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メニューはこちらです。
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まず、鍋(スープ)とお肉を選び、続いてご飯か麺かを選びます。
お店の招牌(おすすめ)は、紹子鍋(シャオヅグゥオ)。
「紹子」はミンチという意味で、辛いスープにミンチが入っている一風変わったお鍋です。

今回は、右上のランチ限定メニュー「什錦商業鍋」と「紹子商業鍋」を注文してみました。
ちなみに、商業鍋とその他の鍋との違いは量です。
商業鍋は量が少なめに設定されている分リーズナブルで、ビジネスランチって感じのものですね。
女性や、色々食べ歩きしたい人にちょうど良いサイズです。

注文が終わったら、ソース・お茶などを自分で取りに行きましょう。
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ソースはお好みで好きなだけOK。

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台湾の味に挑戦してみたいということでしたら、右下の沙茶醤(サーチャージャン)を少し足してみましょう。
魚介をベースに煮込まれた独特な香りが特徴のソースで、一気に台湾の味になります。
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今回は、沙茶醤に醤油、酢、ネギを混ぜてソースを作ってみました。
この味、一度ハマると抜け出せなくなる不思議なソースです。
 
ちなみにお茶はソースの反対側にあります。
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一人鍋のお店には必ずあるアイスクリーム。
こちらのお店にもありました。
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必要なものを揃えて席に戻って来た頃に、ちょうどお鍋がやって来ました。

紹子商業鍋(シャオヅシャンイエグゥオ) 200元
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お肉は牛肉(ニョウロウ)をチョイスしてみました。

スイッチはそれぞれの席にありますので、鍋が来たら自分で電源を入れます。
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8分ほどでちょうどいい具合に出来上がりました。
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スープは、舌が痺れる「麻(マー)」の辛さと、ピリピリとした「辣(ラー)」の辛さが同時にやってきて口の中に広がります。
辛いだけかと思いきや、ベースの清湯スープがまろやかさをプラスしてくれて、後味はなめらかに。
辛いけれど奥行きのある味わいで、かなり美味しいです!!

こちらは「凍豆腐(ドンドウフー)」。日本では凍み豆腐と呼ばれています。
お鍋で煮るとフワフワになり、食感がクセになります。
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 最後に、シメの麺を投入。台湾の鍋料理には欠かせない「王子麺(ワンヅミエン)」です。
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ピリ辛のスープがいい感じに染みて最高です。
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続いて、辛い鍋が苦手な方にこちらのお鍋をご紹介いたします。

什錦商業鍋(シージンシャンイエグゥオ) 160元
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 お肉は豚肉、豬肉(ジューロウ)をチョイス。
大骨清湯の究極にシンプルなスープ。
写真では伝わりにくいですが、一瞬本当にスープかなと思うくらい透き通っています。
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 味は見た目通り上品な味です。
美味しすぎて、何杯でも飲めてしまいます!
食べ歩きで少し疲れた胃を休めたい時にもオススメです。

最初に準備しておいた沙茶ソースにつけて頂いてみました。
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これぞ台湾の味!
沙茶の独特な味がありますが、ホントハマると癖になります。


ということで今回は、台湾で人気の一人鍋のお店のご紹介でした。
麻辣火鍋(マーラーホゥオグゥオ)のお店は色々ありますが、辛いだけでなくしっかりとスープの味を味わえるこちらのお鍋は本当にオススメです。
ぜひ一度はこの味を堪能してみて下さいね。


紹香涮涮鍋

営業時間:11:00~14:30 / 17:00~21:30
定休日:なし
最寄り駅:南京三民駅