台湾グルメといえば、魯肉飯や鶏肉飯などの肉料理を思い浮かべるかもしれません。 
しかし台湾でもう一つ忘れてはならないのが、魚料理です。

緑の地下鉄で台北より少し南方面に行った、MRT七張駅にそのお店はあります。 
添加物などは一切使わず、甘みも全てサトウキビなど天然のものを使っているというこだわりのお店です。

場所はMRT七張駅2番出口から少々歩きますが、民族路沿いにあります。

超人鱸魚湯(チャオレンルーユータン)
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ローカルのお店ですが、店内は掃除が行き届いておりとても清潔です。
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リピーター客が多いようで、みんなで楽しそうに世間話をしていたのが印象的でした。
地元の人達に愛されているお店のようです。


入り口にオーダーシートがあるので、ペンと一緒にとって店内へと入っていきましょう。 6d3a87c7

ラミネート加工された日本語メニューもありました。
中国語がわからなくても安心ですね。
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オーダーが程なくしてやって来ました。
このお店の看板料理の一つ目です。 

鱸魚湯・中(ルーユータン)170元 
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ちなみに「中」は中サイズという意味ではなく、魚の真ん中(胴体部分)という意味です。
スープは昆布系のダシに魚骨の味わいが染み出した複雑な味わいです。 
魚は新鮮そのもののスズキでした。
結構あっさりしていますが、魚介の旨味が濃縮されていて身体に染み渡る美味しさでした。 

看板商品2つ目はこちら。 
石斑魚湯・尾(シーバンユータン)350元ほど。 
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日本語メニューによると、この魚は高級魚のアオハタだそうです。
アオハタって、不飽和脂肪酸のオメガ3を豊富に含んでいて美肌効果があるみたいですね。
魚の身自体弾力があり新鮮でとっても美味しいです。 
サイズが大きいので、二人で一つくらいがちょうど良いかもしれません。

魚が美味しいお店ですが、お肉料理もあります。
先ずは、店員さん一押しの豚足です。 

滷汁豬腳(ルージージュウジャオ)120元ほど (量り売り)
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もうたまらないくらいプリップリです。
この豚足にこのお店手作りの唐辛子の調味料を加えて一緒に頂きます。 IMG_5589
唐辛子のピリピリとした辛さと豚足のほんのりとした甘味がマッチして癖になる美味しさです! fullsizeoutput_5e5
肉本来の美味しさがしていてとても美味しく、味付けは醤油ベースで甘いシンプルな味わい。
八角などの臭み消しを使っていないのも、素材が良い証拠でしょう。

ちんなみに、唐辛子の調味料は販売もしていました。
一つ250元だそうです。
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こちらも頼んでみました。
 
焢肉(コンロウ)60元
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豚バラ肉の角煮ですね。 
コッテリなはずなのに、パクパクと食べれてしまう美味しさ!
白飯が欲しくなる美味しさです。

ということで、こちらを注文。

魯肉飯(ルーローファン)(小)30元 
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これもまた美味しい!!
八角が使われておらず、日本人にも親しみやすい味付けですね。 

雞肉飯(ジーロウファン)(小)40元 
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他のお店と比べると肉の束が大きめです。
ご飯には鶏油がかかっており、全体が鶏鶏しくて濃厚!!
しかもこの鶏肉、かなり味が濃くてかなり美味しい鶏肉飯でした。 


野菜もいただきましょう。

地瓜葉(ディーグワイエ)60元
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日本ではあまり食べる機会のないサツマイモの葉ですね。
これがまた美味しい!!
芋の葉を茹で上から紅葱油(エシャロットを炒めた油)、ニンニクと塩を少々加えただけの究極にシンプルな料理です。
台湾の葉野菜って本当に美味しくてオススメです。 


ということで今回は素材の味を心ゆくまで楽しめるお店のご紹介でした。 
開店、閉店と回転の早いのが特徴の台湾の飲食店ですが、店主の人柄やお店の味が良いからこそ地元民に愛さ続けるお店でした。
台北市内からも少し離れていますが、噂通りの本当に美味しいお店でした。
美味しい魚が食べ台湾!ということであれば、少し足を伸ばして行ってみてはいかがでしょうか。


超人鱸魚湯

新北市新店區民族路211號
営業時間:11:00~14:00、17:00~19:30 
定休日:日曜日・月曜日 
最寄り駅:七張駅